【技術力とコミュニケーション】【21卒】豊田自動織機の夏インターン体験記（理系/技術職）No.7362（名古屋工業大学大学院/男性）（2019/10/9公開）

メーカーの働き方を体感することが目的の１つ。そして、社員さんの雰囲気を体感することがもう１つの目的です。興味を持ったきっかけとしては、大手メーカーという立ち位置であったこと。そして、ホワイトな雰囲気な企業という噂が広まっていたことが挙げられます。

事前にこの会社の製品ラインナップを確かめて、何が世界一位の技術力か、どんな働き方ができるのかをイメージしました。そのイメージを元に、エントリーシートを作成しました。面談ではエントリーシートの内容に沿って質問が行われるため、きちんと筋の通った説明をできるように練習しました。

電子部品の開発

1週目にやったこと

初日にはガイダンスがあり、この会社の概要や仕事において大切な考え方を説明して頂きました。それ以降は、担当指導員の方に教えて頂きながら、業務の一部を自分で体験してみるといった流れでした。

2週目にやったこと

開発した製品のテストを行いました。また、3dモデルを用いたシミュレーションなども行いました。最終的に、それらの成果をパワーポイントに集約し、発表のための準備を行いました。

部長や室長、人事の方々や他のインターン生

なし

仕事において、適切なタイミングで同僚とコミュニケーションをとることで、大幅なミスを防ぐことの重要性を教えて頂きました。定期的にミーティングを開いて、そこでお互いの考えを共有することで、考え方が違うまま開発が進んで取り返しのつかない手戻りが発生することを防ぐことができ、それを意識しながら業務を行うことを教えて頂きました。

大変だったことは、業務内容が自分の研究内容から少し離れていたため、1から勉強する必要がありました。仕事が終わった後に寮で復習や予習を行う必要があった点は、日々の生活の余裕がなくなったため大変でした。また、通勤にある程度時間がかかる点も大変でした。

ある１つの製品を作り上げる時、自分以外の多くの異なる場所から来た技術者と協力することになります。ここで必要なのが、自分の専門領域の技術をその知識がない相手にいかにわかりやすく伝えるかという能力です。私にはまだこの能力が足りないなと気がつくことができたのが大きな成果だと感じました。

エクセルや3dシミュレーターをかなりしっかり使うため、業務内容によっては練習しておいた方が良いと感じました。

実際の業務の一部を任せて頂いたので、かなり具体的に働き方をイメージすることができました。インターン中は8時に出社、17時に退社していましたが、社員さんは19時ごろに退社されていたそうです。寮で生活していましたが、そこには社員さんも多く生活していらっしゃったので、帰ってきてからの生活もイメージしやすかったです。

インターンを通った時点でかなり倍率の高いところを抜けてきているため、ある程度この会社との適合力があることが実証されたのではないかと考えます。さらに、実際の働き方を学んだインターン生が書くエントリーシートの内容の重みは、参加していない人のそれとは差がついているのではないかと思います。

社員さんはプライドを持って働いており、そういった姿勢を見て自分のモチベーションも上がりました。また、優しい方ばかりが働いており、雰囲気はとても良かったです。良い雰囲気の中で世界一位のシェアの技術が生まれるこの環境は素晴らしいなと感じました。

インターンシップに参加することで具体的な働き方を学ぶことが出来るため、本選考でのエントリーシートのクオリティも大きく向上すると思います。あまり馴染みのないフォークリフト業界について詳しく知ることができたインターン生は強いと思います。

車系の大手メーカー企業を中心に志望していました。自分が携わった車体が街中で走っているのを見れば、とてもやりがいを感じられるのではないかと考えていたからです。また、車業界はまだまだ伸びるため、将来の心配も少ないと考えていました。また、家電業界にも興味を持っていました。先ほどと同様に、自分が関わった商品が世の中に出回っている光景を見たいと思っていたからです。

やはりメーカーの仕事は面白いなと感じました。１つ１つのグループで作り上げられる製品は小さいですが、最終的な全ての技術が集まって車や他の製品として完成する姿はやはりワクワクするものがあります。また、海外の技術者とコミュニケーションをとりながら働くことも面白いなと感じました。世界の最先端技術に触れられるからです。