【未来を支える電力の守護者】【22卒】関西電力の夏インターン体験記（理系/プロフェッショナル職）No.15954（富山大学大学院/男性）（2021/7/6公開）

今後無くなることのない電力業界の先陣をきっている企業の業務内容や今後の活動方針に興味をもったのがインターンシップ参加のきっかけです。またプロフェッショナル職にした理由は総合職よりも選考難易度が低いと聞いたためです。

原子力の部門に興味があったため、事前に関西電力だけでなく他の電力会社についても、今後原子力発電についてどのような方針であるのかを企業のホームページより調べた。

なによりも人柄を重視しているように感じた。面接では人事の方とのコミュニケーションがしっかりとれれば選考は通過できると思う。

同時に4箇所で停電が発生した場合における災害復旧シミュレーション/発電所内で事故が発生した場合の事故原因解明
に関するグループワーク
各事業における業務内容の説明

部署ごとの業務内容に関する説明を聞き逆質問をする

常に危険が付きまとう原子力発電所の安全を守るためへの考え方

電力業界のREALを知る

前半にやったこと

前半は電力業界全体についての説明や各部署の業務に関する説明がほとんどだった。電力業界というのは日々同じことを繰り返しているように見えるけれども、実際は日々チャレンジしている業界であるということを何度も言っていた。

後半にやったこと

後半では同時に4箇所で停電が発生した場合における災害復旧シミュレーション/発電所内で事故が発生した場合の事故原因解明におけるグループワークを実施した。これらのグループワークはとくに発表等はないが、ディスカッション中に人事の方が順番にグループを確認しに来ていたため、どれだけ発言出来ているのかはしっかりチェックされていたと思う。

なし

業務説明を聞いた後の質問の時間で社員と話す機会は多かった。どの部署でも業務内容なみならずざっくばらんに質問してくださいというスタンスであったため、給与や福利厚生についての質問をしている学生も多かった。

インターンシップ申し込み時に希望の部署についての設問があったにも関わらず、全ての部署についての説明を聞かなければいけないのがしんどかった。私は機械科なのだが、機械科から送配電や水力といった事業所にはいけないため事前研究を一切していなかったため、それらの部署での質問の時間が大変だった。

グループワークが何度もあったため、他の学生と話す時間は多かった。グループワークの余った時間に他の学生がどのような理由でインターンシップに参加したのかや他の業界はどこを見ているのか等の就職活動の状況を知れたのは良かった。

インターンシップに参加する以前は電力業界について、人々の日常を守るために日々の業務をしっかりこなす程度の認識であったが、実際は人々の安心安全を守るためには、日々挑戦していかなければいけないし、原子力発電というのは周囲からの反対も大きいが今後の世界の環境問題を考えれば必要不可欠であるということを学べた。

自身が志望している部署のみならず、関西電力の部署全てを事前に学習しておくことで技術者の方々の説明がより分かりやすいものになったと思う。

実際に事故が起きた際のシミュレーションに関するグループワークがあり、事故が発生した場合にまずなにから行わなければならないかを自分達で考えながら課題をこなしていったため、実際に働いたらこのようなことをするのかというイメージがつかみやすかった。

インターンシップに参加している学生をみる限り、企業研究がしっかりできていない学生が多かった。そのためこのまましっかりと対策をしていけば問題ないと感じた。またインターンシップ中何度もリーダーとして活躍できる人材を求めているという趣旨の発言があった。私はこれまでの学生生活で部長や生徒会長を務めてきた経験があるため、そこでも周りに遅れをとらないと感じた。

志望度が上がった理由としては、原子力発電所の業務内容がより鮮明になったためである。原子力発電所での実際業務内容というのはインターネットで調べてもわかりにくいところであったため、そこへの理解度が増したのは凄く良かった。それ以外にも技術者の人柄がよかったことも志望度が上がる要因となった。

インターンシップ参加者だけのキャリア相談会というのがあるのだが、そこで人事と一対一で話した際に是非うちに来てほしいという趣旨の話があった。また学校推薦は出せるのかというはなしもそのタイミングでされた。

様々な企業について知りたいと思い、インフラ系では関西電力、北陸電力、完成車メーカーでは本田技研工業、スズキ、自動車部品メーカーではアドヴィックス、豊田合成等軸を全く絞らずインターンシップに参加していた。今回のインターンシップを通じて今後の安心感が強いインフラ系に気持ちが少し傾いたが、原子力発電で働く場合一生福井で働かなければならないという制約があるため、自分の中で第一志望とはならなかった。

このインターンシップを通して、電力業界というのは日々進化している業界であるというイメージが自分の中で強くできた。当たり前を守るためには同じことの繰り返しではいけないという関西電力の社員が言っていた言葉は私自身も凄く大切な考え方だと思えたため、他社の説明会を受けている時も常に挑戦している企業であるかというのを自分の就活に軸にして考えるようになった。