22卒 本選考ES
戦略コンサルタント
22卒 | 小樽商科大学 | 女性
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Q.
ローランド・ベルガーで経営コンサルタントとして成し遂げたいことを教えてください 100文字以上500文字以下
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A.
「日本企業のプレゼンス向上」への課題に取り組み、日本産業のデジタル変革を牽引する人物になりたです。新興国への留学経験を通じて、高度な技術力を持つ日本企業が他国の発展に寄与しているのを目の当たりにし、新興国における日本のプレゼンスの高さを実感しました。一方で、世界全体でみると長期停滞期にある日本産業は世界的に優位性を失いかけています。その原因には、新技術の導入など、変化に対しての柔軟性と適応力の欠如があると考えています。これは留学先の途上国で、電子決済などのIT技術が日常生活に深く浸透してるなか、先進国と言われる日本がIT化に出遅れているという危機感を感じたことに起因します。これは日本社会だけでなく、企業において同様のことだと考えます。そこで、産業のデジタル変革を通じて業務効率化・付加価値の向上を支援し、日本の国際競争力の向上を実現したいです。そのために、各産業のエキスパートから様々な知見を吸収し続け、いずれは日本産業だけでなく世界の産業発展を実現していきたいです。時代・環境に依存せず活躍できる柔軟性と適応力を身に付け、成長し続けていきたいです。 続きを読む
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Q.
あなたの最も面白いと思っている企業の戦略とその理由を教えてください。
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A.
即席麺の製造及び販売を行なっているエースコック株式会社のベトナムへの参入戦略です。理由として2点あります。1点目はベトナムの現地市場開拓を目的とし、早期(1992年)に直接投資を行なった点です。当時のベトナムは、所得の低さ・市場規模の小ささ、流通網の未整備などの要因から、大部分の日本企業は東南アジアを安価な労働力に着眼し、ベトナムを「生産拠点」として位置付けていました。しかし、同社はこのような時代に、ベトナムへの直接投資を行なっています。このように、ベトナムを単なる「生産拠点」ではなく、「新たな海外市場」として捉えている点が面白いです。2点目はターゲットを中間層に設定したことです。日本企業は東南アジアの即席麺製造の技術と比較すると、高い技術力を保持しています。そのため、高い技術力を活かした富裕層向けの高品質・高価製品の製造販売する事例が多いです。その中で、同社は高い生産技術を現地の中間層向けの安価で高品質な製品の製造に応用しました。このように、既存の方法にとらわれず、経営資源の活用方法の転換を行なったことが面白いと感じました。活用に上記のような戦略を取り、エースコック株式会社は現地市場での成功を収め、それらを基盤にし、ベトナム初の多国籍企業となりました。 続きを読む