【安全性と効率性、両立の駅革命】【21卒】東海旅客鉄道（JR東海）の冬インターン体験記（文系/運輸系統プロフェッショナル職）No.9889（立命館大学/女性）（2020/7/21公開）

鉄道会社に興味があったからです。その中でも、日本の大動脈を支えている東海道新幹線を持っている点や、1dayインターンシップに参加した際、おもしろい人が集まっているような雰囲気を受け、応募を決めました。

ESを大学のキャリアセンターで添削してもらったり、合同説明会などに参加して企業への理解を深めるなどしました。

リニア開業後の理想の駅業務体制

1日目にやったこと

自己紹介等のアイスブレイクを行った後、在来線の職場見学をさせていただきました。設備を見せていただいたり、社員さんから直接話を聞く機会が多くありました。夜は三島の研修センターに移動。

2日目にやったこと

会社に関する講義を受けた後に課題発表のためにグループワークを行いました。グループワーク用に設定された時間はほとんどなかったため、各班夜遅くまで作業をしていました。

3日目にやったこと

朝からグループワークの仕上げを行いました。その後、グループワークの発表とインターンシップを通じて学んだことをまとめた個人課題の発表がありました。グループワークは優勝者の発表のみありました。

総合職社員

JR東海のグッズ

新幹線の利点である「安全性」を確保しながら駅の人員をスリム化する必要があるという点です。東海道新幹線は日本が誇る安全性の高い乗り物であるため、在来線との違う点をを明確に意識する必要があると感じました。

非常に多くの学びがあった分、時間に追われるインターンシップでした。3日間泊まり込みのため、活動は朝から夜遅くまであります。グループワークだけでも時間が足りないのに、個人課題もあったため、いかに要領良く課題を勧められるかが重要だと思いました。

鉄道会社が大事にしている「安全」はどのように作られているのか、現場を見たり、シミュレータを扱うことで実感できたことです。また、社風を知ることができたことも大きな収穫でした。鉄道は体育会系とよく聞きますが、その通りの部分が大きいと感じました。

鉄道他社が行っている事業や取り組みを勉強し、JR東海がどの部分に強みと弱みを持っているのか知っておくべきだと感じました。

1日目の在来線職場見学では、泊まり勤務の際に泊まる部屋や、社員さんの出勤の様子なども見せてもらうことができました。運転の様子も含め一連の流れを自分の目で見れたため、働くイメージが浮かぶようになりました。また、他の日程でも座談会や飲み会を通じて社員さんとの交流から想像しやすくなりました。

あくまで選考には関係ないと思いますが、体育会系の人や話が上手で顔をすぐ覚えてもらえるような人が多く、そのどちらでもないため危機感を持ちました。また、インターンシップから本選考への優遇が無く、選考回数も多いため、内定が出るとは言い切れないと感じました。

会社が行っている事業や社員の方々に魅力を感じたためです。東海道新幹線という唯一無二の存在があるにも関わらず、リニア中央新幹線に取り組む点やそれができる会社の財力は他社には無いです。社員さんも優しく声をかけてくれる人が多く、一緒に働きたいという気持ちが強くなりました。

社員の方がインターンシップ中に「本選考での優遇はありません」と仰っていたためです。社員さんとの繋がりはできるものの、参加してない人と選考回数は変わらないと聞きました。

鉄道を主としてエアラインなど交通機関に興味を持っていました。内定者の話を聞いたり1dayインターンシップの影響もあり本インターンシップの前からJR東海は第一志望群として考えていました。しかし就職活動を始めるのが遅く、本インターンシップの前には他社の企業研究なども行っていなかったため、あまり知識はありませんでした。

鉄道会社は採用区分が多く、そこから理解が足りていない状況でしたが、運輸系統プロフェッショナル職への志望度の高さが明確になり、第一志望に決めることができました。また、鉄道他社のインターンシップにも参加し、それぞれの社風の違いを意識するようになりました。同じような事業をしていてもかなり違いはあると感じました。