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株式会社日本政策投資銀行(DBJ) 報酬UP

【公益性と収益性の調和】【21卒】日本政策投資銀行(DBJ)の総合職の本選考体験記 No.10315(東京大学/男性)(2020/7/20公開)

株式会社日本政策投資銀行(DBJ)の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2021卒株式会社日本政策投資銀行(DBJ)のレポート

公開日:2020年7月20日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 東京大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

他に類を見ない特殊な企業なので、どのような案件を手掛けているのかを徹底的にリサーチしておくこと。案件を一つ一つ調べていけば、業務内容がメガバンクや商社、他の政府系金融とどのような点で共通していて、どのような点で異なっているのかが徐々に明らかになっていくと思う。実際に選考の過程で「どうしてメガバンクではなくうちなのか」「どうして総合商社ではなくてうちなのか」という質問が頻繁に聞かれる上、内定後に人事に話を伺ったところ「日本政策投資銀行の業務内容について深く理解していること」は評価ポイントの一つであったと言われたので、業務内容について深くリサーチしておくことは必須と言える。
また完全民営化など、今後の企業のあり方を大きく左右しうる外部環境もあるのでその点もリサーチして意見を持っておくと良い。

志望動機

私が日本政策投資銀行を志望した理由は、社会課題解決とビジネスを結び付けたいという自分の希望が叶えられると感じたからです。自分は就活を始めるまで、社会課題解決は公的機関の仕事だと思っていました。しかし官庁のインターンに参加する中で、持続可能性の観点からビジネスこそ社会課題解決に資するのではないかと感じるようになりました。一方でビジネスを通じた社会課題解決は中長期的な視点に立つことが必要なことから、収益性を第一に掲げる民間企業では実現が難しいと考えます。官民の間に立ち、中長期的な視点に立ってビジネスを行うことのできる日本政策投資銀行でなら、社会課題解決ビジネスの手法を確立することができると確信しています。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年04月
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

DBJで成し遂げたいこと
人柄を示すエピソード
困難についてどう考え行動したか

ES対策で行ったこと

就活会議を含め、多くのサイトを参考にしながら先輩たちのエントリーシートの良いところを吸収しながらESを書いた。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年04月
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

市販の対策本を活用して繰り返し勉強した。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断

1次面接 通過

実施時期
2020年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
5年目の現場職員
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

相手の質問に対して的確に答えたこと。面接時間の半分以上を占める逆質問の時間を活用して自分が抱いていた疑問点を解消しようと積極的に質問したこと。

面接の雰囲気

初めてのオンライン面接ということもあり緊張したが、社員の方も初めてのオンライン面接だったようでこちらの緊張をほぐそうとしてくれたため穏やかな雰囲気だった。

1次面接で聞かれた質問と回答

将来どんな社会課題に取り組みたいか

正直にいうと、具体的にこれに取り組みたいという課題はまだない。
もちろん経産省でのインターンの経験からエネルギー問題には関心がある。しかし、ヘルスケアにせよ地方創生にせよ、どの分野の社会課題にも関心があるし、まだ自分の知らない社会課題にも関心がある。もちろん今すぐ各分野について、何がしたいか、何をすべきかを語ることはできないが、各分野の担当になって知識をキャッチアップし様々な企業の話を聞く中で何かできることを考えていきたい。日本政策投資銀行にジョブローテーションがあるのは、自分のような今の時点では明確にどんな課題に取り組みたいと考えているわけではない人間に対してもチャンスを与えてくれるということだろうと思う。

これまでの人生で葛藤を感じたこと

学校でいじめられた不登校の子が塾に来た時のエピソード。
親からは勉強を教えつつ学校へ行くように説得してくれと言われていたが、生徒から話を聞く限りひどいいじめを受けていてそれでも学校へ行けというべきか悩んだ。
そんないじめを受けてまで行く必要はないのではないかと考え、行きたい高校探しやそのための勉強法等を親身に教えたところ、今までただただ学校へ行けと言われ続け辟易としていたその生徒はそこに心を動かされたらしく自分に心を開いてくれ、勉強にも積極的に取り組むようになった。
最終的には、親や先生たちとの話し合いにも前向きに取り組むようになり保健室登校という形ではあるが学校に行けるようにはなった上、第一志望の高校にも合格することができた。

2次面接 通過

実施時期
2020年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
10年目の現場職員
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

学生時代のエピソードや志望動機に関する深堀に対して、しっかりと自分の言葉で語ることができたところだと思う。

面接の雰囲気

やや年次が上がったので緊張した。しかし前回同様こちらの緊張をほぐしてくれようとしたため、リラックスしてのぞめた。

2次面接で聞かれた質問と回答

学生時代に力を入れたことについて

大学1.2年次に社会課題について学ぶサークルに入っていた。
そこでプレゼンテーション大会があり、私は「死刑存廃問題」について発表をした。
準備をする中で論文等から知識を得ているだけでは、既出の論点をまとめただけのプレゼン、議論が行き詰まっている現状をただ報告するだけのプレゼンになると危惧した。
自分なりの付加価値をつけられないかと考え、死刑を他人事と捉えて机上で考えることをやめ、当事者に近い目線に立って自分事として死刑を捉えようとした。
そこで実際に死刑判決が下された事件の関係者の方にお話を伺ったり、刑務所に足を運んだりした。
自分の目で見て耳で聞いて考えたことを元に発表内容を作成した結果、その点を高く評価され最優秀賞を獲得した。
この経験から、「自分なりの付加価値」「頭と足を使って考えること」の楽しさや重要性を学んだ。

あなたの強み・長所は何か

「素直に他人の意見を聞き入れ、柔軟に活用できるところ」すなわち「自分より優れた意見を有している人の意見を素直に聞き、自分のものとする力」だ。
この力を象徴するエピソードは高校での挫折経験である。中学生までは定期試験で学年一位だったのに、その勉強法(学校の先生には頼らないのをかっこいいと思っていた)をしても高校では下から十番以内だった。少し腐っていたが、文武両道で非常に尊敬していた先輩からの「自分もそうだったが、いつまでも自分のやり方を突き通してもできるようにはならない。素直にいろんな人の意見を聞け」という言葉を受けてから、他人の意見を素直に聞くようになり、いいところを盗んだところ、成績は上がった。

3次面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
15年目の人事
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

論理立てて回答できたこととDBJの業務内容について正確に理解できていたこと。後日人事の方が、論理的に話せているかどうかが評価基準の一つとしてあるとおっしゃっていたのでその点を頭の片隅に置いておくと良い。

面接の雰囲気

やや無愛想な方だったので今まで以上に緊張した。しかし面接を進めていくうちにだんだんと相手に笑顔が見え、安心した。

3次面接で聞かれた質問と回答

商社・コンサルも受けているそうだが、その中でDBJを選ぶ理由は何か

理由は大きく二つある。
一つ目は、社会に与える影響である。「どうやって資金を調達するか」までを含めて、「ビジネスを生み出す」ということであると考えていて、資金調達がネックになって進んでいない社会課題解決ビジネスはたくさんあると思う。自分が日本政策投資銀行に入り、ある社会課題解決ビジネスの資金調達を成功させれば、それまで止まっていた芽が一気に動き出す可能性がある。
二つ目は、様々な社会課題に携われるという点に惹かれたから。学生から見る世界と社会人から見る世界は大きく異なると考えている。社会人として世界を見たときに自分はどんな課題解決に取り組むべきか、を見極める上でたくさんの案件に携われる日本政策投資銀行は魅力。

リーダーに求められる資質

2つあると考えている。
1つ目は、未知の状況に対して、自分なりのロジックを立てて決断する力。これは昨今のコロナで感じたこと。リーダーとしての地位を保守したければ、他のリーダーの真似をしていることが一番良い。しかしそれでは本質的な解決策にはならない。自分なりのロジックを立てて自分の頭で決断指定勇気が必要。
2つ目は、誰一人として置いてけぼりにしないためのフォローアップ能力。意見は必ず対立するが、その中で切り捨てられた意見側の人がチームから抜けないようにしっかりとフォローすることが大切。そうしなければ、均一的な意見を持った集団が出来上がりアウトプットの質が下がるとともに、次から反対意見を述べることはやめようというインセンティブが働く。

4次面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

それまでの面接での逆質問を通して学んだ、業務内容についての知識を志望動機に反映させた点。会社についてよく理解しているねとフィードバックされた。

面接の雰囲気

面接官の方の自己紹介もなく突然面接が始まったので面食らった。面接中は全く感情を表に出さない面接官だったので怖かった。

4次面接で聞かれた質問と回答

大学での得意科目は何か

労働法。もともと過労死問題等に関心があり、労働法の授業を受講した。その理由は、過労死遺族の方のお話を伺う中で、労働法は「弱者の権利を守る盾」としての法律という法律本来の性格を有していると感じ関心を持つようになったからだ。
問題点は、他の法律と違って「その人の本心」を問題にしなくてはならない点。例えば過労死を防ぐためには労働時間規制が必須だが、一方で本心から働きたい人にとってはそれは障害となる。したがって一律に規制することが難しいし、労働者が本当は働きたいと思っているのかそうでないかを法律は判断できない。法律の規制は緩くしておいて、無理に働かされている人に対するセーフティネットを拡充した方が良いのではないか。

志望動機を教えて欲しい

3つある。
1つ目は、官民が一丸となって日本の社会課題に取り組む一助となりたいという自分の夢を叶えられる企業だから。公益性のみならず収益性も重視する御行ならば、官民の間に立ち日本のために尽力できると確信している。
2つ目は、ジョブローテーションを通じて数多くの業界に携われる点に惹かれたから。取り組みたい社会課題についてまだ明確にできていない自分にとって、仕事を通じて様々な業界について学べる環境は非常に魅力的である。
3つ目は、御行の風土に惹かれたから。面談時間を過ぎても徹底的に質問に答えてくれるなど、御行には「疑問に真摯に向き合う風土」があると感じた。社会人として多くのことを学ぶ中で、周囲にそのような方々がたくさんいることはこれもまた魅力的だった。

最終面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
役員
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

思いも寄らない質問が飛んできたり、物凄いスピードで議論を進められたりしても踏ん張って必死に頭を働かせ、自分にできる最良の回答をしたこと。

面接の雰囲気

役員2名とアクリル板を通して対面で面接するということもあり、重々しく何か異様な雰囲気だった。圧迫面接と聞いていたがそんなことはなかった。

最終面接で聞かれた質問と回答

シルバー民主主義についてどう考えるか。

教育を充実させることが急務であると考える。
シルバー民主主義においては、若者がなかなか選挙に行かず、選挙に行く高齢者層が優遇されてしまうことが問題の一つだと考えるが、昨今のコロナの影響で政治に関心を持つようになる若者が増えていることは肌感覚として実感している。
しかし選挙にいざ行こうと思っても「自分の頭で考える」という習慣がついていないと、著名人のツイートやフェイクニュース等に影響されて適切な判断を下すことができない可能性がある。したがって、教育にもっとお金をかけ、自分の頭で情報を収集し、判断することのできる人材をより多く輩出していかなければならないと考える。
教育の結果、自分の頭で考えることのできる若者がきちんと選挙に行くようになれば、シルバー民主主義の問題は解決するだろう。

なぜ公益性と収益性を両立する必要があるのか

持続可能性の観点から、ある事業において収益性と公益性を両立する必要性は当然あると言える。例えば公益性だけ追求した事業においては、官庁でいうところの予算のような財源が不足すれば即座に打ち切りとなる。これは様々な官庁のインターンシップに参加し、実際の業務に携わったり、官僚の方々からお話を伺う中で肌で感じたことだ。しかし公益性を追求する当該事業において、収益性も同時に担保すれば、その事業は事業として自立することができるようになり、財源を必要としなくなるため理論上は半永久的に存続しうる。
また、収益性のみを追求する事業は短期的な社会の発展に寄与しても中長期的な社会の発展には寄与しない。これはこれまでの歴史が示唆するところである。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定通知の電話で、すぐに就活をやめるように指示された。それまでの選考でも「もし内定が出たら他社の選考を辞退するように」と言われていた。

内定に必要なことは何だと思うか

高い志と知的な粘り強さが必要である。
公益性と収益性の両立を掲げる唯一無二の企業であり、その企業の成り立ちを見てもわかるように「日本の発展のために」働くことに一番重きが置かれている企業である。したがって日本の発展のために働きたいという高い志を持っていることが必要。
最終面接を筆頭に全ての面接において、思いもしないほど深く様々な角度から質問をされる。その時に諦めるのではなく、なんとか自分の頭を使って回答を作成しようとする知的な粘り強さも大切。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

就活だけを頑張るのではなく、日頃から様々な方向にアンテナを貼り自分の頭を使って考えているかどうか、が違いだと思う。面接時間が長く、回数も多いため、付け焼き刃の知識では到底太刀打ちすることができない。突飛な経験は必要とされていないが、これまでの人生のすべての段階で自分の頭を使って考えてきたかどうかが試される。

内定したからこそ分かる選考の注意点

最終面接でかなり落ちるので注意した方が良い。最終面接は意思確認程度だろうと思っていると、突然日本のことについて聞かれたり、入行後にしたいことについて聞かれたりするため、しっかりと準備しておくことが大切。

内定後、社員や人事からのフォロー

対面ではなかなか会うことのできない状況ではあるが、オンラインでの懇談会を複数回開催してくれた。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 20代の成長環境
  • 会社のブランド・知名度
  • 社員の魅力・実力
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

入社を迷った企業

デロイトトーマツコンサルティング合同会社

迷った会社と比較して株式会社日本政策投資銀行(DBJ)に入社を決めた理由

私がデロイトトーマツコンサルティングではなく日本政策投資銀行を選択した理由は、真の意味で公益性と収益性を両立することができるのは政府系金融機関という立場である日本政策投資銀行ならではないかと考えたから。デロイトトーマツコンサルティングも社会課題解決ビジネスを標榜しているが、やはり民間企業であることを考えると、公益性ではなく収益性に傾いてしまう可能性は否定できない。その点日本政策投資銀行はその独自の立場を生かして、真の意味で公益性と収益性を両立できると考えた。

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日本政策投資銀行(DBJ)の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社日本政策投資銀行(DBJ)
フリガナ ニッポンセイサクトウシギンコウ
設立日 2008年10月
資本金 1兆4億2000万円
従業員数 1,261人
売上高 4108億8200万円
決算月 3月
代表者 地下誠二
本社所在地 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目9番6号
平均年齢 37.2歳
平均給与 1110万7000円
電話番号 03-3244-1820
URL https://www.dbj.jp/co/info/outline.html
採用URL https://www.dbj.jp/recruit/new/
NOKIZAL ID: 1569456

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