- Q. 志望動機
- A.
artience株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒artience株式会社のレポート
公開日:2021年5月19日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考はすべてオンラインでした。
企業研究
東洋インキSCホールディングスはインキを主な強みにしているため、インキ業界のことを特によく調べました。インキを扱う会社も複数あるため、他の会社と東洋インキとの違いを意識しながら選考を進めていきました。私の場合には、インキに伝導性などの付加価値を持たせる点に魅力を感じた、と選考では説明しました。早ければ年末には会社説明会が行われるため、そこでどのような点に魅力を感じるかを意識すると有利になると思います。また、インキを扱う研究は大学ではほとんど無いため、東洋インキの扱う製品群と自分の行う研究の共通点を見つけて、それを入社後にやってみたいと答えました。あまりやりたいことを限定しすぎず、自分が行ってきた研究をからめる程度に留めておくとよいかもしれません。
志望動機
貴社はあらゆる化学製品に欠かせない印刷・包装を強みの一つとしており、人々の目に見えるような近い製品に関われることが、私の「化学を用いて社会に役立つものづくりに携わっていること」という会社選びの軸に合致すると考えました。また塗料だけでなく樹脂や分散技術といった幅広い事業を手掛け、様々な分野の技術に携わることが出来る点も魅力的に感じました。同じインキ事業として、サカタインクスさんにも選考していますが、向こうは技術力というよりかは海外事業に特に注力しています。一方で、東洋インキはインキに留まらない、面白い技術を有しています。また、DICさんは規模が大きすぎて、自分のやりたいことに挑戦しにくいかもしれないと考えました。以上の理由から、貴社を志望いたしました。
説明会・セミナー
- 時間
- 90分
- 当日の服装
- 私服
- 実施時期
- 2020年12月 中旬
- 実施場所
- オンライン
セミナー名
早期選考者向け会社説明会
セミナーの内容
会社概要、選考フローの説明、質疑応答
参加前の事前準備や注意したこと、感想などを教えてください。
非常に和やかな雰囲気の中で行われました。参加者も4人のみでしたので、聞きたいことや気になったことを全て聞くことも出来ました。
このセミナーは選考を受けるにあたって参加必須でしたか?また、選考に有利に働きましたか?
参加必須でした。一方で、説明会に参加することで書類選考を免除する利点も得られました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年01月 中旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
ESの内容・テーマ
会社選びの軸、自己PR、学生時代に頑張ったこと
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
webで入力
ESを書くときに注意したこと
分かりやすさ、エピソードとそれから得たものを意識した。
ES対策で行ったこと
はじめてのESだったため、自己分析を行いつつ構成を考えていった。質問内容も普遍的な質問ばかりなので、今後他の企業を受ける際にも良い練習になると思う。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年02月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明(おそらく若手)
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
URL入力後、しばらく待機。その後人事が入室して面接開始。面接後、ブラウザを閉じて終了。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
短い言葉でハキハキと答えるようにした。質問も普遍的なものしか聞かれないと知っていたため、事前に回答内容を覚え、それを答えるようにした。
面接の雰囲気
極めて和やか。こちらが話している間も相槌を打ちながら話を聞いてくれた。あまり深堀りはされずに、最低限のコミュニケーションをとれているかを見ている印象。
面接後のフィードバック
良い点のみ言われた。こういった点は他の企業でもアピールできると助言を頂いた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
研究の中で特に苦労したことは?
私は研究の中でも、収率の向上に苦労しました。私の研究は新しい化学反応を開発する研究なのですが、はじめは収率が3%で反応がほとんど進行していないことが分かりました。ここで、化学反応は用いる化合物によって反応性が大きく変化します。そこで、用いる化合物を変化させることで、収率の改善に挑戦しました。しばらくは結果が得られず、本当に反応性が向上するのかわからない状態でした。しかし、あきらめずに検討を繰り返すことで、最終的には収率が3%から72%まで改善させることに成功しました。こういった結果から、研究開発といった、結果がでるのかわからないような事業においても、粘り強く、長期的な目標達成に貢献できると考ええています。
どこで東洋インキを知ったか?
私の研究室の先輩はほぼ全員が貴社にエントリーしていたため、貴社の存在は研究室所属後に初めて知りました。先輩たちが口をそろえて東洋インキは良い企業だよ、とおっしゃっていたため、会社説明会に参加しました。そこで志望度が高まったため、貴社を志望しました。
→(東洋インキにどのような印象を持っているか聞かれた)「人間尊重の経営・生活文化創造という理念から、人を大切にするという印象を持っています。説明会の雰囲気や、その説明会の中でも福利厚生が充実しているということから、理念通りの経営を行っていると感じています。」と答えました。短い質問が続き、それに対して短い言葉で答えていく、というような流れで面接が続きました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2021年02月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 技術部門長1人、人事不明(中堅)
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
URL入力後、しばらく待機。その後面接官2人が入室して面接開始。面接後、ブラウザを閉じて終了。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
履歴書の印象と面接で齟齬があるため、深堀をされました。それに対して論理的な受け答えをすることで、矛盾を解消させると共に、自分の人物像を人事に伝える事が出来たと思う。
面接の雰囲気
和やかな雰囲気だったが、中堅の面接官二人だったためやや緊張した。アイスブレイクから始まり人事が質問、次に技術面接。履歴書の内容と比較しつつ、深堀された。
面接後のフィードバック
良かった点、改善点を言われた。そのうえで、このような点を注意すると次の面接で有利になるというアドバイスを貰えました。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
あなたの集団での立ち位置は?
どちらかというと下から支えるような役割です。研究室の生活でも、同級生の悩みを聞くなど、サポート役に徹するよう努めています。
→(履歴書ではサークル活動で幹部職を担当しており矛盾しているようだが?と聞かれたので)「私のサークルは少し特殊であり、上から引っ張り上げる幹部職、ルールを整備して下から支える幹部職があります。そこで、先頭に立ち指導する役割は他の人に任せて、私はルールという土台を整備する役割に徹しました。さらに、少人数側の考えや意見にも寄り添うことで、他の幹部と協力しながら、上と下からの両面からサークル活動の運営を行っていきました」と答えた。面接官は大きくうなづいていたため、手ごたえはあった。
なぜ今の研究テーマを選んだのか?
私は高校生の頃から、無尽蔵である太陽光を扱う光エネルギーを扱うだけでなく、環境にも優しい光化学に興味を持っていました。さらに、ふつうは起こらない反応を促進することが出来る、触媒にも可能性を感じ、深く学びたいと考えていました。そこで、この二つの分野の特徴を併せ持つ光触媒を扱う研究室を選択しました。研究室で提示されたテーマ群の中でも、「光触媒に加えて、別の触媒である金属触媒を組み合わせた、化学反応を開発する」研究テーマがありました。光触媒と金属触媒という、異なる触媒を二つ組み合わせることで、これまでにない全く新しいことが出来るかもしれないと考えたため、現在の研究テーマを選択しました。自分の研究を分かりやすく嚙み砕き、興味を持った点を意識して答えた。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年03月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事部長、技術部門長
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
URL入力後、しばらく待機。待機室で待った後、別の面接室へと通され、面接官2人が既にいるためその場で面接開始。面接後、ブラウザを閉じて終了。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
質問はシンプルなものが多かったため、短く答えた。これまでの面接内容と矛盾が無いか、人としてどうかのみを見ている気がする。
面接の雰囲気
やや厳しめ。人事は少し厳しめの口調だったが、技術部門長の方は非常に和やかな雰囲気だった。適性診断の回答と齟齬が無いかのみを聞かれているような印象。
面接後のフィードバック
良かったポイント、入社後にどのように活躍してほしいかを言われた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
東洋インキで何を行いたいか。
まずはじめに貴社の既存の知識を吸収したいと考えています。貴社はジョブローテーションを採用しており、積極的に様々な分野を学ぶことが出来ると考えました。やがては機能性分散体の開発にも注力したいと考えています。中でも高濃度カーボンブラック分散体を開発したいです。宇宙エレベーターにも利用されるような夢の素材であるカーボンナノチューブを、貴社は高い分散技術を使って分散化させることに成功しています。私は、カーボンナノチューブの構造を変えて性質のさらなる改善や、あらたな性質の発現を行ってみたいと考えています。なるべく具体的に答えるようにしました。「詳細にイメージできました、ありがとうございます」と面接官から言われたため、手ごたえあり。
あなたの性格の強みは?
私の性格の強みは知的好奇心が強いことです。私は専門科目の化学以外に、民俗学などにも興味を持っています。そこで、大学の図書館を利用するなど、様々な手段で知識を得ました。そして大学の文系科目にて優秀な成績をおさめました。また、学部3年次までは高分子化学を専攻していましたが、4年次では光化学の研究室に所属しました。そして、自らの好奇心に基づき実験を繰り返すことで、学部の卒業研究発表で優秀賞を受賞しました。
→(知的好奇心はどうやって養われたか聞かれたので)「特に明確な時期は無いですが、物心がついた時から様々な物事に興味を持っていました。幼少期に習い事を複数受けていたことが関わっているかもしれません。」と答えた。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年04月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
事業内容、他に志望度が高い企業から内定を頂いたため。
内定後の課題・研修・交流会等
なし
内定者について
内定者の人数
30人程度
内定者の所属大学
東北大学、東京都市大学
内定者の属性
不明
内定後の企業のスタンス
3月中旬に内定を頂いたが、4月下旬まで待ってもらえた。4月上旬には内々定者向けのイベントがあり、会社のことをより深く知るきっかけにもなった。
内定に必要なことは何だと思うか
企業研究をしっかりと行う必要があります。インキを扱う特殊な会社であるため、インキの事を深く知ること、その中で東洋インキの特徴を知ることが志望動機にも自然に繋がっていくと思います。また、選考に特殊な点はないため、事前準備をしっかりと行う事が大切だと思います。穏やかな人が多いため、あまり緊張することもないと思います。あまり自分を良く見せることなく、ありのままの自分とアピールポイントを出していけば、良い結果がついてくると思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
話に一貫性があることが大切だと思います。人物像がはっきりしており、どのような人生を歩んできたのか、どのように考えて生きてきたのかを正しく伝えることが重要です。学歴や明確な成果はそこまで重視されていないように思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
インターンはそもそもない、書類による落選も無いため、面接での印象が最も重要であると思います。相手に伝わるような話し方を練習し、内容を事前に準備することが大切です。面接のたびにフィードバックも頂けるので、試行錯誤を繰り返しながら面接に慣れていく必要があります。
内定後、社員や人事からのフォロー
内々定辞退のため不明。少なくとも、4月上旬にはイベントがあるため、手厚いと予想。
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artienceの 会社情報
会社名 | artience株式会社 |
---|---|
フリガナ | アーティエンス |
設立日 | 1907年1月 |
資本金 | 317億3350万円 |
従業員数 | 7,822人 |
売上高 | 3221億2200万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 高島悟 |
本社所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目2番1号 |
平均年齢 | 43.8歳 |
平均給与 | 749万円 |
電話番号 | 03-3272-5731 |
URL | https://www.artiencegroup.com/ja/index.html |
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