- Q. 志望動機
- A.
独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)のレポート
公開日:2020年12月11日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 事務系総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
まずはデベロッパーに関して何冊か本を読んで業界研究をしました。本を読んで街づくりの考え方や、街づくりの意義を自分の中でこたえられるようにしました。その後は民間のデベロッパーと半官半民のデベロッパーの出来ること出来ないこと、メリットデメリットを挙げ切り、どちらにしても、自分とどの部分がマッチしているのかを考え、ノートに纏めました。URの一番の特徴は世界一の住戸数を誇る、団地にあるため、何個か近くの団地に出向き、良い点と問題点をまとめ、問題点は自分なりに改善策が言えるようにしました。面接の中では、都市開発についてのお興味も聞かれますので、大手町や四谷、みなとみらいなどURが開発の基礎を行った街を散歩したりしました。
志望動機
「多くの人の想いを取り纏め形にする」ことがしたいと考え、デベロッパーを志望しました。そう思う背景は大学時代の舞台美術製作の経験から来ます。中でも貴社を志望する理由は、独立行政法人であり、民間デベロッパーでは取れないリスクを負い、社会の課題に向き合うところに魅力を感じたからです。利益だけではなく、社会にとって本当に必要な街とは何かを考え、より良い社会の実現に貢献したいと思っています。
中でも私は団地経営に関わり、団地の価値を高めたり、団地の魅力をPRしていきたいと考えています。自分の強みである目標に対する執着心や、一人一人と信頼関係を獲得し、ニーズを把握する力を活かして、団地再生に尽力したいと考えています。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
あなた自身の強みを記述してください。/陶器降雨に就職を希望する理由と入社後関わってみたい仕事について記入してください。/当機構が関わった街や団地等について、あなたの視点で思うことを述べてください。
ES対策で行ったこと
より多くの人に目を通してもらうようにしました。ESでは、どんな人が読んでも、この人は良さそうだなと思わせるような文章を書く必要があり、気になる言葉遣いや文章構成を徹底的になくすよう心掛けました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
先輩からもらったSPIの問題集を繰り返し解き、間違った部分のみを何度も繰り返しました。NRIや5大商社などに通るまで繰り返し会場で受けました。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 新卒採用担当人事2名(年次3~5年程)
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次面接は十分なコミュニケーション能力とはっきりとした志望動機があれば落ちることはないです。倍率は2,3倍程度だと思います。
しかし序盤の面接であるにも拘わらず、なぜ半官半民のデベロッパーなのかはしっかり答える様にしたほうが良いと思います。
あとは、面接官に合わせて、冗談を言われたら冗談で返したり、真面目な話の時は真面目を装ったりして、話を盛り上げることができ、通過できたと思います。
面接の雰囲気
面接官の性格にもよると思いますが大変フランクでした。面接官が時折冗談のようなギャグを入れてきたので、私もそれに乗って面白い返し等をしたりもしました。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に頑張ったことは何ですか?
私が学生時代に最も頑張ったことは劇作りです。劇作りは組織がとても重要と言われており、3年時は30名程の劇員を率いるリーダーとして、組織改革に努めました。
一人一人との面談をすることで、部員全員の価値観や考え方を把握しました。その後、新役職を20個程作り、全ての人に役職を付与する新しい試みを行いました。これを実行したのは、部員すべての人が劇作りにとって必要でかけがえのない存在であることを示すためです。すべての劇員に役職を付けたことで、一人一人が主体性や責任をもって劇製作に取り組むようになりました。
これにより退部率は50% から0%となり、ここ10年で最も素晴らしい劇とOBから評価されるに至りました。
団地の良さって何だと思う?
主に3つだと思います。
1つ目は利便性、2つ目はコミュニティ、3つ目は緑です。
利便性とは、敷地内にコンビニ、スーパー、病院等、団地内で大体の事が済むようなコンパクトシティが構築され、今後のライフスタイルにマッチするのではないかと思います。
2つ目のコミュニティは、公園のスペースやイベント等によって家族同士の横の繋がりができ、にぎやかであり、交流などにより、満足度や快適さが上昇します。
3つ目は緑です。団地内は緑が多くベランダから眺めてリフレッシュできたり、散歩等を楽しむことが出来ます。緑の敷地は利益を生み出すことのない土地の活用法であるため、半官半民である御社だからこそできることであり、とても魅力的に思います。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 部長クラス2人
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
論理的に話すことはもちろん大切ですが、最も大切なことは発言をするときに、これは本心であると心から思って発言することです。表面上言っている言葉では面接官が何かを感じ取り厳しく詰められますが、心から言っていることに関しては、多少論理的でなくても詰められることが少なかった様に感じます。
面接準備の段階で、文章が心から勝手にでてくるようになるまで反復練習することが重要だと思います。
面接の雰囲気
一人は温厚そうな方で、面接をリードしてくれる。もう一人は少し厳しめ(圧迫ではない)で最後に気になるところを詳細まで突っ込んでくる。1次に比べたらフランクではないが、少し冗談を言ったら笑ってくれた。
2次面接で聞かれた質問と回答
他に良い企業から内定貰っているのになぜURなの?言いづらいけど年収もうちよりいいところから内定もらってるね(笑)※五大デベロッパーから複数内定あり
理由は何個もありましたが、面接で言えることのみ答えました。
理由は主に二つです。一つ目は私にとってお金はさほど重要ではないから。2つ目はやりたいこととマッチするからです。
入ってくるお金が増えても使う量が増えるだけで決して幸福度が比例して上がってくるわけではないと考えており、それよりも趣味に避ける時間等を大切にしたいです。自由な時間はお金に変えることも趣味に変えることもできるので、サラリーよりも大切という考えです。
また、社会貢献という点では半官半民である御社が一番やりがいを感じると思いました。やりがいのある仕事だからこそ、長く続けられると思います。定年まで勤めるつもりなので、ご縁があればどうぞ宜しくお願いします。
ここで少し面接官は笑ってくださいました。
当機構が関わった街行ってみましたか?思ったこと教えて。悪いところも遠慮なく教えてください。
家の近くの団地に行ってみました。自然があふれ、建物の一回には病院やスーパー、飲食店、近くには小学校や中学校が位置しており、暮らしやすさが伝わってきました。広大な公園では、子供がたくさんいて、楽しそうに遊んでおり、コミュニティ形成の基礎となっているのだなと思いました。
しかし、夕方になると木々が影になり暗い印象を抱きました。若い女性や塾通いの学生等、少し暮らしづらいのではないかと思いました。街灯を増やす等の工夫が必要だと思います。
また屋上や建物1階のテナント等まだまだ有効利用しきれていない場所が多くあったので、どのようにすれば有効利用できるのかまだ答えは見つかりませんが、次回の面接までに考えて見ようと思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官6
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役員2人部長クラス1人人事部3人
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
2次面接までは団地の事を主に述べていたため、都市開発について質問が多くありました。自分がこれまで行ってきたことの逆張りの質問に対してうまく答えられたことが評価につながったと思います。
面接の雰囲気
面接会場は広く、面接官までの距離も遠い。大人の数がこれまでと違い圧倒的に多かったので、面接会場に入ったときは緊張感に包まれておりました。
最終面接で聞かれた質問と回答
都市開発興味ある?うちはジョブローテーションあるので、住環境部門ではなく都市開発部門に配属の可能性あるけど大丈夫そう?
はい、大丈夫です。そもそもの志望動機が「多くの人の想いを取り纏め、形にすること」がしたいという思いから御社を志望しました。まさに都市開発は地権者やゼネコン、民間デベロッパーや街に住む人々等より多くの人々の思いを酌むことが重要だと思いますので、規模も大きいため、都市開発の部署でも頑張れる自信があります。
正直言うと御社が都市開発をしているイメージがなく、大手町や四谷、みなとみらいなどの大規模開発の基礎を担っていると知り、とても驚きました。しかしそれらの大規模都市開発も、そこで人々が暮らしていくことに変わりはなく、多くの人々の思いなどを想像し、社会にとって本当に良い街を提供していきたいと考えております。
団地以外でURが開発した街の感想を教えてください。
大手町や芝浦アイランドを見てみました。
大手町では公開空地を使った、広々とした道がとても印象的でした。道幅が広いため、歩いていても都会の喧騒感を感じずに済みましたし、道のいたるところには緑が植えられ心地よかったです。掲示板にはこの町の歴史や豆知識等が掲示されており、心地よさだけでなく楽しさも感じることが出来ました。
芝浦アイランドでは、島に入った瞬間にまず島の外との雰囲気の違いに驚きました。島に入ると一気に南国の雰囲気になり、島の上にモノレールが通っており近代都市のような雰囲気もありました。広大な土地を贅沢に使った公園では、子連れの家族がたくさんおり楽しそうにしていました。島一つで、異空間に移ったような気分でした。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
最後の面接でしたので、拘束等に関してはわかりません。他の内定先に断りを入れたかどうかの確認の電話はありました。
内定に必要なことは何だと思うか
半官半民であり、少し特殊な会社なため、企業理解が何よりも大切になると思います。民間のデベロッパーとの違いや、街づくりにおけるデベロッパーとしての関わり方等を整理する必要があります。
その違いをしっかり理解し、なぜ自分は半官半民を選ぶのかをしっかり説明できるようにしておくと、内定に近づくと思います。
面接自体は私のイメージと以外フランクなものだったので、明るくたまには冗談を交えるような形で、お話しできるといいと思います。面接官の時間を割いている限りは、面接官を楽しませられるようにできると良いです。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
この会社に興味があるか否かだと思います。民間デベロッパーの併願として受けてみようという軽い気持ちではなかなか難しかったりすると思います。特殊な企業であり、デベロッパーとしての立ち位置や会社の考え方、求められる素質は全く別のものです。
面接の中で民間とは違ったアピールをしたり、なぜ半官半民なのかを面接官にしっかり納得させることを意識しました。
内定したからこそ分かる選考の注意点
私は参加していませんが、インターンの優遇が強いのでできるだけ参加した方がいいと思います。インターンに参加すると早いと3月には内定が出るそうです。
あとは全国転勤やジョブローテーションについて大丈夫かどうかの確認が何度もありましたので、間髪を入れず笑顔で大丈夫です、むしろウェルカムですみたいな感じで答えましょう。
内定後、社員や人事からのフォロー
複数回の懇親会やe-learninngの受講が求められます。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- 給料・待遇
入社を迷った企業
野村不動産株式会社
迷った会社と比較して独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)に入社を決めた理由
残業の少なさや、休暇をたくさんとれる、利益を上げる必要性がない等ストレスが少ないと考えたためです。
社会貢献性も大きくやりがいもある程度あると考えました。雰囲気的にも自分に合っていると考えたました。
また、職種としては企画者のような立場に付きたいと思っており、その他の会社では多くは住宅営業に回されるため、それが嫌でした。仕事以外の活動の幅なども広げていきたいと考えているため、総合的に考えこちらを選びました。
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独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)の 会社情報
会社名 | 独立行政法人都市再生機構(UR都市機構) |
---|---|
フリガナ | ドクリツギョウセイホウジントシサイセイキコウ |
設立日 | 2004年7月 |
資本金 | 1兆717億円 |
従業員数 | 3,187人 ※2018年4月 |
売上高 | 1兆781億円 ※経常収益:2017年度実績 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 中島 正弘 |
本社所在地 | 〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町6丁目50番地1 |
平均年齢 | 45.0歳 |
平均給与 | 825万円 |
電話番号 | 045-650-0111 |
URL | https://www.ur-net.go.jp/ |
採用URL | https://www.ur-net.go.jp/jinji/newgraduate/#Top |
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