私が自分自身で特に優れていると考えるのは「バイタリティ」・「表現力」・「決断力」の3点です。
私は大学生活で学業はもちろん、数多くのことに挑戦し続けてきました。部活動の邦楽部ではパートリーダを務め、所属ゼミでは副ゼミ長としてゼミ全体をまとめ上げてきました。数多くの挑戦のなかで、私が最も前述の3点が養われたと感じるものが「部活動」です。
私は「邦楽部」に所属していました。邦楽部は、和楽器を演奏する部活動で、1年に1度の定期演奏会に向けて練習に励んでいました。この邦楽部で私は、メンバーの育成を通し大きく成長しました。パート練習では持ち前の「バイタリティ」を活かし、後輩や同期の前に立ち、練習の進行や、指導を行いました。最初は、不慣れな進行で、練習内容を模索する日々が続きました。同期と何度も話し合いを重ね、最適な練習方法を選択し・決断し実行しました。
その結果、和楽器は奏者の個性が顕著に音に現れる特徴に着目し、部員の個性を育てる指導に切り替えました。例えば、音量を出すのが苦手な部員には、曲想や音の表現方法を指導する等その人に合う弾き方を提案しました。一人一人が得意なこと、苦手なことを分析し、その人の感受性に合わせて、時には言葉で、またあるときには実際に楽器を演奏してみせるなど、どう表現すれば一番伝わるのかを日々大切に向き合いました。
その結果、部員全員が楽器を弾くことはやりがいのあることと、感じるようになりました。私はこの経験から、親身になれば、人は応えてくれると知りました。この経験を活かし、仕事に関わる全ての人に一生懸命接していきたいと思います。
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