【未知への挑戦、兼松で解く】【18卒】兼松の夏インターン体験記（文系/夏）No.1024（西南学院大学/女性）（2018/1/31公開）

長年商社に憧れており、実際に就活が始まる前に商社の業務内容や自分の適性を確認したかったのが１番の動機です。商社は５大商社しか名前を知らなかったので、中堅商社の兼松がどのような会社なのか知りたかったので応募しました。

ESの提出が必要であるため、大学の就職課が行っているES書き方講座に参加するなどして対策をしました。

兼松が過去に行ったビジネス事例を体験

1日目にやったこと

まずは兼松の会社説明があり、その後兼松が過去に行ったビジネス事例をグループワーク形式で疑似体験。ディスカッション、プレゼンテーション等を実施した。インターン全体の所要時間は２時間半程度。

営業部の方と、人事部の方。

なし

兼松では、「奪い合う」よりも「ソリューションを考える」ことを重視しているという人事の方の言葉が印象に残った。グループワークでは、どのグループも「奪う」に近い結論を発表していたが、兼松流だともっとロジカルに考え抜き、参加者全員が驚いた結論に至っていたのでまさにこの「ソリューションを考える」を体現していると思った。

協調性とコミュニケーション力の高い学生が多かったので、グループディスカッションに関してはとてもスムーズに進めることができ苦労しなかった。しかし、インターン自体の時間が短かったため、最後のプレゼンの準備の時間があまりとれず、いかに効率よく対処するかということが大変だった。

商社全般の業務内容を学んだうえで、他の商社と兼松の違いやどのような人材を求めているかなどを詳しく教えてくださったので、その点についての学びが大きかった。実際に起きた事例なども教えてくださったので、より臨場感をもって仕事の疑似体験をすることが出来て満足した。

やはり貿易の知識などを多少知っておくと、グループディスカッションで話についていきやすい。あと、新聞は毎日読んでおくべきだと思った。

架空の事例を題材にするのではなく実際に兼松で過去に起きた事例を使ってグループワークをすることによって、いかに兼松流のやり方で問題を対処していくのか、ということを体感できたから。また社員の方々を通して社風も感じることが出来たので、入社後の働き方などが想像しやすかった。

内定直結型ではないと思った。私が知らないだけかもしれないが、インターン参加者の中でその後声がかかったという話は聞いていない。しかし、会社説明会などが３月から始まる前からこのように会社の事や事業内容、求める人物像などを知ることができるので、商社や兼松を志望する人にとっては大変貴重な機会だと思う。

社員の方のスペックが高く、自分の能力との差を感じ、また業務内容が自分のやりたいことと少し異なるように感じたので、「まず商社自体が自分に合っていないのでは」と感じたので、志望理由は下がった。このようにインターンに参加することで、その業界が自分に向いているのかいないのかがよくわかるので、どの業界のインターンもとりあえず参加しておくべきだと思った。

インターン参加者には後日、兼松の内定者との座談会に招待してくださった。インターンの参加自体が選考で有利になる、というよりは、選考が始まるまでの間に企業研究の機会が一般の学生よりも多く与えられるという点で有利。

特に業界は決めていなかったが、商社、IT系、メーカーを漠然と志望していた。特に商社に関しては、業務内容についてあまり理解していないにも関わらず高校生の時から憧れであったので、インターンも真っ先に商社から応募した。普段消費者からあまり知られていないBtoB企業を中心にインターンに参加しようと思っていた。また、ベンチャー企業にも興味があり、積極的にセミナーにも参加していた。

実際に商社の業務内容を体験してみると、自分がやりたいと思っていることと違うと判明したので、その時点で商社を志望することをやめた。就活が本格的に始まる前に自分に合わないということが分かって本当に良かったと思う。このインターンを通して、私は他社の商品を取り扱うよりも自社の商品を世界に広めていきたいと思ったので、業界をメーカーに絞ることにした。