【地方銀行の魅力を体感】【22卒】関西みらい銀行の夏インターン体験記（文系/総合職）No.14280（大阪市立大学/男性）（2021/5/7公開）

もともと金融業界全般に興味を持っていたため、その中で地方銀行がどういう立ち位置でどういった役割をしているのかを知りたかったから応募した。また、業界理解や業務理解だけでなく、地銀の夏インターンに来る学生のレベル感を知りたかったというのも動機の一つ。

特に関西みらい銀行に特化して行った対策はない。金融業界や銀行のインターンシップの志望動機を考えて、学生時代力を入れたことをわかりやすく伝えられるよう工夫した。

特に重視されたと感じるポイントはない。他の日系大手の選考を突破できていれば十分だと思う。

個人営業と法人営業の銀行業務体感ワーク

まずは銀行がどのような業務をやっているのかを学習し、その後それをどのように活かせるのかを資料を用いつつ勉強した。その後、架空のケースにどのような提案ができるかを4人から5人程度のグループで話し合うグループワークが行われた。

個人・法人ともに地方銀行が抱える顧客層はどのようなものか、また、その層にどのような提案ができるか。また、潜在ニーズはどのように汲み取るか。

個人営業と法人営業の銀行業務体感ワーク

1日目にやったこと

銀行業務はどのようなものか、銀行の業界研究ワーク、その中での関西みらい銀行の立ち位置と強み、個人営業ワークをするにあたっての前提知識の共有や具体的なソリューションなど。そしてそれをもとにしたグループワーク。要は個人営業に関して理論から実践まで一気通貫して行った。

2日目にやったこと

1日目が個人営業に関するものに対して、2日目は法人営業に関して理論から実践まで一気通貫して行った。具体的には、法人営業はどのようにして行われているか、具体的なソリューションの学習、それをもとにしたグループワーク。

若手〜中堅人事

なし

銀行業務や関西みらい銀行について学んでいるときには、一方的に説明を受けるだけでなく質疑応答もあった。グループワークでは、たまにZoomのブレイクアウトルームに入ってきて、疑問点や行き詰まっている点を解消してくださった。

グループの意見がなかなか出ず、1〜2人の主体的なメンバーがほとんど決めてしまって、他のメンバーはそれに賛成するだけだったので、あまりインターンシップという感じはしなかったので残念だった。社員の方も間違っていたらさり気なく方向修正してくださるが、すべての班に共通なのか、発表時はどのグループも似たりよったりな発表だった。

4人グループで、2人が主体的に進めており、逆に残りの2人は受け身な印象だった。インターンシップ参加前の前提知識や、グループワーク前の座学がなかなか身についていないのかもしれないが、インターンシップに参加することが目的になっている人もいたように感じた。

地方銀行のリアルな業務内容と立ち位置、関西みらい銀行の雰囲気を知ることができたのは参加してよかったことだと思う。また、インターンシップに参加した学生が入社するわけではないものの、ある程度の学生のレベル感がわかり、たくさん勉強していて尊敬できる学生もいればあまりやる気もない学生もいるんだなと気づけた。

関西みらい銀行はともかく、銀行、とくに地方銀行がどのようにビジネスをしていて、その柱は何なのかをぼんやりイメージできているといいと思った。

社員の方はインターンシップを盛り上げようとしてくださっていたが、どうしても受け身の学生と熱量にギャップがあり、すこしぎこちない雰囲気になっていた印象があった。もちろん、意欲的な学生は積極的に社員の方とコミュニケーションをとっていたが、そうではない学生も多く、この企業で働いている自分は想像できなかった。

まず銀行が何をしているかをあまり知らない学生も多く、それに加えてあまり積極的ではない学生もいたので、人並み以上に勉強して意欲的に行動しつつ、面接などで笑顔で端的にコミュニケーションがとれれば内定を取れそうに感じた。ただ、時期的にまだ就活を始めたての人もいたので、経験値の差かもしれない。

インターンシップに参加した全学生と全社員を合わせて、一体感があまり感じられず、やる気のある人とない人に二分してしまっていたので、正直あまり行きたいとは思えなかった。参加した一学生である自分でもそうしたぎこちない雰囲気を感じていたので、おそらく社員の方はもっと露骨に感じていたんじゃないかと思う。

単純に社員の方に顔と名前、そしてどういった人物かを覚えてもらえるのは有利になると感じた。また、銀行の業界研究や関西みらい銀行がなにをしているのかをわかりやすく説明してくださるので、業界研究や企業研究にもなり、有利だと思う。

金融業界全般を見て、どこが自分にあっているかを探る段階だった。金融の中でも、メガバンク、地方銀行、証券、生命保険、損害保険、カードなど様々ある中で、ビジネスの進め方や業界特有の雰囲気などを見極めようと思っていたので、金融の中でもここ、というのは特になかった。ただ、参加前は地銀ということもありメガバンクには規模でもダイナミックさでも劣るのかな、と思っていた。

楽しそうに仕事はされているのかもしれなかったが、本心で本当に楽しんで仕事をされているのかは疑問があり、すこし自分には合わないかもしれないと感じた。また、事業内容も向かい風が吹いている中で、突破口をなかなか見いだせず既存ビジネスを続けていって、現在進行系でどのように収益構造を変えようと模索しているのかなと感じ、あまり将来性を感じられなかった。