【地域課題解決の革新】【22卒】東日本電信電話（NTT東日本）の冬インターン体験記（文系/総合職）No.15167（慶應義塾大学/男性）（2021/5/28公開）

通信インフラというビジネスに興味を持った中で、NTT東日本は知名度、規模が圧倒的であり、参加してみたいと考えたから。また、5日間を通じて事業立案を行うインターンシップであったため、自らの成長にもつながる、優秀な学生と交流できると考え応募した。

特には対策はしていなかった。GDのテーマがNTT東日本の事業内容と紐付けできるような内容であったため、なるべくNTT東日本の事業と親和性の高いビジネスになるよう議論をそれとなく誘導した。その点が評価されたと考える。

個別の面接選考ではなくGD選考であったため、ガツガツしすぎず最低限の発言を心がけていれば特に問題ないと考える。

地方創生を目的にした新規事業立案グループワーク

初日：概略説明、テーマ決め
2日目：フィールドワーク（調査）
3日目：グループワーク
4日目：グループワーク
5日目：グループワーク、発表、振り返り

新規事業立案に際する、事業の主体や関係者、その方法や活かせるアセットなどの考え方。

地方創生を目的に、地域の課題を解決！

前半にやったこと

初日はインターンシップの目的やNTT東日本に関する基本的な事業説明、そしてその強みやアセットなどを紹介してもらった。その後グループに分かれてテーマを設定し、新規事業立案に際し必要な調査の計画を立てた。
2日目は、調査する時間が自由に与えられ、自治体や企業などにヒアリングを実施した。

後半にやったこと

3日目、4日目はひたすらグループで議論を重ね、提案内容をブラッシュアップしていった。最終日は発表の前に最終確認があり、発表、講評、総括という形であった。議論が終わらず日々居残りで作業を進める班も多かったと聞く。

事業部の部長クラス

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２班に1名人事部の社員がメンターとしてつき、議論の軌道修正や参考となる知識等の意見をくれる。中間報告と題して現場の中堅社員に対してプレゼンをする機会もあった。最終日の発表には部長クラスの社員が評価してくれた。

自分の班は、最終日の発表に向けて3日目は午後9時ごろ、4日目は午後11時ごろまで居残り作業をしており、参加必須のような同調圧力が存在したことは正直好ましくなかった。また、担当の社員さんも細かくアドバイスをくれるとはいえ議論を再度引き戻してしまうような発言もあったため、正直困る部分もあった。

自グループの学生とは5日間も顔を合わせる分、非常に仲を深めることができる。全員が主体的・積極的に議論に参加しており、非常に充実したワークであった。

NTT東日本は固定電話の会社という固定観念が全て一掃された経験から、今まで自分が一般消費者として見て捉えてきた会社の姿と実際にその会社が現在手がけている仕事とは大きなギャップがあるということを改めて実感する機会となった。その結果、企業研究、業界研究の重要性に気づき、今まで以上に取り組むようになった。

基本的な知識等はインターンシップの初日に説明してくれるため、特に準備は必要ない。5日間頑張り通す体力とやる気があれば十分。

新規事業立案という実際に様々存在する業務の中でも非常に面白い部分を切り取ったワークであったとは思いつつも、ビジネスの立案方法や考えなければならないエッセンス等を学ぶことができ、その一つ一つが面白いと感じたから。また、企業の雰囲気が非常に自分とマッチしており、話していて心地がいい社員さんが多かったから。

インターンシップを通じて、NTT東日本の事業領域から社員の方が抱かれている想いや描く夢に至るまで様々なことを体験し吸収することができたため、企業研究を十分にすることができたから。また、人柄重視の企業であると考えており、自らの性格や人柄と社風・雰囲気が非常にマッチしていると自ら感じたから。

志望度が上がった理由は、電話回線の会社という固定観念を打ち砕くような幅広い事業領域を持ち、そして豊富なアセットを活用した新規事業を次々に展開していることを肌で感じ学んだからである。docomoやKDDIなどもNTT東日本の固定回線がなければ携帯電話サービスを提供できないと知り、全てを持ってしまっている企業の優位性、強さを改めて実感したから。

インターンシップ参加者には早期選考ルートが用意されている（夏季・冬季問わず）。1月ごろにGD選考が行われたのち、早い学生では2月に最終選考があり、内内定を獲得できる。

大学の先輩に内定者が多くいるという理由で金融やIT（通信）業界を多く見ていた。そしてこのインターンシップを経験するまでは金融業界、特にメガバンクなどの方が志望度が高かった。しかし、本インターンシップを通じて通信ビジネスの面白さやこれからの社会基盤を自ら創造し作り上げることが可能なビジネスに惹かれ、通信業界についても更なる業界研究、企業研究に取り組むようになった。

NTT東日本は古くからある日本企業の典型であり、重厚長大でお堅いイメージを持っていたが、蓋を開けてみると積極的に新規のビジネスを進めてベンチャー企業とも連携し、通信の枠に囚われないビジネスを展開していることを学んだ。NTT東日本であれば実績やアセットなど重厚長大であることのメリットを活かして新たな当たり前、そしてNTT東日本でしかできないことを作り出せると考え、志望度が非常に高まった。