【18卒】豊田通商の総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.4609（関西学院大学/男性）（2018/2/5公開）

１、あなたの将来の夢や目標は何ですか。その上で豊田通商を志望する理由は何ですか。（ 150文字以上300文字以下）
２、あなたのこれまでの人生における最大のチャレンジは何ですか。（ 30文字以下）
３、なぜ上記にチャレンジしようと思ったのですか。50文字以下）
４、その中でどのような困難がありましたか。それをどのように乗り越えましたか。（100文字以上200文字以下）
５、これまでに周囲と協力をしながら成し遂げた最も大きな経験は何ですか。また、その上であなたが大切にしていたことは何ですか。（150文字以上300文字以下）
６、あなたを一言で表してください。 （15文字以下）
７、その理由を教えて下さい。（ 50文字以下）

村山涼一著の「適社内定」という本や、リクルーターからの添削を主として豊田通商のESを書いていた。また、多くの会社にESを出し、私のESにおいての至らない点を分析しまとめ活かしていった。

WEBテストに関してはわからないところを携帯で写真を撮り、何度も繰り返し練習し対策していった。SPIは何度も他者の試験でテストセンターに通い、地道に点数をとり、最も大きいものを提出しクリアした。

言語(国語＋英語)、非言語、性格診断

リクルーターとの面談

リクルーターから様々な質問をされ、その質問に順次答えていく形式。会社に出てする面接よりも和やかな雰囲気の為、非常にやりやすかった。

どの回答も非常に筋の通った話の内容で、「論理的だ」という評価も実際もらった。また、それぞれの解答に熱いパッションを感じてもらったと考えている。

堅苦しい雰囲気もなく、非常に温かい状態で面接が進められた。しかし話すことに対してロジックがしっかりとしていなければとても厳しい表情で突き詰めてきた。

今後グローバル化が進み、世界はより一つになってくる。そのとき、日本人というのは現在から変わるべきなのだろうか。また、２０年後の自分はどのような自分になっていたいか。

私は変わるべきではないと思う。日本人には日本人の良さが、アメリカ人にも中国人にもいい点と悪い点があり、完璧な人種、文化など存在しない。だからこそ文化を変えるというよりも意識を変えていき、より多文化を受け入れることができる、”異文化理解力”を鍛えるべきである。
一方で私の周りには父や教授など「自分のやりたいことを全力で行っている人」というのが非常に多く刺激的だ。私はこのような人こそ本当に人生を楽しむ素敵な方たちなのだと思う。だが、自分のやりたいことだけを行っていてもいけないので、社会に求められていることは何かを分析し、その中からやりたいことを選び、やりたいことをいつまでも追っている、そんな人に２０年後はなっていたい。

あなたの長所・短所を教えてください。

私の強みは、何があっても諦めずに挑戦し続ける、「挑戦力」です。私はこれまでの２１年間の人生で様々な壁ぶち当たってきました。小学生の頃はアメリカで日本人差別を受け、中学生の時はアメリカの文化になじんでいたため、輪の中から浮いてしまい、ひどいイジメにもあいました。もちろん高校でも部活や受験といった壁がありました。そして大学では、「自己紹介」の時に言いましたように途上国のNGOへ半年派遣されました。これまでの様々な壁、それを私はただ「耐えた」のではなく、差別にあっても、いじめられても、途上国での異文化に飛び込んでも挑戦を続けてきました。この何事にも挑戦をする力、「挑戦力」は負けることのない私の強みだと考えています。
私の弱みは、「余裕がないこと」です。大学生活は一生に一度しかないので、全力で満喫しようと私は一回生の頃から、常に全力疾走でたくさんのことをこなしてきました。しかしそれゆえに時間や気持ちの面で「余裕」がなくなってしまい、何かトラブルが起こると混乱してしまい、再度余裕がなくなってしまうという悪循環が続きました。ですので現在は、私はこの「余裕」を確保するためにより行動することを限定し、頭の中の考えを一枚の紙に整理することを心がけてます。きっと将来社会人になった際、焦りによる冷静さを欠いた仕事は致命的になると思います。ですので今後も「余裕」というものを意識しながら生活していこうと考えています。

内定を出した後、決定の期日をしてされたがその期日を延長してまで待ってくれた。断りはしたが、最後の最後まで快くサポートしてくれ、とても良かった。

情報を集めるのがやはりとても重要だ。また商社に入りたいのであればOBOG訪問をすべきという記事をたくさん見るが、私はそうではないと思う。やみくものOBOG訪問しても得るものは少ない。しかし前述したようにイベントで捕まえる社員は別だ。人事とのコネクションを持った社員がイベントに参加し学生を見極める権限を持っている。こんな人だからこそ、素直なことを聞くことができるし、会社に合っているのかあっていないのかを見極めることができると私は思う。

会社に対する愛情と、企業分析に費やした時間の量がやはりこの差を生み出すのだと私は思う。しかしこの両方を兼ね備えていてなお落ちた人も多く知っているので、会社に「合う」「合わない」は大切だと思うが、この上述したことがなっていなければその土俵にすら上がることはできない。そのため私はこの２つが内定が出る人と出ない人の違いだと考えている。

どこの商社にも存在するのだが、この会社にも裏ルートというのが存在する。私は冬のインターンシップに呼ばれたため、リク面はあったもののGD、１、２次は飛ばし、一気に最終面接まで駆け上がることができた。しかしこのルートに乗れない人達の方が実際は多い。そのため、受からなさそうであれば見切りは早めにつけるのもいいのかもしれない。