
23卒 インターンES
全職種
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Q.
製薬業界における現状や課題について、知っていることをまとめてください。
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A.
現在、世界の医薬品市場における日本の規模が縮小しています。世界において日本市場が占める割合は、2000年の16%から現在では7%にまで落ち込んでいます。 その原因について2点示します。 1点目は、日本政府による薬価改定です。高騰する医療費の削減を目標とし、政府が薬価の引き下げを行った結果、製薬企業の国内売上額が大幅に減少しました。そこで、製薬企業は市場での医薬品開発戦略の見直しを行っております。特に、「新薬と後発医薬品の分業」と「海外進出」の動きが今後強まることが予想されます。 2点目は、新薬メーカーにおける特許切れです。発売直後の新薬は売上が拡大するものの、独占販売期間が終了すると多数の後発医薬品が登場し、売上が急激に落ち込むことで市場規模の縮小へと繋がります。新薬メーカーが持続的に成長していくためには、研究開発を通じ絶え間なく新薬を開発・発売していく必要があります。 続きを読む
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Q.
10年後の製薬会社で活躍する人に必要とされる能力について、まとめてください。
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A.
AIの普及によりいくつかの仕事がなくなる可能性があるといわれる10年後、製薬会社で活躍する人に必要とされる能力は2点あると考えます。 1点目は、「発想力」です。 AIは単純作業やデータ分析を得意としますが、新しいものを生み出す能力は欠けます。そこで、AIにより生み出された結果や傾向を把握した後、新たな仮説やアイデアを創造することが人間に求められます。そのため、固定観念に囚われない思考力を持った人が活躍できると考えます。 2点目は、「コミュニケーション力」です。 熱意や意欲を持たないAIは、対人関係の構築には向きません。しかし、製薬企業の様々な職種において、様々な人とコミュニケーションを図る場面は多くあります。例えば、開発職はCROなどの外部とのやり取りで円滑な意思伝達が求められます。対人交渉において、自身の熱量で周囲を巻き込むことができる人が活躍できると考えます。 続きを読む
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Q.
日本新薬(株)について知っていることと、本インターンシップの志望理由についてお書きください。
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A.
貴社のインターンシップの志望理由は3点あります。 1点目は、難病や希少疾患に向けた積極的な創薬を行っておられるからです。企業の利益にとらわれず、治療法がなく苦しむ患者様やその家族を一人でも多く救おうという強い使命感を持って新薬開発に注力される企業であると認識しております。その困難に立ち向かう挑戦力に感銘を受けました。私の父は原因療法のない皮膚病を患っており、新薬を待ち望む姿を長年近くで見てきました。この経験から、私は「世に出ていない新薬の迅速な上市に貢献したい」と強く思い、製薬業界を志望しております。これは、貴社の理念と合致していると考えます。 2点目は、独自性を大切にし、着実に成果へと繋げておられるからです。貴社は独創性を究めていく中で、10年連続で最高益を達成していること、貴社創薬品を約50カ国の世界各地へと届けていること、迅速な開発スピードにより年平均1品以上の新薬を世に送り出していることの3点を成し遂げておられます。このように、ただ挑戦するだけでなく、確実に成果へと繋げる点に大変魅力を感じました。私は貴社のインターンシップを通じて、確かな結果を生み出す秘訣を学びたいです。そして現在の自身の研究生活においても、学んだことを活かしたいと考えております。 3点目は、医薬品に限らず、多くの人々の生活を支える貴社の事業に魅力を感じたからです。貴社は難病治療薬などの医薬品開発に限らず、幅広い人々に向けた機能食品事業にも注力されていることから、多くの人々のQOL向上と幸せを願い、本気で取り組んでおられる印象を抱きました。そこで、私はそれぞれの事業で専門性を磨き、市場ニーズに応える製品の継続的な提供を通じて社会に貢献する貴社を深く理解し、体感したいと考えました。実際に社員の方のお話を伺うことで、自身に足りないスキルを考え、自己成長に繋げたいと考えております。 続きを読む