【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】人事部のリーダー【面接の雰囲気】交通費の精算も面接官の方がやっていたので気を引き締めるタイミングが迷ってしまった。どんどん質問が飛んでくるが特別緊張感があるわけではなかった。【中高も含め、部活などでリーダーの経験はあるか】はい。高校時代に所属していた○○部でキャプテンを任されていました。主に練習メニューの作成と大会の進行がメインでしたが、個人競技ではあるもののダブルスのペア決めや団体戦でのオーダー決めのために常に部員のプレーを観察していました。特に苦労したことはダブルスのペア決めです。左利きのプレイヤーも多く戦型も様々だったため、複数の候補をあげながら試打してもらい調整していきましたが、実力差をなくすため、学年を超えた組み合わせを可能にするためにかなり悩みました。実はこの際に挫折も経験しています。人に頼ることが苦手だったために私の考えのみで動き指示を出していたため、他の部員からの反発がありました。すぐに話し合いの場を設け、部員の意見も聞いた上で私の考え方や気持ちを述べたことで部員も納得してくれてより協力的になりました。周りに協力してもらうだけでなく、私自身も人に頼り助けてもらうために勇気を出して声をかけることもありました。こうして私は無事にキャプテンとしての務めを果たすことができ、人に頼ることを苦と感じなくなりました。【バイトで苦労したことは何か】塾講師のアルバイトで担当生徒を合格させたことが苦労したことです。その生徒は社会人として働く中で違う進路を考えて専門学校へ入学することを目指し入塾しましたが、勉強が嫌いで諦めが早い方でした。私の目標は「勉強を苦に思わない楽しい授業」であり、彼女を合格させるにはまさに目標通り、勉強に対する苦手意識をなくし楽しいと思えるような授業を行うことが重要だと考えました。そのためにまず生徒の授業中の様子を観察しました。決して初めから解答を放棄するわけではないのですがネガティブな発言が多いことや少しでも分からないと拗ねてしまうこと、褒められ慣れていない様子から、勉強への意欲がそれなりにある一方で自信が無いことが分かりました。そこで些細なことでも大げさに褒めることを大切にすると同時に志望校の過去問題を調べ、問題を取捨選択して徐々に難易度を上げ、解答率を高めて自信を深められるような授業構成を練りました。すると、段々と授業態度が良くなりすぐに諦めることがなくなった上、課題で分からなかった問題もよく考えてから質問するまでになりました。その結果、志望校に合格することができ、塾を卒業するときに先生ともっと早く出会えていたら勉強が好きだったかもしれないと言ってもらえました。苦労した経験でありながらも、とても嬉しい経験でした。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】質問数が多く特に深掘りされるわけでなく次の質問に行く上に、中学時代のこともさかのぼって質問されるため、思い出しながら簡潔に答える頭の回転の速さを評価されたと思います。
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