22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 非公開 | 男性
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Q.
ゼミ,研究室にて取り組んでいるテーマについて 研究概要(200-400)
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A.
◯◯◯◯に応用される、新しい発光機構を用いた有機発光体の設計を行なっています。従来の◯◯◯◯は発光体としてレアメタルか蛍光材料が用いられていますが、それぞれ高コスト、低発光効率という問題があります。近年この解決策としてTADFという発光機構が注目されており、デバイスの低廉化、構成の簡単化が期待されます。しかし、現在のTADF分子には実用化可能なほど長時間使用への耐久性がありません。そこで私は、従来の設計法は元素自体の性質を利用した方法であることに着目し、分子の立体構造から性質を発現させる設計法を提案しました。これにより、設計法の知見が増え、耐久性を解決した分子の創出が可能となると考えます。この研究の目標は、構造の影響を比較しやすくするため単純な構造を持ち、高発光効率を備えたTADF分子を創出することです。その結果、現在合成が一段階で発光効率◯◯◯の分子が開発され、特許出願を検討しています。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと(200-400)
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A.
私が注力したことは研究です。私は困難なことに積極的に挑戦することで自分の成長に繋がるという考えから、研究室に前例のない発光体を扱うテーマを選択しました。この研究の目標の1つは,高い発光効率を持つ分子を創出することです。しかし、当初合成した分子は発光効率が◯◯と低いという問題がありました。ここで私は2つの対策を提案しました。1つ目は原因を解明するため、同種の論文から分子の設計法やその問題点、量子化学計算から解析法を学び、失敗原因の仮説を立案することです。2つ目はこの仮説を検証するため、分子構造の単純化と合成経路の効率化を行い、合成速度を向上させるとともに結果の比較を簡単にすることです。仮説の立案と検証を熱心に7ヶ月以上繰り返し、◯◯種もの分子を合成しました.その結果、現在は発光効率◯◯◯の分子を開発し特許を出願しています。この経験から、挑戦には自ら学び試す主体性が必要だと学びました。 続きを読む
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Q.
志望理由とやりたい業務,理由(200-400)
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A.
私は新技術を作ることで、社会を根本から発展させたいと考えています。このような研究に重要なことは、困難なことも実現させる技術力と技術を製品に昇華させる発想力だと考えます。そのため根本となる技術から研究を行い、さらに研究と経営が近い貴社を志望しました。貴社は「ニッチでも世界一を目指す」と掲げるように、CNTの生産やC5などの独自技術を多数保有していることから、理学的な研究にも挑戦し実現できる技術力があることを知りました。また、メーカーの中でも研究開発への投資が多く、さらに研究ヒアリングなど研究と経営の繋がりが強固であることから、技術を製品化に繋げやすいと感じました。私には現在の研究で、テーマ創出から特許出願までを行った実績があります。この経験から得られた「新しい材料を考える発想力」を生かし、入社後は研究開発職に就き、機能材料分野で新製品のテーマ創出、既存技術の融合などに貢献できると考えます。 続きを読む
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Q.
5年,10年後の将来,どのような人材になりたいか(200-400)
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A.
私は、社内だけでなく社外からも頼られるほど特定の分野について高い専門知識,技術を持った技術者になりたいです。そして、この分野の視点から製品、事業展開にアイデアを提案できる人材となることが目標です。私は、樹形図のように応用製品が多く研究される、根本となる技術を開発したいです。このような研究はチームで行う必要があり、私はこの中で特定の分野の視点から提案をする、という役割が合っていると考えます。これは、私の強みである主体性と発想力を活かし、ある分野について誰も経験がない領域まで追求し、さらに製品化まで繋げることができると考えるからです。そこで、5年後にはその分野の理解を深め、技術を確立、製品化を行います。さらに、10年後には他分野の技術と融合を図り、さらに高付加価値な製品を開発します。これ以降はここで得た知見を生かし、新規事業を起こす際にそのアイデアを求められる人材となることを考えています。 続きを読む