【デザイン志向の挑戦】【21卒】エイチームの冬インターン体験記（理系/デザイナー職）No.8433（明治大学/女性）（2020/2/4公開）

逆求人サービスで社員の方とお話ししたことがあり，社風がとても気に入っていた。インターンシップのテーマが「ユーザにとっての価値とは何か？」を考えることのようで，自分の勉強したいと思っていたデザインの方向と一致しており，魅力的に感じたので応募してみた。

コーポレートサイトや就活会議などのページで企業研究をした。インターンシップの内容にどんなことをやるのか書いてあったので，ESの「インターンシップで身に付けたいこと」の部分をそこに寄せて書いた。

社内ツール

1日目にやったこと

社内見学のあと，チームでプロダクトの内容を考える。ペルソナやカスタマージャーニーマップなどの作成をしながら，チームで議論を行った。メンターが1チームに2人ついた。

2日目にやったこと

1日目に決定したプロダクトアイデアをブラッシュアップしていった。昼に中間発表として，アイデアをプレゼンする機会があり，そこで他のチームの学生・メンターからフィードバックがあった。午後はプロダクトのプロトタイプを作った。

3日目にやったこと

2日目の続きとして，プロトタイプの製作をおこなった。夕方に最終発表として，ペルソナやカスタマージャーニーマップなどとともにプロトタイプを見せる発表をした。終わった後には懇親会が企画されていた。

3日間メンターを務めてくださったデザイナーの方々

なし

「言語化に苦労しているね」という言葉が印象的だった。実際，自分が苦手に感じ，苦労している部分だったので，きちんと学生の観察をしていることがわかり，とても良い印象を持った。

デザイナーとしての背景を持っていない学生が1チームに1人はいた印象だった。そのため，各チーム，背景知識が異なる相手との議論となるため，とても苦戦していた。最終発表の前日では，夜遅くまで情報設計についてグループのメンバーと議論することになり，とても苦労した。

とても学生のレベルが高く，就活の情報交換や模擬面接をしあうことができたことが大きかった。また，学生の知識レベルが高いことから議論の内容もとても濃密なものになったので，自分になんの知識や技能が足りないのかがとても明確になり，今後の勉強の方針を立てる役にたった。

プロトタイピングツールを使える前提で製作が始まるので，figmaやAdobeXDを共同で使う体験をしておいた方が，導入がスムーズだと感じた。

「実際の業務フローと同じことをしている」とは言われたが，学生とのグループ製作だったため，普段サークルで行っている共同製作と明確な違いを感じることができなかった。作業をしていた部屋も食堂だったため，実際に働いてどのように感じるかはイメージできなかった。

非常に会社の雰囲気にあっていると思った。チームを重視しつつ，社員の意思を尊重する自由な部分が一致していた。また，デザイナーに関しては非常にロジカルな部分を求められるような雰囲気だったので，論理的思考が得意な私であれば内定をもらうことができるのではないかと思った。

社員のかたの人柄が非常に良かった。毎日メンターのデザイナーの方と1対1の面談をする機会があるのだが，その際にきちんと学生と向き合い，観察をしてくれているということを感じ，とても好印象だった。メンターの中に化粧をされている男性がおり，そういった社員の個性をきちんと尊重できる会社なのだと良い印象を受けた。

特に選考が有利になるようなアナウンスがなかった。また，インターンシップの内容は自己成長を重視しているような内容であったため，本選考のフローに影響があるような感じがしなかった。

事業会社でデザイナーをしたいと思っていた。自社のブランディングや企画にもきちんとデザイナーが関われる企業がこれから成長していくと考えているので，デザイナーの地位がきちんと確立されている企業が良かった。もともとwebのフロントエンドの勉強をしており，フロントエンドエンジニアを目指していた影響で，事業としてtoCのwebサービスを持っている会社にして，自分のスキルをいかしたいと考えていた。

メンターのかたのフィードバックが，自分を見つめ直す良いきっかけになった。自分の興味や，得意なことや，ビジョンを聞き出し，就活の相談にも乗ってくれた。「この職種も向いているのではないか」とフィードバックをもらい，自分の新たな一面を見つけることができたので，デザイナー以外の職種も視野に入れて就活をするようになった。