- Q. 志望動機
- A.
株式会社大塚製薬工場の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒株式会社大塚製薬工場のレポート
公開日:2019年7月26日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 研究開発職
投稿者
選考フロー
企業研究
説明会に参加したが、単にホームページに書いてある基本的なことを説明されるだけで、研究職志望の人にとって有益な情報は特になかった。説明会に参加しないと得られない情報としては、各職種の勤務地と募集人員くらいだった。説明会で志望職種の先輩に話を聞けなかったので、エントリーシートを書く際には、ホームページの志望職種に関する部分を丁寧に読み込み、自分のやりたいことや活かせる能力を考えることが必要。ここでしっかり入社後のビジョンを立てておくと、面接でどんな製品を作りたいかなどを質問された時にも説得力のある回答を言える。なぜこの会社なのか、なぜこの職種なのかを自らの今までの経験から話せるようにしておくのが内定を得るポイントだと思う。
志望動機
「病気で苦しむ人の力になりたい」これが私の夢です。こう考えるようになったのは、大学時代に入院し、病気の不安と健康の喜びを実感したことがきっかけです。貴社は、臨床栄養領域に強みを持っています。この領域の製品は、病気の種類によらず、多くの患者さんに利用されています。そのため、貴社で働くことで、どのような病気の方にも貢献することができ、私の夢を叶えられると考えています。私は貴社で、医療現場のニーズを捉えた製剤開発を行いたいです。製剤開発は、他部署との連携が多く、幅広い知識や人間的な成長が見込めると考えています。開発には、困難がつきものですが、目的を常に意識し、努力する粘り強さを活かし、やり遂げたいです。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
研究室で取り組んだ内容について/自己PR/学生時代に打ち込んだこと/サークルの活動内容
ES対策で行ったこと
企業のホームページを読み込み、どんな製品を作りたいか、ここで活かせる自分の強みは何かをしっかり考えた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生2 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事/研究職の部長
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
質問を多く考えており、よくある逆質問以外に各製品のことなどを細かく質問した点が評価されたと思う。会社についてよく調べており、志望度が高いことをアピールできた。
面接の雰囲気
面接ではなく、座談会という名前で連絡がきた。しかし、実態は面接なので、面接の対策をして臨んだ。人事の方は優しかったが、研究職の方はほぼ笑わなかった。
1次面接で聞かれた質問と回答
留学経験はありますか。英語に関してはどうですか。
大学1年次に2週間、オーストラリアへ語学留学しました。そこで、中学校から6年間学んできたにもかかわらず、自分が英語を話せない、思ったことを伝えられないことにショックを受けました。そこで、大学2年次に4週間、フィリピンの語学学校に通いました。ここでは毎日5時間、マンツーマンの授業があります。このうち3時間は文法やリスニングの授業とカリキュラムが決められていました。しかし、私は会話力を伸ばしたかったため、先生と相談し、5時間全てをスピーキングの授業にしてもらいました。また、休み時間も他国籍の学生と過ごすようにし、4週間徹底的に会話力を磨きました。その結果、帰国後に留学生の生活のサポートを行うなど、話す力がしっかり身についていると実感できました。
ホームページで消毒剤キットの開発エピソードを拝見しました。何十年も時間をかけて上市にこぎつけたと伺ったのですが、ここまで諦めずにやり遂げられたのはどうしてですか?(逆質問)
この会社は、一度始めたことは余程のことがない限りやめないという風土があるからです。新製品の企画会議では、その製品のニーズや将来性を何度も吟味し、本当に世の中に必要な製品だけを開発します。開発することになった製品は、世の中に届けられるまで、開発を途中でやめることはできません。消毒剤キットも何度も壁にぶつかり、開発は非常に難航しました。しかし、少しでも希望が残っているならやめるわけにはいきませんでした。私は消毒剤キットの開発に長年関わってきましたが、本当に困難な道のりでした。また、完成してからもなかなか医療現場で受け入れてもらえず、営業の人たちは苦労していました。それでも、この製品が医療現場に役立つことを信じ、粘り強く営業を行った結果、徐々に売れるようになりました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 形式
- 学生2 面接官12
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 研究職のあらゆる課の課長以上の人
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の考えや入社後のビジョンをしっかり話せたことが評価されたと思う。また、当社が第一志望ですかという質問には、他社とこの会社がどう違うのか、なぜここがいいのかを理由も踏まえて答えることができ、印象に残せたと思う。
面接の雰囲気
非常に和やか。研究発表はなく、普通の面接だった。研究に対する姿勢、教授との付き合い方などを中心に聞かれた。
最終面接で聞かれた質問と回答
研究で苦労したところはどこですか。
そもそもプログラミングを大学院に入ってから始めたので、プログラミングの習得が大変でした。研究室内には、教授しかプログラミングの知識を持った人がおらず、初めは教授の指導の下、進めていました。しかし、教授もご多忙なため、つきっきりで教えていただくことはできません。そのため、一人でプログラムを組まなければなりませんでした。文献や前任者の報告書から、開発しているプログラムにどのようなことを組み込めばいいのか、どう書けばいいのかを独力で身につけました。思うようなプログラムが書けず、くじけそうになることもありましたが、諦めずに取り組み続けたので、今はかなり慣れて、自分でプログラムを容易に書けるようになりました。
当社で作ってみたい製品などはありますか
点滴時間が短く、患者さんの生活への影響が少ない輸液を作りたいです。
私は、大学時代に点滴のために通院していたことがあります。通院中は、病院に行き、点滴を受けるだけで午前中が潰れることもあり、学業への影響が大きかったことを覚えています。この経験から、私は御社でより短時間で点滴ができる製品を開発したいです。点滴時間を短くするということは、患者さんの体への負担が大きくなります。患者さんの生活の負担と体の負担、このバランスを取れるかがポイントだと考えています。
この会社は食品分野では様々な製品があるが、医薬品分野は売り上げの大部分を輸液が占めている。そのため、輸液に関する話をしないと、ここで働きたいというアピールには繋がらないと思った。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
正式な内定を出す前に、電話で内定を出せば受けてくれるか聞かれた。志望職種ではなかったので辞退したため、内定後のフォローはわからない。
内定に必要なことは何だと思うか
説明会やパンフレットには情報量がかなり少ないので、ホームページをよく読み込み、理解度を高めておけばいいと思う。座談会(1次面接)も面接時間のうち半分は逆質問なので、この機会で聞きたかったことを細かく聞き、疑問を解消することができる。また、座談会で積極的に逆質問することで、入社意欲のアピールにも繋がる。座談会でしっかり質問し、企業理解を深められるかが、この会社から内定をもらう大きなポイントだと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
座談会(1次面接)で具体的なこと、核心的なことを質問できるかが大きなポイントだと思う。ここで企業研究の差がはっきり現れる。また、最終面接では、この会社で何がしたいかを具体的に話せることが内定をもらえる人ともらえない人の差になっていたと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
エントリーシート通過後に、座談会のお知らせが来る。この座談会はれっきとした選考なので、面接の準備をして臨むことを強くお勧めする。また、座談会では逆質問の時間がかなり長いので、質問を絶やさないよう、事前に企業研究をしっかりして、最低でも10個くらいの質問を考えて行こう。
内定後、社員や人事からのフォロー
辞退したため、不明。面接時に内定後のフォローについて聞いたが、特に大きなイベントは無さそうだった。
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大塚製薬工場の 会社情報
会社名 | 株式会社大塚製薬工場 |
---|---|
フリガナ | オオツカセイヤクコウジョウ |
設立日 | 1921年9月 |
資本金 | 8000万円 |
従業員数 | 2,318人 |
売上高 | 1307億2400万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 高木修一 |
本社所在地 | 〒772-0017 徳島県鳴門市撫養町立岩字芥原115番地 |
電話番号 | 088-685-1151 |
URL | https://www.otsukakj.jp/ |
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