- Q. 志望動機
- A.
タキイ種苗株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒タキイ種苗株式会社のレポート
公開日:2021年6月9日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 国内営業職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
最終面接以外オンラインでした。最終面接も面接官である社長や役員の方々との距離がかなりあり、検温もあり、感染対策は十分なされていました。
企業研究
タキイ種苗は老舗の会社であり、会社を変革しようとする人材やグローバルな働き方に関心のある人材を求めています。そのため同社になぜ入りたいかだけでなく、同社の課題や同社に足りない部分を考えたうえで差別化を意識すること、話すことができればベストだと思います。またOB訪問は「hello visit」というOB訪問のサイトから申請可能であり、日々の仕事についてプロフィールに詳細な情報が記載されているため、非常に参考になります。業務理解や会社の雰囲気をより知りたい場合同サイトを活用したほうがいいと思います。そして、有益だった情報源に関して、「日本種苗新聞」という種苗専門の新聞のサイトが逆質問をする際、とりわけ有益でした。
志望動機
私が御社を志望する理由は、3点あります。まず種へのイメージを変革したいためです。具体的に御社の総務部門において「話題性」を有した新卒採用システムの実現、「種アート」を活かした美術業界との連携強化など今までの種へのイメージを覆す取り組みにチャレンジしたいと考えています。次に学生時代に培った傾聴力を貴社の営業業務に活かしたいと考えました。私はバーテンダーのアルバイト経験において、お客様のお話に耳を傾け何が必要とされているか考え、日々の接客に励みました。この経験から培った傾聴力を活かし、農家の方々の立場に寄り添う提案営業をしたいと考えております。最後に貴社の積極的な海外展開に魅力を感じたためです。私自身学生時代にキルギス共和国でのインターンシップにて異なる背景を持った人々と協働した経験を海外営業に配属された際に活かしたいと考えております。
インターン
- 実施時期
- 2020年12月 中旬
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年01月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン上で挨拶から終了まで
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
入社後にやりたいことについて面接官の方に非常に共感していただき、入社後のビジョンについて評価されたと感じました。面接序盤から雑談ベースで話が進んでいくので、面接というより対話することを意識しました。
面接の雰囲気
まず雑談から入り、面接への緊張をほぐしていただいた。一人の面接官の方とも地元が近くだったこともあり、雑談の時点から話で盛り上がることができた。面接では、エントリーシートの内容について自由に話すように言われた。あまり内容についての深堀りはされず、基本的な会話能力や人となりを見ている感じであった。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
エントリーシートに「詳しくは面接で」と書かれているが、自由に自己PRをお願いします。
私はいかなる環境・状況においても創意工夫をし道を切り開く人間です。大学生活では様々な経験をしその強みが発揮されたといえます。まず共同論文の執筆活動において各メンバーのモチベーションの差を埋め士気を統一するため、チームTシャツの制作を自ら企画し他のメンバーと連携し制作を実現しました。また、バーのアルバイトにおいて売上増加のため様々な施策を打ち、1日あたりの平均売上を約2倍にしました。そして、大学を休学しキルギス共和国の大学にて半年以上にわたり日本語教育に関わるインターンに挑戦しました。日本人一人という環境の中、日本語の授業を現地学生向けに担当し、語学力の向上や授業を工夫するなど日々尽力した結果、現地の学生や教員の方々の信頼を勝ち取ることができました。
入社後やりたいことについて教えてください。
私は入社後最終的に総務部門において貴社の変革に携わりたいです。総務部門において具体的に今実現したいことがあります。人事において画期的で話題性を持った採用システムの導入を実現したいです。例えばインターンシップに農業実習や種アート制作など実務的な内容を盛り込み貴社の特徴を活かした採用活動、インスタグラムやSNSを最大限利活用した現代的にアップデートされた採用活動に挑戦したいです。昨今農業において高齢化が高まっており、12月のインターンシップの際若い農家の方への営業に力を入れ始めていることを伺いました。その現状を踏まえ、様々な背景を持った若い人材を取り入れることが今後必要であり、採用活動を様々な形でより強化していくことが必要だと思います。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2021年01月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 20年目以上の営業2人/不明2人
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン上で入室後挨拶から終了後挨拶し退室。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
深堀りをされても、自分の言葉で面接官の方々に伝えたことが評価されたと思いました。この2次面接は15分ずつ2人ずつの面接官による2回のタームという面接方式で、合計4人の面接官の方々と面接をするという点は要注意です。様々な角度から質問が飛んでくるため自己分析をしっかりしておくことは大事だと思います。
面接の雰囲気
1次面接より深堀りをされた。種苗に対する理解や興味についての質問はなく、自分がどんな人間であるかについて質問された。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
日本種苗新聞
2次面接で聞かれた質問と回答
ESでバーのアルバイトで売り上げ向上に貢献したと書いてあるが、具体的にどんな工夫をしましたか。
売上向上のため、様々な面で工夫しました。まず、バーの設備面について工夫しました。具体的にバー内のトイレの設備が充実していないと感じ、また課題であった女性客の少なさを解消するため女性にとってより使い勝手の良いトイレを目指しあぶらとり紙や綿棒など設置しトイレ内のアメニティを充実させました。次にカクテルの提供量を増加させるため、水分量の少ない比較的乾燥したスナック菓子をおつまみとして提供を開始しました。最後に、勤務外の時間に様々な話題に対応できるように情報収集を活発に行いました。私が勤務していたバーでは洋楽好きのお客さんが多く、とりわけ1970年代から80年代の様々な洋楽や音楽スタイルを独学で勉強しました。
就活の軸はどういったものですか。
就職活動の軸は2つあり、「文系でありながらモノづくりに携わる」「少数精鋭の組織で働く」の2点です。前者の軸を立てた理由についてですが、私自身学生時代にレストランでのキッチンの経験があり、お客様に喜んでいただけるような料理を作ることにとてもやりがいを感じアルバイトをしていました。また、私生活で何度か友達に手料理を振舞うことがあり、その時に喜んでくれたことに自分にとって特にうれしい瞬間であり、その経験がものづくりに魅力を感じるきっかけになりました。一方後者の軸に関してですが、少数精鋭の組織は個人個人の裁量が大きいという特徴があります。自分にとってその特徴に大きな魅力を感じました。私自身ワンオペレーション形態のバーでのアルバイト経験をし裁量の大きい環境でアルバイトをした経験に非常にやりがいを感じていたため、社会人になっても似た環境の組織に属したいと思いました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年03月 上旬
- 面接タイプ
- 対面面接
- 実施場所
- 京都本社
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 社長/役員2名
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
人事の方から説明を受け、会議室へ入室。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
話が盛り上がり、面接時間が大幅に延びた点で評価されたのではないかと感じました。就活で初めての対面面接で緊張しましたが、3人の面接官の方々と目を合わせ会話をすることを注意しました。
面接の雰囲気
面接が始まる前に人事の方から現在の選考状況について尋ねられ、緊張をほぐしていただいた。面接では、基本的に対話という感じで2次面接で聞かれたことを再度確認ベースで聞かれた。最終面接ということもあり、入社への熱意は勿論だが役員との相性や会話力を見られていると感じた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議、ユーチューブ
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜキルギス共和国でインターンシップをしようと思ったのですか。
第一にキルギスを含めた中央アジア地域に大学2年のころに、一人旅で訪れたことがきっかけでした。その渡航経験において、現地でロシア語しか通じないという状況に遭いそれまで全世界どこでもある程度英語が通じるのではないかという自分の固定観念が覆されたことに衝撃を受け、同時に旅先で現地の人々と意思疎通をするのに苦労しました。しかしキルギスにおいて現地の人々がおもてなしの心でアポなしで一晩泊めていただいたりなど現地の方々の温かい対応が忘れられない思い出となりました。この経験を自分にとって印象的であったこと、また入学当初に大学生活中に海外に留学に行くという目標があったこと、以上の2つの理由でキルギスでのインターンシップにチャレンジしようと思いました。
一人旅が好きらしいけど、ソロキャンプとか一人で行動することが好きなの?
一人で物事を推し進めることも好きですが、基本的に他の人と時間を楽しむことが好きです。一人旅については旅の間ずっと一人で行動するのを好むということではなく、現地の方々と交流し親交を深められる点が醍醐味だと思います。交流し現地で親交を深めた方々とは現在でも連絡を取りあい、交流を続けています。また一人で旅をするだけでなく友人と民泊をしたり複数名での旅もまた違った楽しさがあると感じます。集団で行動するという意味では、学生時代に共同論文の執筆活動に参加し30人のメンバーと協力して論文を完成させた経験もあります。その経験では様々な背景を持つ人々と協力して一つのものをつくることの楽しさや達成感を知りました。御社に入社後、論文執筆活動の経験を活かし営業活動において支店で様々な人々と協力し営業成績向上のため尽力したいと思います。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年03月 上旬
内定を承諾または辞退した決め手
入社後の長期的なキャリア形成の面でイメージがしにくかったから。
内定後の課題・研修・交流会等
なし
内定者について
内定者の人数
わからない
内定者の所属大学
わからない。農学部出身者が多い可能性が高い。
内定者の属性
わかりません。
内定後の企業のスタンス
承諾検討期間は特になし。他社の選考状況、他社を志望する理由について連絡する必要はあったが、気が済むまで続けていいと応援してくださった。
内定に必要なことは何だと思うか
まず、事務系の選考では農業や種苗への関心というよりどのような人物かについて深堀り、質問されるためしっかり自己分析をし、自分のパーソナリティが同社の方針と一致することを伝えることが大切だと思う。また同社は少数精鋭の組織であり一人一人が主体的に業務を遂行することが大切であるため、自分が主体性をもって行動したエピソードを伝えるなどしてアピールすることも重要。そして、海外展開を積極的に行っており、海外経験が必須ではないが海外で働くことへの関心や駐在先で一人で事業所立ち上げなどを担当することもあるらしいためバイタリティを上手く伝える必要もあると思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
面接はザ「面接」というより雑談ベースで進むため、柔軟な対話能力があるかどうかが選考通過を左右すると思う。また、海外で働くことへの興味、営業職への適性を面接において説明することができた点が評価され、内定をいただけたと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
まず、冬などに開催されるインターンシップに参加したほうが良い。インターンシップに参加することで複数の選考ステップをスキップすることができ早期選考に応募することができる。2次面接は2人ずつ合計4人の面接官と面接を経験するため、いろんな角度からの質問が来ることを想定し準備した方がいいと思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定後OBを紹介していただき、同社の業務内容についてより深く理解する機会を設けていただいた。
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- A.
タキイ種苗の 会社情報
会社名 | タキイ種苗株式会社 |
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フリガナ | タキイシュビョウ |
設立日 | 1920年5月 |
資本金 | 2億円 |
従業員数 | 822人 |
決算月 | 4月 |
代表者 | 川瀬貴晴 |
本社所在地 | 〒600-8243 京都府京都市下京区梅小路通猪熊東入南夷町180番地 |
電話番号 | 075-365-0123 |
URL | https://www.takii.co.jp/ |