【21卒】日清製粉の冬インターン体験記（文系/総合職）No.12059（法政大学/男性）（2020/12/9公開）

どのような時でも緊張感を持って行うこと、また商談では相手のことを事前に深くリサーチすることで、意外な部分で話がつながり、それが商談成立の手がかりになることもある。商談は自分が持っているものを相手に売り出すため、商品の研究をしっかり行うことも営業職には重要なことだと思った。

日清製粉の商品詳細や事業内容については事前に調べられるものであると思う。それができていれば、もう少しワークが円滑に進むと思った。

小麦粉は、人々の生活には欠かせないものであり、日清製粉は食のインフラを通して世界に美味しいを届ける、という理念を持っていた。世界というダイナミックな市場を相手に、常に成長できるような環境が整っていると思い、また、自身も成長することを就活の軸にしているため、とても面白いと思った。

インターンに参加した学生を見ると、全体的に学歴もそうだが、帰国子女等、何かしらの能力や資格を保有しており、レベルの高い人が多いように見えた。他社を志望している学生が滑り止めで受け、その枠で内定者は埋まってしまい、自分が受けても内定は出ないと思った。

事業もそうだが、市場規模の大きさ含め魅力的な部分が多い会社であると感じた。一方で何度も記述しているが、学生のレベルが高く、入社しても周りよりも劣っている状態のスタートになるように感じた。また会社としての規模が大きく自分のやりたいことが常に叶えられるとは感じなかったため、志望度は下がった。

インターン自体1dayのものであり、営業、人事の社員さん含めメモを取っている様子もなかったため、特に何か個別にフォローがあるというわけでもないように思った。ただ、自分がなかっただけで、優秀生にフォローがあるかもしれない。

インターン終了後で会社について理解を深めるために、個別で質問をする時間はあったが、特定の学生に対してのフォローはなかったように思える。

金融業界のインターンに多く参加していたため、ほとんどその中の会社を受けることに決めていた。一方で少しだが、食品業界を含めメーカーのインターンにも参加し、視野を広げるようにはしていた。だが、経済学部だということもあり、他社の参加経験から、あまり組織が大きすぎず、自身のスキルや個性が活かせる会社に行きたいと思っていた。

金融業界を主に見ていたからこそ、日清製粉のインターン自体が新鮮なことが多かった。実際には本選考にエントリーしなかったが、自分を売り込むサービス業のような営業ではなく、小麦粉という、1つにスポットを当てた商談形式のワークを体験したことにより、メーカーで営業力をつけ、将来転職するに向け自己啓発することも大切だと思った。