20卒 本選考ES
研究開発
20卒 | 東京農工大学大学院 | 女性
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Q.
大学生活の中で研究以外でやり遂げたこと、達成感を得られた経験・事実をふまえて自己PRしてください。(550文字以内)
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A.
私は、常に全体の利益向上を目指し努力します。ここで利益とは、所属する団体の全員が良いと感じる変化と定義します。私の所属する茶道部では、部員数の減少問題があり、中でも在籍部員の退部が問題となっていました。私は、部費に対する活動内容レベルの低さが原因であると考え、対策として外部講師の依頼を計画しました。外部講師の選出基準として、学生茶道に力を入れていること、値段の交渉が可能なことの2点を挙げ、講師探しに尽力し指導依頼を行いました。数回に渡る交渉の結果、一人当たり月4000円という破格での指導を可能にしました。しかし、以前より部費が増加することから部員の反対が生じました。部員の退部を防ぐためには、部員全員が満足する必要があると考え、反対意見に対し、3か月の猶予期間を設けました。その期間に、部員の意見をヒアリングし外部講師の協力の下、着付けの稽古を行うなど稽古内容をより実践的にしたところ、全員の賛成を得られ、活動内容の変革に成功しました。この結果、在籍部員は一人も辞めることなく、さらに4人の再入部員を獲得しました。この経験から、部を良くしようと努力する姿勢が周囲の協力を引き出すことを学びました。そして社会人生活においても、この力を活かし全体の利益向上に貢献したいです。 続きを読む
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Q.
研究対象について教えてください。 40文字以下
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A.
白色LEDの材料として用いられる半導体結晶GaN(窒化ガリウム) 続きを読む
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Q.
現在の研究テーマあるいは専攻の概要について分かりやすく述べてください。(550文字以内)
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A.
私は、自然界に存在しない半導体の性質を持つ結晶を、人工的に創造する研究をしています。GaN(窒化ガリウム)は、LEDの実用化に大きく貢献し、さらにPC等に用いられる電力変換素子としての応用も期待されています。一般的に用いられる半導体材料のシリコンと比較し、電気を光や電力に変換する効率が非常に優れており、耐圧性が10倍以上であることから、同性能のデバイスを1/10の大きさで製造することが可能となります。しかし、GaN系デバイスの実用化はLEDに留まり、それ以上の普及は依然として進んでいません。この問題は、GaNの価格の高さにあり、GaN系デバイスの普及促進のためにはGaNのコスト削減が求められます。そこで私は、一度の製造プロセスで多量のGaN結晶を作ることを目指しました。具体的には、厚膜のGaN結晶を作りスライスすることで、1枚当たりのコスト削減を目指します。この厚膜の製造を可能にするために、材料検討を行い、従来の材料と単純比較してコストを1/10に抑えられる新たな材料でのGaN結晶製造を行いました。LEDだけでなく電力変換素子としても用いられるGaNは、今後のエネルギー市場を一新する可能性を有しており、自分の研究がさらなる低環境負荷社会の発展に貢献できることにやりがいを感じております。 続きを読む
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Q.
希望職種をふまえて、キッコーマンに入社して、「挑戦したい仕事」を具体的に教えてください。(550文字以内)
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A.
私は人の健康に貢献したいと思っています。人の健康とは何かと考えた時に、「笑顔」であると考えました。病気が治った時、おいしいものを食べた時、人は笑顔になります。この笑顔を守るために、私は研究で培った材料選択の知識と考え方に基づき、付加価値効果の高い原料を用いた機能性食品、中でも機能性調味料の研究開発に携わりたいです。大学院での研究から、原料そのものの機能を高めることや原料同士の組み合わせを変えることで商品性能が大きく変わることを学び、原料の無限の可能性を感じました。また、私自身がアレルギーに悩まされた経験から、アレルギーを持つ・持たないに関わらず、全ての人がハンデなく安心して過ごす世界、一人一人の体質に合わせて多様な選択が出来る社会を作りたいと考えました。近年では、アレルギーの種類は多様になっており、アレルギーに苦しむ人も増えています。貴社はしょうゆ醸造技術を基礎として、調味料に大きなシェアを占めています。調味料は誰もが使い、食品業界全体を支える商品であることから、調味料を変えることで現在ハンデのある人たちの世界は広がると考えています。そのため、原料が異なるにも関わらず、同じ味・風味を持つ製品・調味料など、消費者の体質に合わせた商品選びが出来るような原料を開発したいです。 続きを読む