【学生の人数】1人【面接官の人数】5人【面接官の肩書】技術者【面接の雰囲気】面接管の人数が多いために少し威圧感がありますが、「まずは水を飲みましょうか」と緊張がほぐれるよう配慮があった。こちらの回答に対しても笑顔で頷きながら対応してくださるので、非常に話しやすかった。【脱炭素化社会と言われているがそれでも石油開発企業を志望する理由】石油資源の需要はなくならないと考えております。もちろん、メディアでも「脱炭素化社会」という文字を多く目にしておりますが、実現するのは非常に難しいと考えております。例えば、自動車一つをとってみても、自動車用充電設備や水素ステーションの設置数はまだまだ十分ではありませんし、価格の課題も抱えています。また、ジェット燃料の需要は続いているうえ、新興国では今後需要が高まるとの考えもあります。将来に向けて、石油資源の需要が減少するとしても、少なくとも私が働く今後40年ほどは、需要が全くなくなることはないと考えております。日本の政府が「石油備蓄法」によって石油やガスの備蓄を義務付けていることも、脱炭素化社会の実現が難しいことを裏付けるものであると考えております。【インターンの志望動機で「知識が通用するのか見極めたい」とあるが、どうであったか】研究活動で培ってきた知識や経験を生かすことができる職業に携わりたいと考えておりました。しかし、石油開発探鉱における詳しい業務内容や職場環境などについて、私の知ることは微々たるものでありました。インターンシップ参加後の感覚を正直に申し上げますと「自分の知識は全く通用しない」と感じました。やはりアカデミックで行なう研究で培われる知識と、ビジネスで必要な知識は全く別物であると思いました。もちろん、大学で学んできた地球科学の知識や研究活動で培われる経験は、基礎的なものとして必要であるとは認識しております。しかし、それ以上に、企業に入社してから学ぶことが非常に多いのだとインターンシップを通して知ることが出来ました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】どのような質問に対してもしっかり根拠を踏まえて話すことが重要だと思う。また、現在の石油業界の現状に対する知識を示したことも良かったのではないかと思う。
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