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22卒 インターンES
技術職
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Q.
キユーピーへの提案を教えてください。(200文字)
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A.
私は、野菜を使用した天然着色料の開発を提案します。現在流通しているものは、人口着色料が多いと感じます。食にとって、「色」は見た目を鮮やかにし、食欲をそそります。しかし、海外では、健康被害の可能性を指摘し、規制されているものでも、日本では使用されています。そのため、この開発により、健康被害を心配することがなく、彩りと栄養を提供し、おいしさ・やさしさ・ユニークさを提供することができると考えます。 続きを読む
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Q.
研究内容を教えてください。(500文字
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A.
私は、キラルな界面活性剤を用いて、界面通過について研究しています。キラルとは、鏡像関係にあって重ね合わせられない物質の性質のことです。界面活性剤を用いて、界面通過の速度を下げ、抽出速度の違いによる分離の実現を目的としています。界面の物質通過において、拡散過程と界面通過過程が考えられます。この一連の反応の中で、拡散が最も反応速度が小さく、全体の速さを決める段階の反応であることがわかっています。つまり、物質通過において、界面通過で起こる反応は速すぎて、界面の寄与がみられないという問題点があります。そこで、私は、この拡散を排除して、界面通過に着目する方法を検討中です。キラルな界面活性剤を用いて物質移動の制御が可能になれば、キラル選択制を向上させた溶媒抽出系の構築が期待でき、新規分割法の開発に繋がると考えています。この分離が実現すれば、将来的に、食品・農業・医薬品など生体に関係する分野において役立つと考えています。例えば、二つの物質のうちのいずれか一方が望まない効果や副作用を生じる場合があります。それぞれを分離することが可能になれば、これらの作用を排除することが可能になると期待しています。 続きを読む