16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 慶應義塾大学 | 男性
-
Q.
あなたがキャリアパスのひとつとして、コンサルティング業界に興味を持った理由を教えてください 150 文字以上 600 文字以内
-
A.
コンサルタントを志望する理由は以下の3点である。 ① 日本企業のグローバル進出に寄与したいため 経営学を学ぶ中で、多くの日本企業は依然としてドメスティックな経営体質から抜けきれていないという問題意識を持った。縮小、飽和が進む国内市場において、こうした日本企業に顕在する課題はグローバル進出であると言える。よって、コンサルタントとしてグローバル進出支援に携わることで、日本企業の経営活動の活性化およびグローバルプレゼンスの向上に寄与したい。 ② 成長環境があると考えたため 私は成長に不可欠な要素として「取り巻く環境が常に変化すること」および「優秀な人々の属する環境に身を置くこと」があると考える。これは中学時代に野球の日本代表に選ばれた経験を通して強く感じたことである。プロジェクトベースで働くコンサルタントはプロジェクトの変化に伴い環境は大きく変化し、なおかつ選ばれしプロフェッショナルと共に仕事を進めることができると考える。よって、コンサルタント職は私の考える成長要素の双方を兼ね揃えていると言える。 ③ 知的好奇心を満たすことのできる仕事であるため 私のモチベーションリソースは「難題の解決」にあり、常に考えることが求められる仕事がしたいと考えている。コンサルタントは容易でない課題に対し徹底的に考え抜くことが求められ、こうした仕事は極めてやりがいがあると考える。 以上の3点より、コンサルタントを志望する。 続きを読む
-
Q.
あなたが大学・大学院在籍中に最も力を注いだことと、また、それによって得られたことを教えてください 150 文字以上 800 文字以内
-
A.
最も力を注いだことは、母校である高校の野球部のコーチとしてチームを指導したことである。一般的に、高校野球において推薦制度のない公立高校が、推薦で大量の野球エリートを獲得している私立強豪校に勝つことは難しいと言われている。しかし、私はそんな高校野球界に蔓延る常識を覆して、革命を起こしたいと考えていた。そこで、自身の10年以上の野球経験から培ってきた野球の常識やセオリーを捨てることにした。 野球で勝つためには、相手よりも得点を多く奪い、相手よりも失点を少なくすればよい。 そこで私は過去5年以上の試合結果のデータを集めて、得点に結びついている要因、失点を防ぐ要因を特定することにした。 結果として、以下の5つの事実が判明した。 ① 送りバント、盗塁は得点に結びつく可能性が低い ② 出塁率と長打率が高いと得点が高い ③ 与四死球率が少ないと失点が少ない ④ 奪三振率が高いと失点が少ない ⑤ 被安打率は失点とあまり関係がない 勝つために必要な要因が分かれば、後はその要因を強化・修正すれば良い。 しかし公立高校には選手の能力に限界があり、一度にできることは限られている。 そこで私は勝つために以下の3つの戦略を提案した。 ① チームとして送りバントと盗塁は一切しない ② 野手は出塁率を上げるために初級には基本的に手を出さない ③ 投手は被安打を恐れず、四死球を出さないように基本的に全てストライクを投げる 監督、選手と話し合った結果、残りの半年間はこの3つの事をチームとして徹底的に行うことに決めた。 そして、半年後の夏の大会で、優勝候補に挙げられていたAシードの強豪校を接戦の末に倒すことができた。 この経験から私が得たことは以下の2点である。 ① 偏見や思い込みは変革の妨げになる ② 本質的な要因はデータを分析することで発見することができる 今後、この経験で得たことを大切にして、物事に対して偏見なく0ベースで考えていきたい。 続きを読む