【関西電力の未来を拓く】【21卒】関西電力の夏インターン体験記（文系/経営企画室コース）No.10623（神戸大学/男性）（2020/7/20公開）

友人が参加したいといっていたのがインターン参加の動機。
関西のインフラ企業であることから、関西勤務が保証されていること、給料もよいことも気になった要因だった。また、選考が独特で面白いと聞いたことがあったので単純な興味もあった。

特にこれといった対策はしなかった。
上記でも述べたような、独特の選考であることからそもそも対策を立てることが難しい。

2050年に関西電力の取るべき成長戦略について経営層に向けたレポートを作成する

前半にやったこと

前半は、電力自由化や原発、再生化のエネルギーの問題など知識を詰め込むような座学中心の内容だった。社員の方にぶっちゃけた質問を聞くことのできる機会が何度もあり、企業理解を深めることができた。
子会社の見学にも行った。

後半にやったこと

後半では、前半の知識を用いてひたすらグループワークを行った。現在の関電のアセットと将来社会で求められることをすり合わせ、最適な経営戦略について考えた。社員の方は、既存の考えにとらわれない学生ならではのドラスティックな議論を終始求めていた。

経営企画室の社員

なし

広い視野を持ち多角的に物事を考えられている点は、非常に評価された。一方で、確かな自信のある意見しか発言することができず、積極性に欠けるように映ったとも言われた。間違っていてもよいから、発言することも大切だといわれた。

私の班は発表に向けて、時間外で集まり資料を作るようなことはなかった。しかし、周りの学生が優秀であることから、自身の存在意義をアピールすることがとても大変だった。5日間一瞬も気を抜かず、常に本質を突いた意見が言えるよう努力した。5日間気を張り詰めていたのは、本当に大変だった。

他のインターンシップや就職活動全般で活きるような、論理的思考能力が身に着いた。
これは優秀な学生と5日間過ごしたことと、社員の方に絶えずフィードバックがもらえたからだと考える。また、電力業界について知らないことはないと言えるほど知識も身に着いた。

特に準備しておけばよかったと思うことはない。
強いてあげるならば、日本の社会が今後どうなっていくか、電力業界以外の他業界の長期的経営ビジョンはどうなっているかを確認しておくとよい。

働き方については、想像することができた。
5日間社員の方と本社でともにし、社員食堂でお昼ご飯を食べたことから、社風や働き方も感じることができたからだ。
一方で、業務内容はあまり想像することができなかった。
なぜなら、5日間参加者の学生としか関わることができなかったからだ。

実際に、内定は出ました。
関西電力は内定者のほとんどをインターン生から採用します。そして、上述の夏季インターン後の特別イベントを経て早期選考に選ばれた人はかなりの確率で採用されます。ですので、内定が出ると思っていました。
また、夏季インターン参加者は電力業界の知識もついているため非常に有利だと考えられます。

インターンの参加によって志望度は下がりました。
事業内容、社員の雰囲気を掴むことができ入社後の具体的なイメージは湧きましたが、周りの学生が優秀であること、京大出身が多くいることで出世が難しいと感じました。インターン中の自分自身があまり評価されていなかったので、合わないと感じました。

夏季インターンシップ（5日間）で優秀と判断されると、秋季インターンシップ（2日間）、冬季インターンシップ（1日）と呼ばれる。その後、3回のリクルーター面談を経て3月の早期選考に呼ばれる。早期選考では、3月中に内々定が出る。
※ここでの秋季インターン・冬季インターンは下記インターン参加者のみのイベントであり、秋応募の秋季インターンや冬応募の冬季インターンとは異なる。

インフラ企業を志望していた。
理由は、関西勤務が保証されていること、安定感があり潰れることが無いことが挙げられる。その中でも、給与水準が高い企業がよかったことから、大阪ガス、NTT西日本、阪急阪神HDなどを志望していた。インターン参加後も、上記の私の志望理由が保証されていることからインフラを志望していた。しかし、関西電力は合わないと感じた。

ホワイト、高給、関西勤務を条件としていたが、勤務地にはあまりこだわりが無かったことから、化学メーカーにも興味を広げた。
インフラ企業は安定供給が義務であることから、官僚のような堅い人が多く自分には合わなかった。化学メーカーはインフラと比べておとなしい人が多いが、そちらの方が私と会っていると感じるに至った。