
23卒 本選考ES
技術系総合職 素材・プロセス(研究・開発、生産技術、品質保証)
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Q.
研究概要を簡潔に説明してください。(285文字以内)
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A.
私は現在、無色透明な有機太陽電池を指向した新規近赤外吸収色素の開発を行っている。地球温暖化が進行する中で、再生可能エネルギー技術の構築は緊急に求められている。現在普及しているシリコン型太陽電池と比較して、有機太陽電池技術は、柔軟性と軽量性を有し、大面積化が可能といった利点がある。私は、太陽光の中でも近赤外光に着目した。近赤外光のみを吸収することで、窓やビニールハウスなどへの塗付が可能な無色透明な太陽電池への応用が期待できる。本研究では、分子設計から合成経路の探索、そして太陽電池素子の作製まで行った。近赤外領域に吸収をもつ二種類の化合物を得ることに成功している。 続きを読む
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Q.
研究テーマを選んだ理由(170文字以内)
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A.
私が研究テーマを選んだ理由は、無色透明な有機太陽電池の将来性に魅力を感じたからである。利点として、窓などへの塗付やシリコン型太陽電池と組み合わせにより発電効率の向上が可能であることが挙げられる。私は、研究を通じて、環境問題解決に貢献したいという想いがある。このテーマでなら、画期的で社会に貢献できる研究になり、目標を叶えられると考えている。 続きを読む
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Q.
研究テーマで熱意をもって取り組んだこと(220文字以内)
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A.
研究テーマで熱意をもって取り組んだことは、合成技術の習得である。私のテーマにおいて、目的化合物が得ることが第一に求められた。そこで、過去の論文から情報を得たり、先生や先輩とコミュニケーションを積極的に取ったりすることで知識やコツなどを学んだ。そして、繰り返し自分の手を動かし、配属後約10カ月で200以上の実験を行い、実験技術を習得してきた。現在では目的化合物の合成に成功し、有機太陽電池と有機トランジスタのデバイスを作製まで行うことができる。 続きを読む
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Q.
当社で挑戦したいこととその理由(100文字以内)
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A.
自ら新規分子の設計をし、製品化まで行いたい。研究においても、分子設計から合成、デバイス作製まで全て行っており、自分の考案した分子がデバイスという形になる喜びは何にも代え難い喜びがあったからである。 続きを読む
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Q.
あなたという人物を自由に簡潔に表現(124文字以内)
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A.
私を簡潔に表現すると「狙った獲物を逃さない一途なハンター」である。私は物事において常に目標を掲げ、達成するために努力を惜しまない。強みである継続力を武器に、吹奏楽部では金賞受賞、県大会出場、高校・大学受験では第一志望合格という目標を達成してきた。 続きを読む