【振動騒音の魔法使い】【18卒】テイ・エステックの技術職の本選考体験記 No.4848（大阪工業大学大学院/男性）（2018/2/9公開）

この企業はホンダグループの一員ではあるが、企業規模に比べて知名度が少ないので、その分福利厚生や待遇に力を入れている企業に感じる。この部分に関しては、説明会の時に社員の人も公言しており、その通りだと思う。しかし、面接でその点について言及するわけにもいかないが、面接官は巧みに福利厚生目的で志望している志望理由の浅い学生を見つけ出してこようとするので、どのように突っ込まれても話し返せるように自分の中で志望動機を整理しておく必要があるように思った。また、他のグループでは分からないが、説明会の時に担当してくれた社員の人が、後に行われるグループディスカッションの面接官でもあったので、説明会にはできるだけ参加するほうが望ましい。

私は元々、自動車が大好きで、就職活動においてもクルマ作りに携わる仕事がしたいという想いがあります。その中で、御社はサプライヤーメーカーでありながらも、手がけるシート等の内装製品は、お客様が直接触れる部品である為、製品に対する技術者としての思いや、やりがいを持て働ける環境に魅力を感じ御社を志望致しました。御社はサプライヤーメーカーではありますが、完成車メーカーと共に同じ目線で研究開発を行っていると説明会でお聞きしました。私はそういった部分に魅力を感じ御社を志望致しました。私は大学院で培った振動や騒音に関する知識、さらには実験や解析、評価を通して得られた経験を活かして、魅力ある商品開発に貢献したいと考えております。

他の企業の就職活動状況は確認されたが、やめろというような指示はなかった。一週間以内をめどに入社を決めるかどうかの連絡をするように言われた。

サプライヤーメーカーではどこの会社でも言えることだと思うが、「完成車メーカーではなく、サプライヤーメーカーのうちを選んだのはどうして？」という問にきちっと答えられるようになること。その上で、この会社の特色を把握し、自分がどのような形で会社に貢献できるのかを答えられるようにしておくこと。特に、関西では特段知名度が少ないので、この会社を知った理由とかもかなり深く聞かれた。その時に、浅い内容ではなく、しっかりとした根拠や想いを伝えることができたら大きなポイントになると思われる。

学生の中には自動車やシートには全然興味がなく、ただただ福利厚生や待遇が良いからという理由で受けている人もいた。動機として間違ってはいないが、本当にそれだけだと面接官にバレてしまい落ちていまうと思うので、そこをどれだけ他の人とは違うとアピールできるかだと思います。

前述と重なりますが、福利厚生、待遇目的ではなく、この会社でしかできないこと、自分ができること、自分がやりたいことを熱意を持って面接官に伝えることができれば内定すると思いますし、内定するためにもその部分いちばん大切であるように思う。

内定を得てから回答期限の一週間後までの間でそのようなフォローはなかった。