【銀行の未知を解き放て】【21卒】りそな銀行の夏インターン体験記（文系/総合職）No.12413（法政大学/男性）（2021/1/20公開）

銀行業界に興味があったから。売り上げの高いメガバンクと、それに追従する他の銀行についてどのようなビジネスを図っているのか、どのような特筆する差があるのか、外からではわからない情報を内から収集したいと考えたため、インターンに参加しすることを決意した。

面接があることを知っていたため、ある程度ホームページ等で情報を集め、対策した。インターンの段階の為、そこまで深堀するとは思わなかったため、最低限、ESの内容について話せるようにした。

りそな銀行のビジネスモデルについて学習する。またそれを生かした新事業の提案をする。

1日目にやったこと

銀行業全般の概要について最初に説明があり、その後りそな銀行のビジネスモデル、強みについての説明があった。午後からは班でボードゲームをし、ディスカッションしながら意思決定を下すという作業を行った。

2日目にやったこと

1日目と同様説明があり、ボードゲーム後に予算が設定されており、銀行という枠組みを超えて自由な発想を生かした新たなビジネスを立ち上げるという課題のもと、プレゼンテーションの準備をした。

3日目にやったこと

朝からプレゼンの作成を行った。午後からは班をいくつかのブロックごとに分け、そのブロックで一番優秀な事業をプレゼンした班が勝ち残るという方式のもと、最後まで勝ち残った班が全体の前で発表を行った。

人事部

りそな銀行のグッズ

いくら班での発表であり、学生であれ、しっかりと1社員になったつもりで、責任感をもって発表をしなさいという話を受けた。そして発表するのがどのような状況なのか、誰にプレゼンするのかも加味しながらプレゼンを作成しろという言葉が印象的だった。

1日目と2日目はボードゲームがメインであり、その後プレゼン作成をしたが、その時間が少し足りないように感じた。参加学生が多く、その分班の人数も多いため、意見が全体でまとまることが無く、最終日のプレゼンが始まるギリギリまで準備をした。タイムキーパーはいたが、それをうまく機能させることが出来なかった。

銀行はただお金を貸す場所ではなく、お客様に寄り添い、お客様のことを考えているからこそ、融資判断をしないことがある。そのような時には融資をする解決策ではなく、お客様の財務状況を確認したり、ビジネスとして正常に機能しているかを銀行員が判断することが何よりも重要だということを学べた。

りそな銀行はリテール分野において他の銀行と比較しても強みを持っている。そのことについて、もう少し新聞を読むなどして情報収集すればよかったと思う。

人事の方との座談会をする場が何回も用意された。りそなは他の銀行とは違い、窓口の終了時間が短いため、何時に営業が開始し、終了するのか本音ベースで聞けた。また、当時は個人のお客様への資産運用窓口業務について興味があったため、普段のワークスタイルについて、詳しく質問することが出来たため。

インターンの参加学生は学歴でいうと上位大学が多かったこともあり、知識量が多かったり、経験量、特にプレゼン能力において自分よりも優れている人が多いように感じた。当時はまだ8月だったため、当時の自分の能力では本選考で内定を取るのは難しいと思ったから。

今までは銀行は昔の単なる「金貸し」のイメージが強かったが、法人営業では事業承継や相続などお客様のニーズに合わせた幅広い提案から時代に合った変化を、りそな銀行はしていると感じた。インターンでも説明があったが、「銀行の常識は世間の非常識」という言葉にもあるように常にお客様第一に考えているりそなで働きたいと感じたため志望度が上がった。

本来は１次面談で社員、2次面談で人事担当者との面接だが、インターン参加者のみ本選考の面接が実質2次面接から開始する。参加していない学生よりも短い回数で内定を取ることが出来る。

経済学部ということもあり、金融業界に興味を持っていた。そのため、割合でいうと7割金融、他メーカーや航空と、金融にウェイトをかけてインターンに参加していた。将来性のある企業につき、あまり転職することは考えていなかったため、安定しているメガバンク、大手住宅建材メーカー（LIXIL、TOTO等）で経験を積み、海外事業に挑戦しようと考えていた。

志望業界については特に変化はなかった。りそな銀行のインターンに参加したことで銀行業界特有のお堅いイメージを払しょくすることが出来たと思う。また、それまでは営業の中でも個人のお客様に対する営業を志望していたが、法人営業の方が自分にとってやりがいがあるように感じたた。ただ、あまり業界を絞りすぎるのもよくないため、参加後も他の業界のインターンに参加した。