【22卒】東京エレクトロンの冬インターン体験記（理系/開発現場・エンジニア体験オンラインコース）No.18657（早稲田大学大学院/男性）（2021/10/26公開）

技術系の考えるワークはありましたが、グループワークはなかったため、やり取りは少なかったです。質疑応答時に社員さん含めて軽く雑談をした程度だったと思います。

東京エレクトロンでは各工場で技術系社員が具体的にどんな業務に携わることができるのかということについてよく理解することができました。専門性がなくとも高校の勉強の内容がしっかりと把握できていれば半導体製造装置の様々な技術領域にチャレンジできることが知れてとても有意義な時間でした。

特にこれといってやっておけばよかったと思う場面はありませんでした。しかし、ホームページやを駆使して半導体製造装置の内容をある程度把握してくおくとワークがよりスムーズになったと思います。

短時間でしたが、具体的な技術要素の考察、検討を含めた擬似的な業務体験型ワークに取り組むことで、東京エレクトロンの技術系社員さんが普段取り組んでいる課題について少し理解することができ、業務における自分の働くイメージはしっかりと想像することができました。

内定が出ないと思った理由は主に2つあります。まず、東京エレクトロンの技術を理解しただけで、人事社員も含めた学生から企業側へのアピールを行える場が無かったため、何かしらの評価をもらうのは難しいと思ったからです。また、グループワークのような課題解決能力や協調性をアピールする機会もなく、この交流会の参加だけでは内定は貰えないと思いました。

今回のインターシップ参加によって、東京エレクトロンの技術系社員の業務において学び、身につける必要がある科学の分野や現在東京エレクトロンが有している世界に誇る技術力の高さについて詳しく学ぶことができました。世界への影響力の大きい大規模な装置の開発に携わりたいと思い、志望度が上昇しました。

今回のインターシップへの参加、ワーク内での発言が内定を左右するとは思えませんでしたが、具体的に業務に必要な専門知識について理解を深めたことで東京エレクトロンで将来やりたいことを明確にエントリーシートに記載することができるようになると思いました。

人事による個別のフォローは特にありませんでしたが、アンケートの回答とキーワードの入力でその後の早期選考の案内がスムーズに届きます。

自分の専門である生物や高分子化学の知見やスキルを活かすために食品、製薬、素材や化学メーカーの研究開発職の仕事に就きたいと思っていた反面、機械や建造物等の土台となる一部素材を開発するよりもより目で見て結果が分かりやすい自動車や工場の装置、家電といった大型の機械を作り上げることのほうが仕事としてより面白いのではないかと感じていました。

今回のインターンシップで半導体製造装置は近年から今後にかけて非常に需要のある製品かつ、技術的に多くの点で改良でき、非常に伸びしろのあるものであるということに気づくことができました。自分の専門があまり活かせないものでもとても面白さとやりがいのあるものづくりに関わることができる点で東京エレクトロンの志望度がさらに上がりました。