【未来を拓く高速道路提案】【23卒】中日本高速道路の夏インターン体験記（理系/事務・技術合同夏季インターン）No.28365（非公開/男性）（2022/6/29公開）

元々予定された日程は，各支社を拠点に現場見学などを含めた1週間のインターンだったので，イベントとして関心は高かった．また（明示はされていないものの）選考への影響度が高いという印象もあり，参加したいと思った。

インターンの体験談などを見てインターン中のグループワーク課題に対するイメージを膨らませて臨んだ（実際にはオンラインになりグループワークの規模は縮小された）．

専攻はESのみだが，事務系技術系合同のインターンなので応募数はある程度あると思われる．同業他社も含めて業界全体への関心度の高さをしっかりアピールする必要があると思う．

全8班のうち，1つのテーマに4班ずつ割り当てられる．
①広報戦略の提案②変化する時代に対応した高速道路のあり方の提案

1日目の午後と2日目の午前にグループワークを行い，2日目の午後にプレゼンを行う．

事務系，技術系あらゆる視点から見た高速道路のあり方について

高速道路に関する提案グループワーク

1日目にやったこと

1日目の午前は，初めに会社概要の説明をした後，3つの職種ごとに分かれて業務説明があった．午後はグループワークのガイダンスを受けた後，3時間半程度グループで話し合いの時間が設けられた．

2日目にやったこと

2日目の午前は引き続きグループワークを行い，午後はその成果発表プレゼンとフィードバック，評価（投票）が行われた．最後に1時間程度若手社員との座談会があった．

各支社の課長級

会社のキャラクターグッズとお菓子などが送られてきた

元々は2つの支社で別々に行われる予定だった日程が合同のオンライン開催になったこともあり，社員は15〜20名程度参加していた（人事，各支社総務等）．提案のフィードバックは，その提案が本当に実現可能かといったところを丁寧に考えてくれている印象があった．

短い時間の中でも資料やデータなどを根拠に基づいた実現可能性の高い提案を求められたので，調べ作業には時間をかけた．また，テーマ自体が抽象度（自由度）の高いテーマだったので，自分たちでストーリーを作る点に苦労をした．具体的には，高速道路にはどのような役割が求められており，今どのような取り組みが行われていて，今後会社としてさらにできる事は何かといった流れ．

初めにそれぞれの専門分野をお互いに把握できたので，その後の話し合いも役割分担をしてスムーズに進めることができたと思う．

一利用者として高速道路を走る中では，「もっとこうしたらいいのに」「こういうところが改善できないのかな」というふうに思う事はたくさんあったのだが，それを会社の事業として取り組んでいく上では，様々な法令や制約があるという難しさを知ることができた．

思ったよりも高速道路好き(？)の人が多く，マニアックな話も出たので，管内の路線や地図がある程度頭に入っていると話がよりスムーズに進むかもしれない．

チームで働くこと，特に様々な考え方を持つ人と共に議論をして1つの結論を導くという過程に，楽しさや面白さを感じることができた．そして自分たちが考えていること，支えている道がどれだけの人の生活に役立っているのかということを想像すると，使命感と責任感のある仕事だと思ったから．

高速道路会社はそれぞれの職種で様々なバックグラウンドを持つ人が活躍できる場があるということを改めて確認することができた．またチームで働く仕事がほとんどなので，そういった働き方の中で自分の能力が活かせるのではないかということを具体的にイメージすることができた

高速道路は，老朽化に対応するための大規模更新工事や大地震に備えた災害対策，自動運転などの新技術を見据えた整備などあらゆる面で変革の時を迎えているということを知れた．自分が入社した際には，そういったことにも関わることができるタイミングだと思うので，さらに志望度が上がった。

本選考の際，後から聞くと，インターンの参加状況とグループワークでの取り組み方を控えられていたようなので，多少は有利になると思う．しかし，あくまで目立ちすぎるのではなく楽しんでグループワークに取り組むことが大切だと思う．

様々な土地で仕事ができること，幅広い業務を経験できること（ジョブローテーション），チームで仕事ができることなどを自分の就活の軸としており，主に交通インフラ業界を志望していた．その中でも第一希望がNEXCOや都市高速などの高速道路会社、第二希望がJRを中心とした鉄道会社というような志望順でインターンを受けていた．

若手，ベテラン問わず全体的に社員の方の人の当たりの良さを感じた．そうした雰囲気は，日頃から多くの人々と関わりながら仕事をする働き方の中から生まれるのではないかと感じ，自分に合っていると感じることができた．業界としては，今後（求められる）仕事の幅が広がると思うので，新しい事業の中でも自分の能力が活かせるのではないかというイメージが湧いた．