【未知への挑戦、知識の深化】【21卒】大和証券の冬インターン体験記（文系/総合職）No.10615（東京大学/男性）（2020/7/20公開）

夏インターンに一つも参加しておらず、2月3月のインターン選考が始まる前に大手金融機関でのインターン参加実績を作りたかったため。また、証券会社の実際の業務・雰囲気を実際に体験することは有益だと感じたため。

特になし。エントリーシートで奇妙なことを書かぬよう、過去のＥＳの例を大いに参照してＥＳを書くようにした。

グループごとに会社側が指定する企業について、その株を買うに値するものとさせんとす理由を考えてプレゼンせよ。

1日目にやったこと

日本経済新聞の読み方について、日本の金融経済について、日本の証券業界、大和証券としての取り組みについてのレクチャーがあった。また、3日目のプレゼンについての説明・テーマ発表があった。

2日目にやったこと

最終発表への準備をグループで進める。グループごとに割り振られた企業が直面する課題、それに対する企業の取り組みなどを調べる。数十分間隔で社員が見回りに来て進捗を確認する。

3日目にやったこと

最終発表へ向けてのパワポの作成。作業は与えられたＰＣでのみ可能なので時間成約は厳しい。午後に全1２グループが発表、順位付け、フィードバックを経て、最後に懇親会。

投資運用部の社員。

チョコレート。

資産運用の提案では具体的な数値をあげて提案するように言われたこと。目標利率やそのためのリスク分散等を出来る限り具体的に示すよう求められた。わからないなりに突き詰めることが大事だと感じた。

パワポ作成作業は与えられたＰＣでのみ可能なため、インターン中の時間制約は厳しい。一方家での作業はないため、学生に配慮したプログラムといえる。ただ、学生側の知識が課題に対し不十分な印象を受けた。日本の有数企業の現状についてほとんど知らない、という状態では学生間の差も激しく、議論も浅くなる。

証券会社のリテール部門についての理解が得られたこと。またリテール入社後のキャリアの作り方をわずかながら理解できたのもよかった。また、企業価値の算出方法を部分的に学べたのもよかった。ただ、参加している学生のレベルはお世辞にも高いとは言えず、職場としての魅力はあまり感じられなかった。

会計指標を網羅的に勉強しておけばプレゼン準備に役立ったと思うが、その場でいくらでも調べられるので必須ではないと思う。それよりかは日本の各産業界においてどのような課題があって各企業がどのように対処せんとしているかを大まかに知っておくのが大事だと感じた。

各企業の株を買ってもらうように提案するインターンであり、リテール業務の一端を感じられた。人によって何を強みにしてその業務をこなすかに違いはあると思うが、自らが扱うものに対する深い知識を必要とする業界は自らの強みを生かしうるものだと感じたため。

参加学生のレベルがお世辞にも高いとは言えず、社風と全く合わない等の評価を受けない限り選考は通過できると感じたため。また、今年に限ってかどうかはわからないが、本選考がオンラインで進むためインターンで実際の雰囲気を知られていることはかなり有利に働くと感じた。

金融業界で働く面白さを感じられたため。特にリテール業務に関しては金融知識というよりは日本経済や各産業・各企業における知識が求められると感じたため、日頃から新聞等を読む習慣のある自分にとっては楽しい業務だと感じたため。また、キャリアの広がりも感じられたため。

今年に限ってかもわからないが本選考がオンラインで進んだため、インターンで実際に会った際の雰囲気を知っている、かつ知られていることは有利に働くことがほとんどではないだろうか。

金融・海外でのチャンス、政府系機関の3つの観点のいずれかに引っかかる企業があれば志望しようと考えていた。金融については特定のものを扱うメーカーよりは幅広い業界を支えるインフラであるため、海外については今後日本で成長するためには海外で働くことは不可欠になるため、政府系については利益だけでなく公益をも感じられる点にやりがいを感じたためである。

金融業界と一口に行っても広すぎるため、金融のどこの部分に携わりたいかを考えるようになった。証券ビジネスについては面白そうだという感触を経たため、その後の就職活動においても今回のインターンを自分の中の基準にして就職活動を進めた。ただ、金融という切り口が幅広いことは同時に金融という軸の優先順位が低くなることになった。