【金融業界の未知を解き放て】【22卒】三井住友信託銀行の冬インターン体験記（文系/3Daysインターンシップ）No.18598（明治大学/男性）（2021/10/18公開）

もともと、金融業界の中でもメガバンクへの興味が強かったため、銀行・信託・証券における業務の違いを実務の擬似体験を通じて理解しておきたかったため、その一環として今回のインターンに興味をもち、参加しました。

特別な対策はしていません。エントリーシートも基本的な内容であったため、就活に本腰を入れて臨んでいる人は対策不要だと思います。

インターン参加までの選考に面接がなく、グループディスカッションのみだったので、グループの中でのコミュニケーション力や協調性を重視していたのだと思います。

多岐にわたる信託銀行の業務をグループワークを通して理解する

簡単な講義→グループワーク→発表　の繰り返し

信託銀行における法人・個人へのソリューションの幅広さ

信託銀行の業務を網羅的に理解する

1日目にやったこと

初日は事前に配布されている資料の簡単なおさらいから始まり、グループ内での自己紹介やチーム名決めの後、個人トータルソリューション事業や受託事業を理解するグループワークを行いました。

2日目にやったこと

二日目は法人トータルソリューション事業や証券代行事業、法人アセットマネジメント事業を理解するためのグループワークを行いました。また、終盤には複数名の21卒内定者との座談会もありました。

3日目にやったこと

最終日は不動産事業やマーケット事業を理解するためのグループワークを行います。また、社員座談会も設けられていました。基本的には三日間通してワーク→発表の流れを繰り返します。

人事部社員

なし

三日間を通して、グループワークのフィードバックをくれる人事部社員や、座談会での内定者・現場社員と、様々な立場の人たちとコミュニケーションをとることができました。

事前に資料や動画が送られてきて吐いたものの、三日間を通じてのインプット量が多かったことが大変でした。金融知識が豊富でなかったため、グループワーク中に時折手が止まってヘルプを求めてしまう場面がありました。また、三日間ルーティーンのようにワークをするため飽きがきます。

基本的にグループ内の学生との関わりのみになります。とても社交的でワークを進めやすいメンバーでした。

信託銀行の提供価値、特に銀行や証券との明確な業務の違いを理解することができた点が一番大きな収穫でした。法人・個人という切り口だけでなく不動産のような少し毛色の違う事業も体験できました。また新たに新設された事業のこともインターン中に触れられていたので、会社理解も捗りました。

事前にインターン中に使う資料およびその解説動画が送られてくるので、それらにしっかり目を通しておけば問題ないと思います。

簡易的なお題に対してワークを繰り返すことで信託銀行の概要を理解するという趣旨だったので、実際に自分がこの企業で働いているかという視点まで解像度を上げることができなかったのが理由です。ただ、人事部社員・現場社員・内定者とそれぞれコミュニケーションを取れる機会があるので、人柄などは知ることができました。

グループ内の学生の方が信託銀行の業務知識や金融知識を有しており、かつグループワークにおける積極性やコミュニケーション力のレベル感は自身と同じくらいであると感じたので、相対的に内定が出るかどうかを考えた時に難しいと思いました。さらに、座談会を通して一貫した社員の特徴や社風まで掴むことができませんでした。

三日間を通して信託銀行における業務を網羅的に体験しましたが、「この仕事がしたい！」と思えるものがなかったため、志望度が上がることはありませんでした。ソリューションが多岐にわたることが特長なので仕方ないと思いますが、どうしても複数の業務を理解するためのワークが単調に感じてしまいました。

インターン参加後に複数回行われるリクルーター面談にて、志望動機や就活軸のブラッシュアップができるためです。リクルーター面談を根気強く行うと早期選考へとつながり、早ければ冬の段階で内定を獲得できるため、本選考においてはだいぶ有利に働くと思います。

志望業界：金融・不動産
理由：前提として現段階で転職等のキャリアアップは考えておらず、新卒で大企業に入社し整った教育体制や上司からの指導のもと成長していきたいという思いがありました。その上で、金融の中でもメガバンクに興味をもっていたのですが、証券や信託との違いを明確にするべく今回のインターンを志望しました。

信託銀行のインターンに初めて参加したということもあり、業務の幅が想像以上に広いことを知りました。また、新たに設立されたプライベートバンキング事業の提供価値も理解することができ、三井住友信託銀行の最先端を知ることができた気がします。しかし、特別興味をひく業務がなかったことや第一志望の業界の早期選考に乗れていたことより、本選考は受けないことにしました。