【未来の医療を拓く】【22卒】帝人の冬インターン体験記（理系/研究所見学）No.18670（早稲田大学大学院/男性）（2021/10/26公開）

夏のインターンシップ参加者限定で後日、人事の方から直接研究所見学のご案内を頂いたため、参加しました。コロナ禍で参加したインターンシップがそれまで全てオンラインインターンシップであったため、非常に大事な機会だと思い予定を変更してでも参加しようと思いました。

夏のオンラインインターンシップ自体が選考を兼ねていたと思います。グループワークの事前課題には普段の研究に取り組むように真面目に取り組みました。

夏のオンラインインターンシップに参加した全ての人に案内があったのかはわかりませんが、とにかくインターンシップ中のグループワークへの積極的な参加が大事だと思います。

応募

医療技術研究所について知る研究所見学

研究所の説明を含めた案内が1日目に行われました。2日目には研究発表と実験業務の実習体験がありました。

医療機器開発に向けたエンジニアによる基礎研究の概要

医療技術研究所の研究所見学

1日目にやったこと

研究所所長と各研究グループのリーダーによる研究所内の研究に関する説明を聞いたのち、それぞれのグループの実験の様子や設備、施設の見学をしました。一部で実験設備の体験もさせてもらいました。

2日目にやったこと

午前中には事前に案内されたとおり一人10分で自分の研究内容の発表を行いました。その後昼食を食べて、午後は各学生に対して社員さんが一人つく形で業務体験に取り組みました。

研究所所長

なし

常に社員さんたちに囲まれている状況でのインターンシップは初めてでしたので、少し緊張しました。一方で所長さん含め参加していただいた社員さんは全員非常に丁寧に研究内容や生活、キャリアについて説明してくれました。

2日目の研究内容発表は準備が非常に大変でした。専門が異なる研究者に向けていかにわかりやすく10分でまとまった話ができるかを何度も何度も考え、シュミレーションし直してパワーポイントのスライドを使いながら練習しました。またしっかりと質疑応答の準備をして臨みました。

夕食、昼食を食べたり研究発表、業務実習も一緒に取り組んだためとても仲良くなれたと思います。

今回の研究所見学で企業の研究における大学や大学院との研究との違いや同じ部分について非常に具体的に知ることができ、研究職として働く自分のイメージがとてもはっきりと見えるようになりました。また普段は絶対に見ることができない実験装置や実際の業務に近い体験もすることができとても有意義なインターンシップでした。

とくにありませんでしたが、製品をよく調べて各研究グループがどの製品に携わっているのかを瞬時に理解できれば鋭い質問を担当社員さんにすることができたかもしれません。

各研究グループの装置や実験内容について知ることができただけでなく、実際に実験装置をいじりながら研究テーマのサブのテーマのトレース実験にも取り組むことができ、生活感やキャリアプランも含めて具体的な働くイメージを容易に想像することができました。

内定が出ると思った理由は主に二つあります。まず夏のインターンシップ参加後に参加者限定で見学の案内が来たことでかなり対象者を絞っていることがわかり、ある程度の選考の通過が予想されたからです。また、二日目の研究内容発表では質疑応答も含めて自分なりに納得のいく発表ができ、かつ業務実習も短時間でしっかりと解答を導くことができ、アピールに成功したと思ったからです。

今回のインターンシップはコロナ禍にもかかわらず、現地開催で行われたため、それに参加させてもらうことができただけで帝人に対する志望度が大きく上昇しました。また、研究所をくまなく見ることができ、所長さんの2日間をほとんど費やしている点も企業として新卒採用を重視しており、学生への真摯な対応として捉えることができ、とても好印象でした。

インターンシップでは研究所の所長さんや人事社員さんにしっかりとアピールする機会が設けられているため、インターンシップへの参加が選考に非常に有利に働くと思います。

人事に見学後のレポートを送りました。特に個別の面談等はありませんでしたが、2月頃に早期選考の案内が来ました。

研究室のOB・OGのほとんどが自分の専門性を活かして食品や製薬、化学や素材、医療機器メーカーの研究開発職に就職していたため、自分も自ずとその道に行きたいと思っていました。夏のオンラインインターンシップに参加した後、帝人の医療機器の研究開発の内容と自分の研究テーマの近さを感じていたため、自分の強みを活かせるのではないかと感じていました。

今回のインターンシップの参加により興味と研究内容の近さから、帝人への志望度がさらに上昇しました。また、研究所での生活感も想像できとても入社したいと思うようになりました。加えて医療機器は必要な技術要素が多く、考えることが多いため研究対象として飽きにくいものだと思いました。よって他の医療機器メーカーについてもう一度しっかり企業研究をするきっかけになりました。