【SDGsを解決！アプリ開発の挑戦】【22卒】ソフトバンクの夏インターン体験記（理系/エンジニア）No.12139（神戸大学大学院/男性）（2021/1/7公開）

感染症対策のため，結果的にオンラインのハッカソンになったが，元々は2週間の実務形式のインターンシップの予定で，実際の仕事に近いものが経験できると考えたため，参加に興味を持った．また，オンラインに開催方法が変更された後も，インターン参加者限定の早期選考が案内されていたので，魅力的に感じ，参加を決定した．

エンジニアのインターンシップであったため，普段から技術の勉強をするだけでなく，それらがビジネスにどう応用されているかを簡単に調べたりした．

SDGｓの課題を解決するようなアプリを企画し，開発せよ

前半にやったこと

最初の日にSDGｓに関する簡単な講義があった．その後は，一週間のスケジューリングをし，アプリの企画やアーキテクチャの設計・技術選定を行う時間が多く取られた．開発に取り掛かるタイミングは，各班の自由ではあったが，多くの班が週の前半を企画に費やしていた．

後半にやったこと

後半のはじめに，中間発表が行われ，社員の方々からのフィードバックが行われた．フィードバック次第で，アプリの内容を大幅に変更している班もいた．また，最終日までに実際にデプロイをし，アプリを完成させた後，最終発表が行われた．

人事の社員，SDGｓ推進室の社員，セキュリティエンジニア，システムエンジニア

ノベルティグッズ

エンジニア向けに行われたインターンシップであったにも関わらず，企画やマネタイズの部分で本格的なアドバイスが行われた点．具体的には，ペルソナを設定し，ユーザーストーリーを明確化して機能を考えよ，など．

ハッカソンではあったが，企画やマネタイズの部分をかなり詰められた点．5〜6人というチーム開発であるにも関わらず，GitHubやGitLab等の使用が禁止出会った点（AWS上にインスタンスを立ち上げることで半ばライブコーディングができた）．また，AWSの利用に手間取った点．

エンジニアであっても，ビジネスの視点や応用の観点が重要となってくるということ．裏返せば，ビジネスや応用の視点を持つことのできるエンジニアは実際の現場でも重宝されるのではないかということが学べたという点．また，現場のエンジニアから開発に関するアドバイスを多数いただけたため，技術的にも成長できたことが実感できた．

AWSについての基本的な知識．Web開発における基本的な知識．自分はデータ分析やネイティブアプリ開発が主であり，Web開発の経験が多くはなかったが，やはりこのような場では必要なスキルだなと感じた．

成長を感じられたインターンシップであった一方で，実際の実務経験が積めたわけではないため．初日に若手社員によるLTがあり，実際の業務の紹介はあったが，大きい会社であるため，やっておられることも様々であり，自分の働く姿を明確にイメージすることはできなかった．

文面によるフィードバックの評価が高かった．また，自分は総合コース（ハッカソン経験者は通常はエンジニアコース）で選考を受けることを決意したため，ハッカソンでの経験を活かして，営業や企画職で活躍する貴重な人材であるということをアピールポイントにしたため．

理由は2つ．まず，社員の方々の雰囲気が良かった．具体的には，社員間の仲の良さだけでなく，みんなが仕事に前向きな姿勢であるということが伝わってきた．次に，社内の制度として社内起業制度のようなものが充実しており，自分も将来的には自分の事業を持ちたいと思うようになり，いい環境であると判断したから．

参加者限定の早期選考ルートが存在する．合格すると年内に内定が出る．ただし，毎年インターンシップ参加者が選考でもかなり優遇されるという定説が合ったが，今年はオンライン開催であったため，優遇度合いは例年に劣ると考えられる．

漠然とITに関わることを望んでおり，IT企業を中心に考えていた．また，企業規模としてはメガベンチャーの規模を考えていた．まず，IT企業というのは，自分が元々開発が好きで，これからも関わりたいと考えていたから．メガベンチャーを志望していた理由は，大企業のような社会貢献性と，ベンチャー企業のような若手の成長性が良いバランスで共存していると考えていたため．

IT業界に関わりたいという思いは変わらず．企業規模に関しては，大企業で働きたいと思うようになっていった．理由としては，社会貢献性をより重要視したいと思うようになったという点．また，大企業であっても，若手の成長環境が備わっている企業も存在するという点に気づいたから．また，早期に内定がもらえるということで，選択肢を増やすという意味でも選考は受けようと思った．