【21卒】八十二銀行の総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.10887（慶應義塾大学/女性）（2020/10/19公開）

①自分にキャッチフレーズをつけてください
②キャッチフレーズの説明
③あなたの写っている写真、写真が好きな理由、自分自身についての説明【300字以内】
④あなたが今までに充実感を得られたエピソードを1つあげ、内容と理由について説明してください。

過去のES体験談を読んでから書くようにしました。くわえて各質問において簡潔に書くことを意識しました。

筆記テスト

構造把握・国語・数学・事務適性検査・小論文の筆記テストを会場で受けた。構造把握はSPIに近いもので、数学に関しては高校レベルのものが出た。また小論文は最近話題になっていることについてお題が出されるので、ニュース・新聞を見ておけば問題ないと思う。

今までのOB訪問や選考において、常に笑顔でいることが多かった分、マイナスな感情を抱く経験について聞かれましたが、それを具体例と合わせて説明することができ、かつその感情を打破するために自ら行動できたことをアピールできたので、役員の方も納得しながら聞いて下さりました。

穏やかな雰囲気で行われました。初めは緊張していましたが、とても和やかに話してくださるのでありのままの自分で面接を受けることが出来ました。

いつも明るいイメージがあるけど、どんなときに悲しいなとかマイナスな気持ちを抱くの？

たしかに勉強・資格といった自分の努力で解決できることに対しては、持ち前の忍耐力で課題を克服してきたので、マイナスな感情を抱くことはありませんが、人間関係がうまくいかなくなったとき、「どうしたら良いのだろう」というマイナスな感情を抱きました。
具体的には、私は○○というカフェでアルバイトを行っているのですが、1人のバイトの方と上手くいかず「バイトを辞めようかな」と悩んだ経験があります。私が良かれと思ってやったことがその子にとっては余計なことで陰口を言われてしまうことがありました。私はどちらかというと、自分の考えをはっきりと伝えるタイプだったので、もしやる必要のないことを後輩がやろうとしていたら「やらなくて大丈夫だよ」とその場で伝えるのですが、その子はその場では言ってこないタイプだったので、どのようにしたらこの子との関係が上手くいくのか悩みました。

上記の質問に対して、その子とは結局仲良くなれたの？

このバイトの子と関係を修復することが出来ました。お互いにとって気持ちよく仕事を行える環境を作るために、私は2つのことを行いました。1つ目は何かやる前に「これやっておきますね」と一声かけることです。その仕事をやってあげて楽だと感じるかは人によって異なるので、自分の考えに固執するのではなく一声かけ、すり合わせを行うことで相手の考えを知るようにしました。
2つ目は私から声掛けを行うということです。少しでも私の仕事を手伝ってくれたとき、たとえ相手からの反応が薄くても、「ありがとうございます」と声掛けを行うようにして、私から壁を作らないということを常に意識しました。
この2つを継続して行ったことで、徐々にお互いが気持ちよく働けるようになり関係を修復することが出来ました。

どの企業を受けるか、選考状況はどんな感じか2週間に1度、メールで伝えるように言われましたが、特に圧迫感はなく納得がいくまで就活を続けさせてくれました。

八十二銀行に内定するために大事なことは2つあり、1つ目は誠実な人間であることをアピールすることです。地方銀行ということもあり、お堅い行員というよりかは誠実で穏やかな行員の方々が多かったので、カルチャーフィットしていることを感じてもらえるように接することが大切です。
2つ目はインターンに参加することです。やはりインターンに参加しているかどうかで本選考における優遇度合いが変わるので、少しでも興味があればインターンに参加しておくと良いと思います。

私が内定を頂けたと思う理由については、まずはインターンで積極的に発言していたからです。班メンバーがおとなしい学生が多かったので、議論を回す・発表するなどの役割を担うようにしました。このようになんでも頑張れる学生というイメージを、ガクチカにおいても伝え、再現性があるようにすることで、勉強し続けなければならない行員のお仕事に適性があると感じてもらえたのだと思います。

かなり多くの社員の方と面談があり(選考というよりかは業務理解のためではありますが)、そのときの印象は人事に引き継がれているので、どの行員の方と話すときも「この子と一緒に働きたい」と思ってもらえるよう心掛けることが大切です。