【不動産と資産の魅力】【23卒】三井住友信託銀行の冬インターン体験記（理系/秋季3daysインターンシップ(総合職））No.18771（東京工業大学大学院/男性）（2021/11/8公開）

将来志望する仕事に関して、不動産に携わることが必要だった。他に鉄道や不動産も勿論見ていたが、銀行業務以外に法人個人問わず資産としての不動産を扱えたり、事業者に売却する大元のスキームに携われることも魅力だった。

ESとGDが選考内容だったが、どちらも奇をてらった内容ではなかった。おそらく多くの就活生がエントリーするインターンであるため、ESでは端的に内容をまとめるようにした。またGDでは人数が多い分話せない人もいたため、適度に内容を振るなど、協調性を出すことを心掛けた。

GDでみんなで一緒に合格するという雰囲気をしっかり出せたことが通過の要因ではないかと考える。事実、私以外にも、複数人インターンシップでは見かけたため、グループは敵ではなく、仲間だととらえる方が良いと考える。

9つの事業領域に関して、小さなグループワークを3日間通して行う。事前に9つの事業領域に関してビデオを見る予習がある。

事前にビデオで浅く広く勉強する⇒当日は軽い復習程度の講義⇒グループワーク⇒発表⇒次の事業の復習程度の講義⇒。。。といった様な流れ。

信託業界全体の理解（全ての事業領域を学ぶため）社員の雰囲気（座談会があったため）

9つの事業領域に関して30分～1時間程度のワークを、講義⇒ワーク⇒発表の流れで3日間通して続ける。

1日目にやったこと

SMTB全体の講義、資産運用、相続、個人トータルソリューションに関する講義、グループワーク、マーケティング事業に関する講義、マーケティング事業に従事する社員のインタビュー動画視聴

2日目にやったこと

1日目と同じように、当日は軽い復習程度の講義⇒グループワーク⇒発表の流れがメインとなる。特に大きいワークは、受託業務と不動産に関するグループワークで、短い時間で答えまで導き出すスピード感が求められている。

3日目にやったこと

最終日は1,2日目の講義、グループワークを通して学んだことを活かす内容だった。法人アセットマネジメントと法人トータルソリューション事業に関するワークだったが、与えられる資料数が3日の中で最も多く、資料の取捨選択を時間内で行う大変さはあった。

人事部の社員

なし

人事社員が日替わりで担当していたが、1対1の関係でしっかり話す機会はインターンシップ終了後に残るくらいしか方法がない。一方で、グループワークには顔を出してくれるため、間で仕事やワークの内容について聞くなどコミュニケーションがとれる環境である。

通常インターンシップでは、初日にテーマを提示され、じっくり腰を据えて考えることが多い。しかし本インターンシップでは、短いスパンでいくつもワークを行うため、頭を切り替えて進めていくことが求められ、素早く考えていくヴァイタリティが必要となった。

基本グループワークであるため、同じグループのメンバーとは親しい仲になれる。特に短いワークが多いため、ワークごとに役割分担を変えて適性を見るなど、自己理解の機会にもなる。

恐らくこの時期にインターンシップを行っている信託業界の企業の中では最も勉強になるインターンシップであると言える。9つの事業理解は即ち業界全体の事業理解に繋がるため、銀行業界や信託業界を考えているのであれば、企業志望度関係なく参加して損は無いと考える。

事前の事業領域に関する講義ビデオをどれだけ見て資料を読み込んでいるかでメンバー間に差が出た。この差を埋めるためにワークの時間を削ることは非常に勿体無いため、もっと理解を深めておくべきだった。

全ての事業を知ることで、入社後にもやりたいことを探せる環境があると感じた。だからといってゼネラリスト志向が全てを占めているわけではなく、スペシャリスト的な観点で一つの事業領域を極めることもできるため、多くの人に適性のある企業なのではないかと感じた。

社員の方の雰囲気や事業領域に関して一通りの理解があることは間違いなくアドバンテージになると言える。また内定者座談会等では、就職活動の過程でインターンシップに参加することのメリット等を就活生目線で教えていただくことができ、自身のこれからの就職活動のイメージも行うことができた。

元々不動産に携わりたいため、鉄道や不動産を志望していたが、法人顧客や個人顧客の不動産鑑定や環境不動産鑑定といった業務を通じても自身のやりたい仕事を実現できると感じた。また仕事はしてみないと適性が分からないことも事実であり、そんな中でも幅広い事業領域を誇る企業であれば、適性を探しながら自身のやりたいことにも向き合えると感じた。

内定者座談会での話のため、自身が体験したわけではないが、インターンシップ参加者は早期選考の様なものに呼ばれる。また金融業界ならではのリクルート面談も数多くあるため、選考への配慮は手厚いと感じた。

参加前は鉄道と不動産に絞っていた。元々開発やマネジメントに興味があったためだが、その一方で人気業界であるため、他業界も見たいと考えていた。信託業界での不動産の扱いは、直接開発に携わるわけではないが、根本の資産運用やコンサルティングといった観点で活躍できるため、仕事内容として極めたら面白そうだと思えた。

先輩も入社した企業であったため、イメージとしては比較的高印象に思っていた。しかし、専攻段階では面接が無く、社員の方とのコミュニケーションはとりづらい中であったため、若干の不安要素はあった。しかしインターンシップでは3日間通して複数の社員の方とお話する事ができ、人的魅力といった面も学ぶことができ、捉え方はかなり変わった。