18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
■あなたの学生生活において直面した最も困難なことと,それをどう乗り越えたかについて,具体的なエピソードを基に説明してください.(400)
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A.
私は交通工学の観点から地方都市におけるフルデマンド交通導入時の効果を分析するという研究を行っている.この研究において私は2つの困難に直面した.1つ目は情報工学の知識不足である.フルデマンド交通の運行は非常に高度なシステムにより支えられている為,情報工学の知識が必須であった.しかし,土木工学や交通工学を学んできた私はその知識が乏しく,当初は文献を読んでも理解できず非常に苦労した.2つ目は,共同研究者との思想の違いである.この研究はシステムを追及する情報チームと需要予測などを行う交通チームの共同で行ったが,利便性を追求する情報陣と社会に実装した際の是非を慎重に考える交通陣で根本の思想にギャップがあった.この2つの困難に対して私は,文献調査に加え,異分野の学会へ参加し研究者たちと議論を重ねることで知見を深めると共に思想のギャップを埋めていった.その結果,国際学会での発表を実現することができた. 続きを読む
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Q.
あなたがNTT東日本というフィールドで挑戦し,成し遂げたいことについて具体的に教えてください.(400)
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A.
ICTを活用したフルデマンド乗り合い交通を普及させ,交通における地域格差をなくしたい.私は地方都市における交通需要を予測すると共にフルデマンド乗り合い交通の導入効果を分析するという研究を行っている.地方出身の私は首都圏と地方の交通格差の大きさを実感すると共にこの格差を縮小させ,地方都市の活性化に貢献したいと考えている.貴社は多くの自治体にデマンド交通システムを提案し,その運行を支えてこられた.私はそのノウハウとICTを駆使することで,リアルタイム・全自動に予約を受け付けながら最短経路で複数人をピックアップ,各々の目的地へ届けるフルデマンド乗り合い交通システムを実現・普及させ,移動難民を減らしていく.さらに,貴社のネットワークを活用し,移動自由度の向上に伴い生じる医療,外食,観光などの活動に資するサービスを合わせて提供することで,住みやすい便利な都市を実現させ,地方都市の活性化に貢献したい.(400) 続きを読む