【未経験からの挑戦】【23卒】関西みらい銀行の夏インターン体験記（文系/１Ｄａｙ仕事体験）No.20478（立命館大学/男性）（2022/3/10公開）

親会社のりそなが第一志望の企業だったため、そのグループ企業である関西みらい銀行に関心を持っていた。実際旧都市銀行のグループ会社でありながら関西圏で転居を伴う転勤がないという点でも非常に魅力的だと思い、応募した。

ESのみの選考だったため、なぜ本インターンシップに参加したいのかを意識して記述した。また、他の地方銀行との差別化を意識した。

ESのみの選考だったが、人事によると５倍ほどの選考倍率であったため、しっかりと内容を書くことが重要だったと考える。

架空の中小企業が抱える課題を解決する経営コンサルティングワーク

まず銀行の三大業務や企業に関する講義を受けて、その後事前配布の資料を基にワークを行い、最終的に発表する。

銀行の三大業務、不動産関連にソリューションや節税対策

架空の中小企業が抱える課題を解決する経営コンサルティングワーク

1日目にやったこと

グループで架空の中小企業の財務分析を行い、そこから見つけ出した課題を解決する施策を関西みらい銀行の商品から選択し、発表フォーマットにどう解決するかを記載し、全体で発表する。

人事部の社員

特になし

発表時以外は特に関わりがなかったが、発表に対して１００点の回答だと褒めて頂いた後に、１２０点にするための＋αの施策を提示していただいた。フィードバックが丁寧だったと思った。

不動産や法人税に関する専門知識を若干必要としたため、それを前提にワークを進めるのが難しかった。言葉の意味をお互いに教えあうことで解決したが、その分時間がタイトになり、最終の発表に繋げるのに苦労した。発表の準備時間があまりなかったため、アドリブで対応する場面が多かった。

皆基本的なコミュニケーションは取れていたが、専門的な知識を用いて若干難易度の高いワークだったため、終盤はついてこれず無言になる学生もいた。

地方銀行は中小企業によりそい、そのビジョンの実現を二人三脚で実現するパートナーであることを学べた。また、近畿大阪銀行と関西アーバン銀行という大阪の二大地銀が合併してできたことによる強みを理解することが出来た。そういう意味では、地方銀行でも独自性が高いのではと思った。

企業の概要を調べ、資料を読み込んでおくとよいと思った。また、専門用語を調べておくと、ワークを円滑に進められると思った。

実際の資料やソリューションを用いてワークを行ったため、実務への理解はかなり深められたと感じる。また、地方銀行の中でも当社はかなり特徴のある銀行であるため、自分が関西みらい銀行に入社したらどんな仕事ができるかをかなり具体的にイメージすることが出来た。

主に２点ある。１つはインターンを通して他社との違いを理解し、簡単な志望動機が完成したこと。もう一つは、当社は私の所属する大学から毎年一定数取っているため、しっかりと対策をして臨めば内定は出ると考えたためである。やはり関西基盤の地方銀行は関西の有名大学から積極採用する傾向にあるようだ。

関西を中心に転居を伴う転勤なしに働けること、りそなグループの完全子会社であるため、他の地方銀行よりも安定しており、お客様に提供できる商品の幅が広いこと、働いている社員の方々が関西人が多く、なじみやすいと感じたこと。この３点から、より高く志望するようになった。

インターンシップ参加による直接的な優遇は今のところ特になく、早期選考なども特にないため、ただ、イベントに複数回出席すれば、志望度の高さをアピールできるのではと思った。

金融業界を中心に見ていたが、地方銀行業界は今後合併や規模縮小でリストラの懸念が高く、あまり志望していなかった。実際自分は銀行はりそな以外はあまり志望しておらず、カードやリース、信販や損害保険業界のほうが志望度が高かったと記憶している。関西みらい銀行自体も志望していたというよりはりそなの志望動機に繋げるためにインターンシップに参加したという考えだった。

地方銀行の中でも企業によっては今後伸びる企業もあることを理解した。例えば大阪や京都は中小企業が多く、それを支援する地方銀行、信用金庫の需要は今後消えることがないと思った。また、大阪は西日本最大の経済規模を誇る都市で、都市が衰退する恐れはないため、大阪基盤の地方銀行は破綻のリスクが低いと思い、関西基盤の地方銀行を志望するようになった。