【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】社長【面接の雰囲気】人事の方が終始いてくださった。あまり面接という感じのしない気軽な面接であった。物腰も柔らかく、にこやかに質問された。【この会社を知ったきっかけ、どうしてこの会社なのか、まわりの反応は?】環境関連の計測器を作っている会社ということでナビサイトで調べていくうちに身近にこんな会社があったのかと知ったのがはじめでした。そしてこの会社のことを見させていただくうちに、一つの製品にじっくり向き合うことのできそうな会社であると思い、応募させていただきました。会社説明会を受け、社員の方とお話をする中で会社の雰囲気を知ることができ、自分に合っていると思い、選考を受けさせていただきました。就職活動の中で親と相談することはあまりなかったですが、この会社の名前を出させていただいた時も特に反対されることもありませんでした。その他のまわりも頑張ってとしか言われていないので特に何かを言われることはありませんでした。【何度も聞かれていると思うけどもう一度研究のことについて教えてください。】研究テーマは「LIEF法による直噴ガソリンエンジン混合気形成過の解明」です。ガソリンエンジンの中でも高出力、高熱効率である直噴ガソリンエンジンが注目されていますが、ガソリン噴射と燃焼を同じ場所で行う際の短期間でのガソリンと空気の混合気形成の制御の難しさや液体ガソリンが燃焼室壁部に付着することによる煤の発生などの問題もあります。そこで、それらの解決にむけて直噴ガソリンエンジン内のガソリン噴霧の挙動を調べる必要があります。その方法として、ガソリンの研究では例が少ないエキサイプレックス蛍光法を用いました。エキサイプレクス蛍光法とは、燃料と同様の蒸発特性をもった蛍光剤を燃料と混合して容器に噴射し、これにレーザー光を照射したときの蛍光強度を測ることで、噴霧されたガソリンの液相と蒸気相を分けて視覚化する方法です。研究では燃料にイソオクタンを使用し、蛍光剤にフルオロベンゼンとトリエチルアミンの混合蛍光剤を使用します。そして、実際のガソリンエンジン筒内と同じ条件で噴霧を行い、蒸気相の撮影を行います。この画像に対してソーベルフィルタ解析を用いて蛍光強度をガソリン濃度に変換し、濃度変化を解析することで噴霧の挙動を定量的に評価します。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】この会社を志望していること、まわりの反対がないことを明確に意思表示したことが内定につながったのではないかと思っています。
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