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オークマ株式会社 報酬UP

【未来を切り拓く技術力】【20卒】オークマの営業職の本選考体験記 No.7060(大阪市立大学/男性)(2019/6/26公開)

オークマ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2020卒オークマ株式会社のレポート

公開日:2019年6月26日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 営業職

投稿者

大学
  • 大阪市立大学
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

工作機械業界について調べておくこと。具体的には、業界内での国別シェア(近年日本の地位が低下しつつある。中国が躍進)国内シェア(大手四天王、工作機械と一口に言っても得意とする分野は異なる)、業界の特徴(景気に左右されやすい、自動車業界が大口顧客)上記のような工作機械業界に共通する点に加えてこの会社の特徴である技術力(特許数、内製率)やそれにともなうキーワード(機電情・機電一体)を理解しておくことが必要であると思う。他、早くからIoTの活用(スマートファクトリー)に力を入れている点、そのためであろうか、他社と比較して営業利益率が12%と高いこと(製造業平均5%、大手競合でも10%弱)も特徴であると思われる。

志望動機

私は工作機械が幅広く製造業に関わりその精度、品質を規定する重要産業である点と日本の工作機械が高性能機の分 野で世界的に評価が高い点に強く惹かれています。なかでも御社は独立した研究開発部門の存在や制御ソフトを内製 している、特許取得件数が多い、などの点から業界内でも特に高い技術力を持っていると感じました。これから労働人口の減少に伴い生産の自動化が要求されると思いますが、御社ではスマートファクトリーを実際に稼働させているほか、少ない人員で稼働させられる製品の開発などに力を入れている点に非常に惹かれています御社では、営業部や マーケティング部社員として御社の製品の魅力を世界の顧客に伝え産業や暮らしの発展に繋がるような仕事がしたいと 考えており、またそれが可能であると信じています。

エントリーシート 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

志望動機・学生時代に頑張ったこと・得手不得手・自己PR

ES対策で行ったこと

業界研究をしっかりとおこなう。競合他社との違いを明確にしたうえで、その点を志望動機に盛り込むように意識した。

WEBテスト 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

事前に何社かのテストを受けて場慣れしておく

WEBテストの内容・科目

国数英。数学の図形が難しかった。あとは普通。

1次面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

工作機械の特徴として「国の産業力を規定する」という言葉が面接官に大変響いたようだった。説明会で話したこと以上のことを面接での回答に盛り込むとよく調べていると受け取られるようだ。

面接の雰囲気

こちらが緊張しないように、また自分の良さを引き出そうと、そんな雰囲気や気遣いが感じられた。自分の思っていることを悔いなく伝えられた。

1次面接で聞かれた質問と回答

工作機械に興味を持ったきっかけと、その中でも当社を志望する理由

大学の講義で工作機械が取り上げられたことがあり、そのとき初めて工作機械業界に興味を持ちました。業界に興味を持ったので業界研究をしてみたところ工作機械が幅広く製造業に関わりその精度、品質を規定する重要産業であることや日本の工作機械が高性能機の分野で世界的に評価が高いことを知り、強く惹かれるようになりました。
なかでも御社を志望する理由は、機電一体の言葉にもあるように内製率をできるだけ高める、特許の取得件数が多いなど技術力に誇りをもって働けるメーカーだと感じたことに加え、スマートファクトリーやロボットと協働する工作機械など、今後の社会状況を見据え自動化にいち早く力を入れて取り組まれている点に魅力を感じるからです。

学生時代に頑張ったこと

川をボートでくだるラフティングというスポーツに最も力を入れて取り組んできたこと。なかでも、昨年難易度の高い四国吉野川に挑戦するため準備と練習を重ね、活動を成功させた経験が心に強く残っていることをまず伝えました。続けて?という感じだったので
初めて活動を提案したとき、危険の大きい川であることから部内会議での承認を得られず、また自身の安全意識の低さを突きつけられたようで悔しい思いをしたこと。一方で、できる限りのことをせずに諦めることはできないと思い、準備により力を入れたこと。具体的な方法(くだるにあたっての危険箇所の入念な調査や、落艇時に自分たちの身を守る技術を重視した訓練を何度も企画・実施し活動の安全性の向上)とその結果、実現に一年近くかかりはしたが活動の承認を得ることができ、活動自体も無事に成功させることができたと回答した。

2次面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生2 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
文系の偉い方、理系の偉い方
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

長々と答えず、端的に話していたことがよかったのかなと思う。段ボール船の話は他の学生との差別化になったのではないかと思う。

面接の雰囲気

面接官の方々が年配の方であり、一次面接とは打って変わって重たい雰囲気であったので大変緊張した。深呼吸を数回してなんとか平常の自分に戻れた。

2次面接で聞かれた質問と回答

志望動機と、工作機械業界で働くイメージ、やってみたいこと

志望動機は、一次面接と変わらず業界の魅力とそのなかでもこの会社を受ける理由(高い技術力、いち早く自動化に力をいれていること)を話した。もちろん、一次面接で受けの良かった言葉も忘れず身振り付きで強調しておいた。イメージについては営業を志望しており、大手の顧客だけでなく比較的中小規模の顧客との取引があること、そのような顧客にとっては一台何千万もする工作機械の導入は経営にも大きな影響を与えるので要望等をしっかりと聞き取る必要があるということとまたそれがやりがいでもあるということを答えた。やってみたいこととしては高度に自動化された大規模なスマートファクトリーの立ち上げに是非携わりたいということを伝えた。

メーカーだが、文系である君らがうちに就職するとして抵抗はないか

はい、私は文系ではありますが製造業に興味関心があり、大学の講義でも生産システムに関する講義、技術の変遷の講義、工作機械が日本産業に与えた影響についての講義などを積極的に受講していました。と答えたもののそれだけでは説得力に欠けると思いもっと根源的な部分で自分がものづくりと接点があったことを脳の引き出しから探しだし、言葉を続けました。
こどもの頃から工作が好きで、中学生のときには自分で段ボールの船を設計して製作し、自ら乗り込んで地元の川をくだったこととその様子をYouTubeに投稿し学校中で有名になってしまったことを話すと、ほとんど無表情だった面接官たちが三人同時に吹き出したのでまぁウケはよかったのだと思われます。

最終面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生4 面接官6
面接時間
30分
面接官の肩書
社長副社長をはじめ会社の重役
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

日本の産業の将来性について聞かれた際、最後に結局は若い我々世代の手にかかっていると思いますのようなことを述べたが、社長が学生へのお言葉のような感じで話される内容に触れて頂いたので印象には残ったかなと思う。

面接の雰囲気

会社の重役がそろい踏みということで入室までは大変緊張していたがいざ入室すると物腰の柔らかい口調の方々で、二次面接よりもむしろ和やかだった。質問も鋭い内容は飛んでこなかった。

最終面接で聞かれた質問と回答

志望動機と学生時代に頑張ったことを簡潔に

一次、二次面接で答えたことと同じような内容を話した(ここまで通過してきているので問題ないはずである)落ち着いて話せばいいだけだが自身にとって一ヶ月ぶりの面接ということもあって多少ぐだってしまいなんだか要領を得ない回答になってしまったが以下のようなことを答えた。工作機械の産業の特性(国の産業力を規定しうる、自動化・IoTの活用でより一層の発展が見込まれる業界である点)会社の魅力(高い技術力、IoTの積極導入、スマートファクトリーの竣工(ちょうど面接の時期ぐらいだった))ラフティングに力をいれて取り組み、難易度の高い活動を成功させたこと。サークルでの活動を通して少人数のチームを率いる能力を養えたことなどをアピールした。

日本の製造業はこれからどうなると思うか(工作機械中心の回答か、産業全体を通しての回答かは問わず)

工作機械についての回答としつつも、その特性上産業全体ともからめつつ回答した。
工作機械業界は今後も発展していくと思います。というのも工作機械は幅広い産業と関わりがありますがそのなかでも特に関わりの深い自動車業界、自動車業界を見てみましても今後世界的に生産増が見込まれており、それに付随して工作機械の需要も高まるものと予想されます。加えて、社会情勢として労働人口の減少や人件費の高騰はもはや避けられないものであり、高度に自動化された工作機械のハイエンドモデルは特に必要とされてくると思います。そんな業界のなかで日本が勝ち残って行くには価格競争以外の面、例えば先ほど申し上げたような自動化やIoT活用の面で高い付加価値を生み出すことが必要であると考えます。というようなことを述べた。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

第一志望であることを再三にわたって確認されていたが、内々定通知とともに再び確認された。
数日後合格通知書が郵送された。内定者懇親会のようなものはない。

内定に必要なことは何だと思うか

工作機械業界を志望する理由、会社への志望度・志望理由が一番重要ではないかと思う。とにかく、熱意が一番重要であったと面接を通じて思った(表面上はそんな熱い会社のようには見えないと思うが、熱い心は評価されるようである)売上高で言えば、業界1番手ではないので、なぜ、競合ではなくうちなのかというところをしっかりと考え、面接で伝える必要が重要であると思う。一次面接よりも、二次面接でバッサリと大量に落とされるようなので、二時は特に気を抜かないように。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

会社に対する志望度だと思います。能力的には、そこまで高いレベルを要求される会社ではないと感じました。私は、会社に対する熱意、業界・企業研究の深さを評価していただき、内定を獲得することができたと考えています。

内定したからこそ分かる選考の注意点

二次面接の倍率が異様に高かかったのでここが最初で最後の関門だなと(数十倍、もっと倍率の高い企業もあるだろうが筆記一次を超えてだからやはり高いと思う)一次面接後に人事の方に次はばっさりと減るから気を抜かずにとアドバイスをうけた)

内定後、社員や人事からのフォロー

特になし。なにか疑問点とか不安があればいつでも聞いてきてくださいとは言われた。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 成長市場で働きたい
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

入社を迷った企業

株式会社ミスミグループ本社

迷った会社と比較してオークマ株式会社に入社を決めた理由

商社よりもメーカーで働きたいと思ったため。迷った企業は東京の会社であり、東京志向のひとにはいいかもしれないが家賃補助はでないし三食自分で用意する必要があるため大変だと思った。(時間的にも・金銭的にも)FAという成長市場の企業はかなり魅力的ではあったが、工作機械もまだまだ成長する業界であるし、実家にも近いために入社を決めた。寮があり朝晩の夕食が出る。車に乗りやすい地域である点も車好きの自分にとってはポイントだった。

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オークマの 会社情報

基本データ
会社名 オークマ株式会社
フリガナ オークマ
設立日 1918年7月
資本金 180億円
従業員数 4,119人
売上高 2279億9400万円
決算月 3月
代表者 家城淳
本社所在地 〒480-0144 愛知県丹羽郡大口町下小口5丁目25番地の1
平均年齢 39.1歳
平均給与 719万円
電話番号 0587-95-7820
URL https://www.okuma.co.jp/
NOKIZAL ID: 1131349

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