18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 法政大学 | 男性
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Q.
ゼミ、研究など大学で取り組んだことと特に力をいれた点
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A.
私は卒業研究で、仏教寺院が地域社会で果たす役割について調べています。研究開始当初、先行文献にはない課題を把握したいと思い、私の友人の僧侶が所属している大阪の寺院に足を運びました。その寺院で住職や僧侶の方々の話を聞くと、仏教社会が非常に男性的な社会であることを感じました。そこで私は仏教界におけるジェンダーの問題に着目し、新宿にある女性スタッフが多く活躍している寺院を訪ねました。すると、新宿の寺院では女性目線で寺院本堂の活用がされ、寺院が地域社会の中心的な機能を果たしていることがわかりました。このように私は研究で疑問を抱いたら「実際に足を運んで問題の本質を探る」ということを心がけることで、卒業研究の独自性を創出しました。 続きを読む
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Q.
あなたのセールスポイントとそれをどのように身に付けたかを記入してください。 (400字程度)
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A.
私のセールスポイントは「周囲を巻き込んで課題解決していく力」です。この力はフィリピンの用水路建設のボランティア活動を通して身につけました。私は日本人学生30名と現地住民の方々の通訳として、水害対策の用水路建設と持続可能な整備体制の構築に挑戦しました。しかし、活動当初は現地の方々が用水路建設に消極的でした。そこでその理由を探るために、毎晩現地の方々に水害に関する話を聞く時間をつくりました。すると、彼らは用水路を水害対策として使っていないことがわかりました。そこで、用水路をどのように活用すべきか彼らと話し合いました。彼らと共に一週間生活をして、同じ目線で理想的な用水路整備の体制を考えることで、たくさんの村の学生が積極的に参加してくれるようになりました。その結果、6日間で500メートルの用水路建設が完遂しました。建設から1年以上経った現在でも彼らは持続的に整備を続け、私たちに現状報告をしてくれます。このように私は一つの課題に対して必要な解決策を練り、そのために周囲の人々を巻き込み動かしていくことが出来ます。 続きを読む
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Q.
NEDOへの志望動機を記入してください。(500字程度)
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A.
NEDOにしか出来ない仕事がある。それが私の志望理由です。私はNEDOに入構して民間企業と国の架け橋となり、世界に誇れる技術を持った企業を1つでも多く支援していきたいと考えています。私は学生時代、国内外で災害救助活動や国際協力事業など様々なボランティア活動を行ってきました。常に「社会課題を解決するために何ができるか」を考えながら活動をしていましたが、学生にはできることも限られているため、技術のある会社で働き、社会に貢献していこうと考えました。このような考えのもと就職活動を進めてきましたが、様々な会社の方々とお話をしていると、民間企業はたとえ社会貢献性の高い事業でも利益が得られないと進めることができないということがわかりました。現代の国際社会において民間企業だけで国際競争力を養うのは至難の業です。官民共同のプロジェクトをもってして、日本の企業にしか成しえないサービスや技術を構築できると思います。そのために私は、貴機構に入構しても国の立場だけでなく、各企業や業界の状況に敏感になり、プロジェクトマネジメントを通じてより広く社会に貢献できる人間になっていきます。 続きを読む
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Q.
以下の1.2.3.の中からテーマを1つ選択し、賛成・反対の双方の意見に加え、最後にあなたの意見を記入してください。(600字程度) 1.今後、発売する自動車をすべて自動運転車のみとすることについて 2.今後、新築住宅をすべてゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)とすることについて 3.今後、人事部の仕事をすべて人工知能(AI)で代替することについて
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A.
3.人事部の仕事は“人”を扱う仕事であるため、AIで仕事を代替することに関して、賛成意見と反対意見があります。賛成意見としては、AIには客観的な仕事ができることが挙げられます。人事部の仕事のうち、人事異動や採用などの仕事は、時に人事部の社員の主観をもって遂行されることがあります。無意識のうちに社員の感情が仕事に反映されると、業務の判断基準のブレにも繋がるかもしれません。それに対してAIを使用した業務に移行すれば、数値化されたデータに基づいた客観的な判断ができ、仕事の効率化と一貫性がもたらされます。 一方、AIへの代替に関する反対意見としては、人事の仕事には数値的データでは図れない情報も必要である、ということが言えます。例えば、社員一人ひとりの人柄や社内の流動的な人間関係の把握はAIには難しい、人間にしかできない所業です。このような数値化できない情報の管理も人事部に求められる大切な仕事であり、これらの仕事はAIへの代替が困難でしょう。 これらの意見を踏まえて、私は人事部の仕事をすべてAIで代替することに反対です。私はアルバイトとして感情分析のAIの開発に携わっていますが、人の感情を数値的なデータ化することは困難です。なぜなら感情は人や状況によって基準が異なるからです。組織運営において人事部は構成メンバー一人ひとりのモチベーション管理も求められます。社員の働き方を考えていくうえでも、人事部の社員が中心となって、社内の草の根の声や感情をくみ取り組織改善に反映させていくことが必要だと私は考えます。 続きを読む