【学生の人数】1人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】人事1と年次のたかそうな技術系2の計3人、面接官の自己紹介は特になかった【面接の雰囲気】昨年度は反応が薄かったと聞いていて身構えていたが、終始穏やかな雰囲気だった。待合室は広さの割に学生が私ともう一人しかおらず、集合時間から30分ほど待機していた、かつ第一志望なのでこれまでの他社の面接に比べて緊張した。面接開始時は緊張していたが、アイスブレイクもあり、その後は問題なかった。質問に対して回答が長すぎたと感じた場面もあったが気にせず自分の思いや考えをぶつけた。【自己紹介&学生時代頑張ったこと2分で説明してください】私は緩急自在のリーダーシップとパッションがあります。この強みを生かして、東海最大のテニスサークル団体戦で「ベスト4常連」であったチームを優勝に導きました。入部当初、練習は固定メニューに沿い黙々と進み、反省は談笑しながら行われていました。課題は「練習の質」と考え、メニュー改善により質向上を狙いました。新入生ながら、各人に最適化したメニューの必要性をチームに訴えたが、リーダーの負担が重すぎるため却下されました。負担を増やさず質向上を達成するため、反省で特徴把握や意見共有を行い、チーム全員でのメニュー作成を提案しました。私は周囲に刺激を与え情熱を引き出すため、「誰よりも熱心に取り組む」を徹底しました。中高の部活動経験で培った特徴分析力、メニューアイデアの豊富さを活かし、率先してメニューを発案しました。結果、練習と反省の質向上を実現、アドバイスを積極的に行うチームに成長し、一年生の時から取り組んできたことがようやく実を結び、昨年優勝することが出来ました。この経験で1,自発的に行動し熱意を見せること、2,積極的なコミュニケーションで信頼関係を築くことの重要性を学んだ。【研究内容2分で説明してください】燃費・排出ガス浄化性能向上を目指し、ディーゼル自動車触媒の炭化水素(HC)による被毒現象について研究を行なっています。ディーゼル車では燃料の未燃HCが触媒に強く吸着する被毒現象が起こり、触媒性能が低下するため要因解明が求められています。そこで私は新規研究テーマとして被毒現象の実験的解明を立ち上げから行なったが、手法確立が困難で結果が得られない時期が長く続きました。そこで、私は「異分野への抵抗のなさ、広い興味範囲」という自身の強みを生かし、異分野の論文を50報以上読んだ知見を持って、新たに理論計算に挑戦した。失敗を重ねながらも「粘り強く」結果を考察し、最適な計算手法を考案した。この新規計算手法を用い、これまで正確な計算が困難であったHC吸着の知見を蓄え、被毒種の定性化に成功しました。現在は上記の内容で論文執筆と被毒の定量化を行なっています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】少し緊張もあり、質問に対して回答が長すぎた場面もあったが、とにかく自分のこれまでの取り組みに自信を持ち熱意と誠意を伝えようと努力した。人によると思うが、私は学生時代に頑張ったことに関して最も深く、時間をかけて聞かれたので困難かつ高い目標を掲げてチームで乗り越えた経験とそのプロセスを評価されたと感じた。リクルーターによると面接官は膨大な文字数を誇るESは参考程度にしか見ていないとのことなので、素のコミュニケーション能力が重要なポイントの一つだと思う。ESに記載しているような自信のある部分は聞かれない印象なので、ありのままの自分を見て欲しいという覚悟で挑むといいと思う。
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