20卒 本選考ES
技術職
20卒 | 東京農工大学大学院 | 女性
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Q.
研究テーマ (全半角50文字以内) ※研究テーマが未決定の場合は、これまでに力を入れた勉強テーマを記入して下さい。
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A.
半導体材料GaN(窒化ガリウム)生成における新規材料の検討 続きを読む
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Q.
研究テーマの概要 (全半角300文字以内) ※研究テーマが未決定の場合は、これまでに力を入れた勉強テーマの内容を記入して下さい。
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A.
GaNは、次世代省エネルギーデバイス材料として注目されていますが、実用化はLEDに留まっています。この問題は、GaN結晶の価格の高さにあり、GaN系デバイスの普及促進のためにはGaN結晶のコスト削減が求められます。そこで私たちは、一度に厚膜のGaNを作りスライスすることで一枚当たりの単価削減を狙うため、他の手法に比べ厚膜の生成が可能な製造プロセスを選択しました。さらに材料検討を進め、従来使われていた原料の組成を変えることでさらなるコスト削減を狙い、新規原料によるGaN生成に世界で初めて成功しました。これにより、従来材料と単純比較して1/10のコスト削減を達成しました。 GaNは、今後のエネルギー市場を一新する可能性を有しており、私の研究がさらなる低環境負荷社会の発展に貢献できることにやりがいを感じております。 続きを読む
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Q.
記テーマで、あなたなりのオリジナリティを発揮した点、画期的な点など特に主張したい点を3つあげて下さい。(全半角40文字以内)
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A.
・新規原料によるGaN生成に世界で初めて成功した点 ・先行研究の原料に満足せず、さらにコスト削減が可能な原料を追求した点 ・実現が難しいと言われている新規原料に対し、原料業者と共同で原料改造から行った点 続きを読む
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Q.
学生時代に、あなたが最も力を入れて取り組んだことを述べて下さい。 (全角400字以内)
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A.
私は研究活動における新規物質の作製に力を入れました。研究者として、0から一を作り出したいという思いから、チームの立ち上げに立候補しリーダーを務めました。しかし、研究対象は先行研究が少なく、私たちの実験装置では作製が難しいとされており、実験でも失敗が続きました。次第にチーム内で研究対象を別の物質に変える派と現状で頑張る派で意見の対立が生じ、私は、手あたり次第の実験によるチーム内の士気低下が原因と考え、解決のために次の 2点を実行しました。 ① 実験方針の明確化のため、文献の再調査 ② 全員の意見を取り入れるため、全員参加型会議の実施 多角的な観点を取り入れたいと思い、全員で再調査かつ研究物質の変更も含め、今後の方針を相談し、全員の総意で、新たな視点での実験を試みたところ新規物質の作製に成功しました。この経験を通じて、目標を達成する上では、自ら働きかけ多角的な意見を取り入れることの重要性を学びました。 続きを読む
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Q.
あなたが東レというフィールドで成し遂げたいことを述べてください。 (全角400字以内)
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A.
私は、豊かな暮らしと低環境負荷社会を両立する新規機能性材料を開発したいと思っています。環境問題への興味から、LEDの材料として省エネルギー化に貢献する半導体材料の研究を行っています。加えてこの物質は、PCの小型軽量化など生活を豊かにする材料としての側面も持ち合わせていることを学び、豊かな生活と省エネルギー社会の両立の可能性を感じました。また、材料が製品に与える影響の大きさを学び、材料の側面からものつくりに関わりたいと思いました。貴社は「軽くて、強くて、剛い」炭素複合繊維材料など優れた機能性材料を数多く開発し、快適と省エネルギー社会に貢献しています。より省エネルギー化が求められる今後の社会では、複合的に技術を組み合わせ新しい技術・製品を開発し続けることが大切であると思います。常に価値を追い求めてきた貴社でなら、私の探求心と知識を活かして、便利で豊かな世界の消費電力削減に貢献できると思います。 続きを読む