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Sansan株式会社 報酬UP

【世界を変える独自の価値】【17卒】Sansanの本選考体験記 No.1754(慶應義塾大学/)(2017/6/13公開)

Sansan株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2017卒Sansan株式会社のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2017年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 慶應義塾大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

少人数セミナー(6月) → 1次面接(6月) → 2次面接(6月) → 3次面接(7月)

企業研究

・経営理念・事業内容がシャープである分、「なぜSansanなのか」をしっかり言語化しておいたほうが良い。「名刺」は学生にとって馴染みの無い文化であるのに対して、社員はそこへの共感を求めてくるので、乖離が生じやすい。そこで、「名刺への共感」という枠組みで考えるのではなく、「新しい価値の創造」や「日本から世界へのチャレンジ」というように自分が共感できる範囲で解釈を広げ、そこに原体験を裏付けさせていく方向性が正当と思われる。

志望動機

・Sansanが日本だけでなく世界を変えるサービスになりうるのではないかと感じたから。自分は幼少期の海外経験より日本人であることの矜持を人一倍感じており、日本の世界に対するプレゼンスを高めてみたいと考えていた。そのような原体験から、自身のやりがいとSansan自体の成長を重ねられるのではないかと考えていた。・自分自身が独自の価値を提供するサービスを作り出すという目標があるから。既存の業界区分を引き直すブルーオーシャン的なプロダクトを創出する場合、戦略策定・マーケティングが特異になる。Sansanではまさにそのような経験ができるのではと感じた。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官1
面接時間
50分
面接官の肩書
5年目のPM
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

評価された点としては、カルチャーへのフィット、マインド、インターンにおけるマーケティングや事業企画の実務経験。自分のこれまでの経験や今後の目標意識などが聞かれたことから、おそらく1次面接ではベンチャー企業に属する人間として適切な人間性、向上心、スキルなどが重点的にチェックされていると思われる。総括して、自ら考えて意思決定ができる人間かどうかが確認されていると思われる。

面接の雰囲気

非常に和やかに進んだ。面接官が年齢が近かったこともあり、自分が話すことに対して共感や同調してくれ、話しやすかった。一方で、自分自身の根源的な性格やモチベーションに対して鋭く洞察してくるような質問もあり、気は抜けなかった。

1次面接で聞かれた質問と回答

インターンでの経験で自らの工夫した点とそれの成果を教えてください。

教育系企業のインターンにおいて、インターネット家庭教師のwebマーケティングを担当していた。ある程度の広告予算をかけても成果につながらない現状を鑑みたとき、そもそものターゲティングが間違えているのではないかと仮説設定した。そこで、既存顧客の情報をリサーチし、セグメンテーションの軸を練り直した。それに基づき検証した結果、現状より高い数値の指標が観測され、仮説が有意であることがわかり、広告予算を投下した結果、以前の2倍の売り上げを獲得できた。注意したのは、「課題」「仮説」「検証」「アクション」「成果」という明確な構造で話すこと。

自分自身はどのような人間だと思うか?

常に「独自の価値」を追求する人間だと回答した。幼少期での海外の学校での授業で自分が描いた絵が周囲の様々な人種の生徒に賞賛された経験から「いろんな人々に普遍的に共感されるような価値を生み出していきたい」と考えるようになり、学校内で漫画を描いて配ったり、文化祭の企画を行ったり、部活でリーダーを務めて環境作りを行ったり、インターンで事業企画を行ってきた。注意した点としては、現在の行動原理(=価値観)とそれがどのような体験に支えられているのかという点をわかりやすく説明できるようにした。

2次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官1
面接時間
50分
面接官の肩書
10年目の現場マネージャー
通知方法
メール
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

面接官がビジョナリーな方であるため、「Sansanの理念に共感しているか?」が非常にチェックされている感じがあった。序盤は「自分で事業を興したい」と自分個人の軸を強調して話していたが、だんだんと怪訝な表情になっていたため、Sansanへの共感を伝えたところ(虚偽ではない)、納得した表情をされた。しかし、ただ「共感してます!」と伝えるだけでは不十分で、その背景にある原体験や価値観を伝えることで説得力が増したと思われる。

面接の雰囲気

圧迫ではないが、淡々と質問がされる空気。自分の回答とその思考背景を常に見られている感覚があり、気が抜けなかった。

2次面接で聞かれた質問と回答

将来はどんなことがしたいですか?また、それに従ってどんなキャリアを考えていますか。

将来は「既存の業界構造を変えるような独自の価値を生み出す事業」を作りたいと考えている。自分自身、「独自性をもとに人々の共感を得る」ことがモチベーションの根源となっており、様々な活動してきたが、ビジネスが一番モチベーションの再現性が高い領域だいう結論に至った。このため、そのような事業を作りたいと考えている。また、キャリアとしては、いきなり起業や新規事業を始めるよりも、ある程度リソースがある企業に入るほうが自分の能力を高めやすいと考えているため、そのような企業に入ってから起業や事業家という道を検討する。注意した点としては、一貫性。「過去」「現在」「将来」の時系列で活動内容は変わるものの、バックボーンとしての価値観はぶれていないことを主張した。

あなたは弊社で何を成し遂げたいと思いますかか?

長期目標としてSansanの提供価値を世界中へ広げたいと考えている。そのために、中期目標としてアジア圏でまずトップシェアを獲得することを成し遂げたいと考えている。その理由として、自身の「日本から世界を変える」という夢とSansanの経営理念を重ねられていることと、将来的には起業を見据えておりSansanで成果を出すことが起業に際しての自信やスキルに直結すると考えていること、この2点を挙げた。注意した点としては、「起業するためにスキルをつけたい」という個人軸と、「Sansanを大きくしたい」という組織軸の交点をしっかり説明するようにした。

最終面接 落選

実施時期
不明
形式
学生1 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
社長
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

人生の節目節目でどのような意思決定をしてきたのか、またそれはどのような思考プロセスなのかというのをしっかりチェックされた。自分は幼少期に幾多もの環境変化があり、その都度自らのやり方で適応を図ってきた経験から自ら考えて行動する姿勢をアピールしたところ非常に刺さっていたし、内定をもらった後のフィードバックで実際にそこが評価されたことを伝えてもらった。

面接の雰囲気

圧迫ではないが厳然たる雰囲気で進められた。面接官も余計な質問をせず、本質を突くような質問ばかりで、気が抜けなかった。

最終面接で聞かれた質問と回答

なぜ今の大学・学部を選んだかを教えて下さい。

将来への可能性と入学までのコストの均衡点で選択した。高校生時点で、父の影響から漠然とビジネス分野への関心はあったものの、具体的な分野や職業までは絞り込めていなかった。このため、ビジネスで活躍している人材を多く輩出している大学・学部を検討していたが、当時部活に熱中していた関係もあり受験勉強の時間があまり取れなかった。そうしたことから、この2条件を重ねた時の大学が第1志望の大学となり、現在の所属大学でもある。

自分に対する問いの設定として「どんな人間になりたいですか」「どんなことを成し遂げたいですか」のどちらがしっくり来るか?また、その回答を教えて下さい

「どんなことを成し遂げたいか」で、事業を通じて独自の価値を創出したいと考えている。(理由は前述の通りで割愛)20台後半をその1つの節目と考えているが、どのドメインでどのような事業を作るかどうかはまだ決定できていない。このため、ファーストキャリアとして①起業を志す社員が多い組織であること②様々な分野に精通した人が多いことの2点軸を持っている。注意した点としては、「起業したいが何をするかが決まっていない」という点をいかにカバーするかを考えたこと。

内定者のアドバイス

内定に必要なことは何だと思うか

他のベンチャー企業においての共通項でもあるが、「個人軸」と「組織軸」を両方持っておいたほうが良い。前者は「自分は将来何をしたいか」「どのように生きたいか」という自分個人の志向性のこと。後者は「その企業で何が貢献できるか」という組織に与えうる影響性のこと。ベンチャー企業は往々にして個としての成長と組織への貢献双方を求めてくるので、両方を説得力持って伝えることが大事。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

・自分で考えて行動できる人材であるかどうかをかなり見極めてくるので、その素養があるか・うまくアピールできるかどうかが大きな分かれ道になると考えている。・内定者の共通点としては、「学生時代に何か1つでも突く詰めて努力した経験」である。留学経験者、体育会、エンジニア、インターンなど経験の種類はバラバラであるが、各々が1つの活動に深くコミットし研究し何かしらの成果を得てきた経験を持っている。

内定したからこそ分かる選考の注意点

2次選考以降は、自己分析と企業に対する理解は必須である。「自分が何者であるか?」と「なぜSansanか?」を深く問うてくる。そのための解が得られないようであれば、自己分析をしたり、人事の方や他の社員さんとの交流を通じて企業のカルチャーを理解し、自分なりに言語化していく必要がある。特に社長面接では、一定のロジカリティーが問われると思うので、プレゼンテーション能力も必要である、

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 20代の成長環境
  • 社員の魅力・実力
  • 将来起業を見据えて働きたい
  • 成長市場で働きたい
  • 海外拠点で働きたい
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

入社を迷った企業

合同会社DMM.com

迷った会社と比較してSansan株式会社に入社を決めた理由

理念・事業内容のシャープさに共感したため。DMMはこちらの枠組みをほぼ持っていなく、非常に幅広い分野で事業展開している分、中長期的に突き抜けるイメージが持てなかった。しかし、Sansanは名刺という文化に限定している分、プロダクトに投資を集中させることができ、世界を目指せるのではないかというワクワク感を持つことができた。

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Sansanの 会社情報

基本データ
会社名 Sansan株式会社
フリガナ サンサン
設立日 2007年6月
資本金 62億3665万円
従業員数 1,899人
売上高 338億7800万円
決算月 5月
代表者 寺田親弘
本社所在地 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町1番1号
平均年齢 32.1歳
平均給与 752万円
電話番号 03-6758-0033
URL https://jp.corp-sansan.com
NOKIZAL ID: 1681838

Sansanの 選考対策

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