【未来を拓く製薬革新】【23卒】 日本新薬 全職種の通過ES(エントリーシート) No.76588（非公開/非公開）（2022/5/10公開）

2点課題がある。 1点目は国内の医薬品市場の縮小である。国内では、超高齢化社会により医療費が増大している。厚生労働省は医療費を削減するため薬価を引き下げており、国内の製薬会社は新薬が以前より低い薬価で販売されるため、収益を上げづらい状況である。現在、国内の製薬企業は海外企業の買収や業務提携を行うことで市場規模の大きい海外の売上高を増やしている。私は、製薬企業は将来の市場拡大のため、特に市場規模の成長が見込まれる新興国で同様の取り組みを行う必要があると考える。 2点目は日本の新薬の承認の遅さである。日本は他国と比べると新薬の承認が数年遅い。これは承認を待つ患者さんにとって大きな問題である。この問題を解消するため国際共同治験をより推進することに加え、国内の治験着手までの時間を短縮するため、審査部門の人数を増員することや専門医が揃った大規模な病院を作るといった環境面の改善を行う必要がある。 続きを読む

10年後活躍するには、論理的思考力が一層必要になると考える。 論理的思考力は情報を構造的に整理し、発信する力である。現在も例えば社内で業務の方針を話す際、自分の考えを論理的にまとめ、相手を納得させる発表をするには必須の能力である。昨今はAIの飛躍的な進歩により、AIが行う業務が増えている。私は、10年後は臨床試験のデータ解析などの業務は完全にAIが行い、重要な意思決定などの論理的思考力が必要な業務を人間が行う時代になると考える。 したがって、論理的思考力は10年後さらに必要な能力になると考える。 私は10年後を見据え、現在大学の研究活動で論理的思考力を養っている。具体的には、研究報告会で「なぜこの実験を行ったのか」を意識して報告することに取り組んでいる。 今後も研究活動を通して論理的思考力を養い、10年後までに自分の考えを分かりやすく発信できるようになることを目指している。 続きを読む

貴社のインターンシップを志望する理由は3つある。 1つ目は貴社の希少疾患の研究開発の詳細を学びたいからだ。 私の祖母は、○○○を患っている。有効な治療法がないため、症状が悪化し、手術も受け、現在も日常的に口渇や胃炎の症状に苦しんでいる。この経験から、私は、製薬会社で新薬の開発に携わり、祖母と同じ思いをしている患者さんを救いたいと考えている。貴社は高品質で特徴のある製品を提供するという企業理念のもと、様々な希少疾患治療薬を提供しており魅力を感じた。インターンシップでは、貴社が新薬を開発するために特に力を入れている点について学びたい。 2つ目は貴社が企業として業績を伸ばし続ける理由を学びたいからだ。 私は、成長する製薬会社で働き、革新的な医薬品の創出に携わりたいと考えている。製薬会社が業績を伸ばし続けるには、どの疾患の治療薬を開発するか方針を決定することが特に重要であると考えられるが、貴社は独自性のある多くの希少疾患治療薬を生み出し、業績を伸ばし続けている。インターンシップでは未だ治療薬がない希少疾患が多い中で、どのような視点や考え方から治療薬を開発する疾患を決定してきたのかを学ぶことで、貴社が進化し続ける秘訣を学び、今後自分が働きたい企業を考える機会にしたい。 3つ目は、過去にない事業への取り組み方を学びたいからだ。私は、貴社は早くから核酸医薬の研究に取り組み、日本初の核酸医薬品を販売している挑戦的な企業であると認識している。私は大学で前例のない球技大会を企画、開催した経験があり、初めての取り組みを行うことの達成感を感じることができたが、事業を終えるまでは過去にない事業を取り組む難しさを感じていた。インターンシップでは社員の方から初めての取り組みを成功させるために特に尽力した点を伺うことで、今後自分が前例のない取り組みを行う際に生かしたい。 続きを読む