【未知の金融世界へ】【23卒】ＳＭＢＣ日興証券の夏インターン体験記（文系/SMBC NIKKO OPEN JOB）No.31251（非公開/非公開）（2022/12/13公開）

もともと金融業界に興味があり、その1つである証券会社のインターンに行ってみたいと思っていたからだ。証券会社に行きたいとは思っていなかったが、インターンに行って体験することで、自分に向いているか向いていないかを知りたいと思っていた。その中でたまたま応募したのが日興証券だった。

エントリシートをわかりやすく簡潔に書くこと、ウェブテストをできるだけ高得点にすることを意識していた。エントリーシートはワンキャリアなどを参考にした。ウェブテストは、他の企業で経験を積んでいた。

面接だと思う。一般的な面接ではなかったので、その過程でどれだけ人の話を聞けるか、どれだけ明るくハキハキと話せるかを見ていたと思う。

課題解決型グループワーク

最初に、商品銘柄の説明を受ける。その後グループに分かれ、顧客に最も適した商品を考えていく。

証券会社の仕事内容、商品銘柄の選び方

顧客に商品提案をする

1日目にやったこと

1日目は個人営業を体感した。その人の性格や趣味などからその人に合った銘柄を選んでいた。その人に家族がいたので、親から子への相続を考慮しながら進めていくグループワークだった。

2日目にやったこと

法人営業を体感した。架空の老舗企業に営業をすると言う形で、事業をどのように次世代につないでいくかを考えながら銘柄を選んでいった。個人営業とは着目する観点が違い、面白さがあった。

人事の社員

なし

グループワークのフィードバックがあったので、そこで社員の方と関わる時間があった。質問に対して、丁寧に回答してくださる印象を受けた。証券会社だからか、コミュニケーション能力が高い社員の方が多かった。

お客様に合った銘柄を組み合わせて提案すると言うグループワークだったので、専門知識がなくついていくのが大変だった。金融志望の学生が多かったこともあり、周りの学生はもともと知識があった。銘柄を選ぶ際にどういった観点から考えていくのかと言う部分はやはり知識がないと難しいと思う。

同じチーム内の学生とは関わりがあった。コミュニケーション能力をとう面接をくぐり抜けてきただけあって、明るくハキハキした方が多かった。

証券会社の仕事内容について体感することができて良かったと思う。特に、お客様と話し、営業するだけではなくどのような銘柄が適しているのかと考える専門知識が必要だと言うことを痛感した。証券会社の社員は日々勉強だと言うが、本当にその通りなのだと感じた。

株についての知識、株を選定する際の知識は身に付けておくと良かったと思う。そこがわかっていなくても、メンバーのフォローがあるので困りはしないが、もっとスムーズにかつ積極的にグループワークに参加するためには事前知識があったほうがよかった。

グループワークの中で証券会社社員の仕事を具体的にイメージすることができた。一方で、自分にその仕事は向いていないと感じた。やはり証券会社と言うこともあり仕事は厳しいと思う。日々価格変動する商品をお客様に売らなければならないため、実力も必要だしお客様第一と言いながらも利益も必要なので、やはり大変な仕事だと思う。

証券に関する数学的な知識と言うよりかは、お客様とどのように信頼関係を築くか、またどのようにして会話からお客様のニーズを汲み取っていくかといった部分を学んだ。例えば、相手先の会社の資料を読み込み、そこからお客様がどこに不安を感じているかということを予測する。そしてその予測をもとに、お客様と実際に会話し、提案をしていくといった流れを体験することができた。

インターンシップに参加する前までは証券会社に対して良いイメージを持っていなかった。理由としては、ノルマ制で激務だと思っていたこと、とにかく利益を優先しているイメージがあったことが挙げられる。インターンに参加すると、思っていたよりもお客様のことを考えながらできる仕事なのだと感じた。もちろん利益を出す必要はあり大変な仕事だと思うが、そういった部分でのやりがいは間違いなくあると思う。

このインターンに参加すると、別のインターンにも参加できるようになるため、本選考でも何かしら優遇があるのではないかと思った。また、たとえ優遇がなくても、インターンを通して社風を感じたり業務内容を知ることが本選考での志望動機作成に役立つと思う。

この頃はまだ絶対にここ、と言うように業界を決めてはいなかった。インターンを通して様々な業界を知る中で自分に合った部分を見つけていけばいいと思っていた。一方で、うかりやすかったため、金融業界の会社のインターンばかりに参加していた。受かりやすかった理由は、金融のゼミに所属していたため、志望動機が書きやすかったからだと思っている。

このインターンシップの参加によって、証券会社へのイメージが変わった。参加する前はとにかく利益優先で、激務と言うイメージがあった。参加後には激務のイメージが少し和らぎ、思っていたよりもお客様のことを考えながら進める仕事なのだと感じた。特に、長期的な利益をイメージする、と言う言葉が印象的だった。お客様と長期的に付き合うためにはどうしてもお客様のことを考えながら仕事を進めなければならないと言っていた。なので証券会社に対するイメージは良くなった。