22卒 インターンES
技術系総合職
22卒 | 信州大学大学院 | 男性
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Q.
学生時代で最も打ち込んだこと(400字以下)
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A.
今年の春休みに、自身が書いた卒業論文の修正と追加実験を行いました。自身が書いた卒業論文は、先輩方が書いた修士論文と比べ、結果のみの記述が多く、工学的視点からの考察が足りないことから、学術性が低く、このままでは修士論文を書けないのではないかと考えました。そこで、大学院に入学する前に卒業論文の修正と追加実験を行い、学術性を高めようとしました。また、研究が主観的にならないよう修正した内容で、電気学会で学会発表することを目標としました。学部4年生の時に失敗してしまったことを生かしつつ、結果のみの羅列にならないよう注意して、追加実験と電気学会の方式で発表資料を書き、研究室の担当教員に見てもらいました。その結果、学会発表をしてもよいと許可を頂きました。以上のことから、自分の研究を振り替えることを通して、一層論理的思考が養われました。 続きを読む
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Q.
希望のコースと選んだ理由(X線診断装置の電気回路設計)(400字以下)
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A.
X線診断装置に搭載されている高電圧発生装置はX線管に高電圧の直流電流を供給し、目的のX線を取り出すための制御機でX線発生に欠かせない装置です。X線管に高電圧を加える高電圧発生装置には入力電源を整流・平滑するためのダイオード・コンデンサ、電圧を昇圧するための変圧器等で構成されているインバータ方式が主流となっています。また、高電圧発生装置としてCW電圧倍増回路が用いられているものもあります。このように、X線制御に使われるパワーエレクトロニクスの技術は、私の研究にも必要となってくる技術です。私の研究ではコイルを施した磁性体から得られた誘起電圧を目的の電圧波形に整流・昇圧する制御回路が必要となります。そのため、X線診断装置に搭載する電気回路の設計・評価を通じて医用機器で用いられているパワーエレクトロニクスについて学びたく、第一希望として選ばせていただきました。 続きを読む
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Q.
希望のコースと選んだ理由(X線CT装置の駆動制御の開発評価、電気設計)(400字以下)
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A.
CTスキャナーでは、患者の痛みを伴わずに短時間で高精度の検査を行うことができる装置です。X線装置を使用するため、目的に応じた必要最低限のX線照射で検査が行われるよう被曝低減が求められています。私の研究では職業的曝露制限値1mT以下の一様磁界が発生している空間に被験者を置き、被験者に埋め込んだ発電モジュール(コイルを施した磁性体)より、誘起電圧を得て、筋電気刺激を行うことを想定しています。そこで、実際にCTスキャナー装置のような医用機器では患者がどの程度の被爆線量にさらされているのか、どのように被爆線量を減らすための工夫が貴社の先進的なCTスキャナーで実用されているのか興味を持ちました。以上より、CTスキャナー装置本体の駆動制御の開発評価を通じて、貴社の先進的なCTスキャナーでの安全性を確保するための設計手法を学びたく、第二希望として選ばせていただきました。 続きを読む