22卒 本選考ES
総合職(技術系)
22卒 | 岡山大学大学院 | 男性
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Q.
あなたがこれまで挑戦してきたことの成果と、その経緯を教えてください。(600文字以内)
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A.
私は自分の研究において、明確にされていなかったデータの評価基準の作成に挑戦しました。私の研究では細胞の中にできる顆粒を一つ一つ数えることでデータを出しています。しかし、前任者の方から私が研究テーマを引き継ぐまでは、明確な顆粒の大きさの基準がなく、経験による目視で判断して数えていました。そして、私も先輩に経験を伝授していただき、数えていたのですが、毎回自分の中で同じように数えられず、基準がないことに疑問を感じていました。そのため、データを出したときに再現性が低いことが問題でした。そこで、私は顆粒を一つ一つ囲み、顆粒の面積を計測することで大きさを数値化し、顆粒と判断できる基準値を作成しようと考えました。数値化するためには、5000個以上の細胞から計測する必要があったため、長い時間がかかりましたが、コツコツと粘り強く行いました。その結果、顆粒の大きさの下限値と上限値を設けることができ、研究室に新たな知見を増やすことが出来ました。また、計測していく中で、前任者の方が身に付けていたと思われる大きさの感覚も身に付いた気がしました。そして、基準に従い数を数えていくことでデータの再現性が高くなり、十分な研究成果を得られたため、学会で発表することが出来ました。この経験を通して地道な作業も粘り強く行う力が身に付きました。貴社に入社して、すぐに成果の見えない業務にも粘り強さを活かして挑戦したいです。 続きを読む
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Q.
あなたが日頃心掛けていることと、その心掛けのきっかけとなったエピソードを教えてください。(400文字以内)
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A.
私は課題の本質を追求して解決策を考えることを心掛けています。そのきっかけとなったのが塾講師のアルバイトです。塾の生徒の中で学習内容が定着せず、成績に伸び悩む生徒が複数いました。そこで、成績が向上しない原因を見つけるために、生徒に塾での学習に対するアンケートを取りました。すると、勉強に対してやる気が起こらない、問題を解くばかりの形式的な授業がつまらないという問題点が分かりました。そのため、私は生徒と相談しながら、進路の目標を立てることで勉強へのモチベーションの向上を支援しました。また、授業終了前に学習内容を私に説明してもらったり、クイズを出したりして指導法も工夫しました。その結果、早めに塾に来て自習する生徒やテストの結果を私に報告してくれる生徒が増えました。さらに、志望校合格率が9割に向上しました。この経験を活かし、今後も常に課題を正しく把握し、問題点を解決していきたいと考えています。 続きを読む
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Q.
加工食品についてどう思いますか。加工食品についてのあなたの興味や考えを自由に記述してください。(400文字以内)
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A.
加工食品は今後、「美味しく健康」というニーズに応えることが必要だと考えています。加工食品は、共働き世帯の増加に対する時短商品の提供、消費者の高級志向に対する高付加価値製品の提供などを通して多様なニーズに貢献してきました。そして、現在ではどの食卓においても欠かせないものであると感じます。その一方で、栄養素の偏りや塩分の過剰摂取など、健康に悪影響を与える可能性もあります。また、予防医学の重要性が増し、消費者の健康志向も高まっているため、食生活に高い貢献度を持つ加工食品こそ、健康にアプローチできると思います。しかし、現在販売されている健康を意識した加工食品は、味の物足りなさによる普及率の低さが課題であると感じます。そこで、商品を育て続けることに強みを持ち、ロングセラー商品を数多く開発している貴社であれば、健康と美味しさを追求し続け、多くの方に愛される健康な加工食品を創り出せると考えています。 続きを読む
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Q.
研究内容(200文字)
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A.
核内ストレス顆粒形成機構の解明:細胞はストレスを与えられると身を守るためにストレス応答という防御機構を働かせます。ストレス応答の一つが細胞の核内でRNAとタンパク質が凝集することによって形成される「核内ストレス顆粒」です。しかし、形成メカニズムは不明な部分が多く残されています。そこで、本研究では2つのタンパク質複合体が顆粒の形成に影響を与えているという仮説を立てて、検証することを目的としています。 続きを読む
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Q.
学業以外に力を注いだこと
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A.
サークル活動で送迎係として休日の活動を支えました。私の所属するサークルでは休日は公共交通機関でアクセスしにくい場所で活動していました。そのため、自動車を使える人で協力して使えない人を送迎していました。私は、自動車を使え、休日のサークル活動を支えられることにやりがいを感じたため、毎週継続して送迎しました。その結果、メンバーから感謝のメッセージカードを受け取り、継続してよかったと心から感じました。 続きを読む