【学生の人数】3人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】人事/10年弱程度【面接の雰囲気】前述の課題に沿って進められる珍しい面接であった。3人の発表に対して、ポジティブな意見感想を述べてくれる方であったので、気持ちよく発表をすることができた。また、お互いの発表のいい点を聞かれたので、終始非常に明るい雰囲気で進められる面接であった。【他の人の発表で気に入ったのは誰のですか。理由も添えてください。】○○さんの発表が気に入りました。なぜなら自分はこれまでの歴史とニコンの特性という観点から100年後をイメージしたのですが、○○さんの発表は会計という視点から100年後をイメージしていて興味深かったためです。たしかに業績という観点から言うと、映像事業が海外でシェアを持っているということですので、それを守っていくこともとても重要だと気づかされました。自分と違った視点で話している人のことを褒めた。というのも、同じようなもので褒めてしまうと自分の主張があやふやになってしまうかなと感じたため。またこういった面接ではその人の名前を覚えておくのも地味に重要な気がした。そして、面接官だけでなく、他の人にも目線を向けること。【あなたが期待する100年後のニコンについて】「レンズを通して個人の健康を見守るニコン」です。ニコンはこの100年間、戦争の時代には軍需用品を生み出す企業として、戦後民主主義時代には民生用のカメラなどを生み出す企業として歩まれてきました。私はこれらの歩みから、貴社は時代の変化に即してその高い技術力を対応させていく企業であると感じました。今後確実に世界の問題となることは、高齢化社会の到来と医療改革です。現にそのトップとなっている日本では地域包括ケアシステムなどの医療改革が叫ばれています。貴社では新たにメディカル部門を立ち上げ、注力されるということで、今後その精密な技術を医療にふんだんに生かす方針です。私は今までレンズを通して暮らしに楽しさを見つけてきた貴社に、それを通して健康を守ることを期待したいです。100年後を見ているのはそもそも100年の歴史を重視しているからというのは説明会などから感じていた。なのでそれを絡めることが重要と感じていた。また自身は志望動機としてメディカルに興味がある事を言う予定であったので、そことも絡めることで働くイメージを訴えかけた。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】どのような視点で作ったとしても、この課題を作るには企業研究が必須であるため、まずはそれをきちんとできているかが見られていると感じた。そして、それに関連して、実際にニコンの中でその人はどのような未来を作っていきたいか、キャリアのイメージも重要になっていると感じた。また、人の発表について意見を求められるというのがこの面接での特徴なので、ちゃんと人の話を聞いて、意見を持てているかというのも見られていたと思う。
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