【輝く若者の挑戦】【16卒】ＡＤＫマーケティング・ソリューションズの夏インターン体験記（ビジネスコース）No.35（早稲田大学/男性）（2017/12/14公開）

広告代理店と言われると「派手そう」「チャラそう」というイメージがあった。そのようなイメージではなく、活躍されている社員の方が実際どんな方なのか見極めたかったから。

3Daysのインターンシップの前に、1Dayのインターンシップが設定されている。そこで3Daysのインターンシップの選考が行われる。1Dayのインターンシップでなるべく好成績を残せるよう、事前課題を徹底的に詰めておくとよい。事前課題に真面目に取り組んでいる者が少ないことから、そこで差をつけられる。

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1日目にやったこと

午前中はまず、インターンシップ参加者の自己紹介とチーム分けを行った。その後、事前に設定された課題について、グループ内で個々人のプレゼンが行われた。午後は、事前に設定された課題をグループで1つのプレゼンにまとめる作業が行われた。プレゼン終了後、明日の課題が発表された。各グループは終電付近まで会社に残り作業をしていた。

2日目にやったこと

朝会社についてすぐ、前日に設定された課題を社員の前でプレゼンした。その後、午前中はグループ変えが行われ、午後のプレゼンの課題が設定された。午後は、そのプレゼンを行った。次に、ADKと取引のある会社の社長が来て講話をした後、プレゼンの課題を学生に伝えた。翌日の課題となり、学生のプレゼンをその社長が評価するとのことだった。

3日目にやったこと

前日に設定された課題を社長の前でプレゼンし、各グループに順位づけが行われた。その後は人事からのインターンのまとめが行われた。インターン終了後、社内で懇談会が行われた。

現場の方

ADKのグッズ

（自分の所属するチームのプレゼンが2位だったことを受けて）あるADKの取引先の社長から「プレゼンをする時の楽しそうな姿やチームワークの良さを加味して1位に選ばなかった」と言われた。

とにかく課題が多い。1～2時間でパワポを含めて1つのプレゼンを完成させろと言われる。それが3回も4回も続き、正直まいってしまった。社員の方も「こんな量の課題をこの時間でこなすのは社員でもやらない」と言っていた。

もちろん、どういう内容を伝えるかも重要だ。しかし内容はどうあれ、どう伝えるかの方が重視されていると感じた。いくらプレゼン内容を詰めていても、プレゼン方法がなっていないと相手には伝わらない。逆に、内容はどうであれ、楽しそうに熱意を持ってプレゼンをしていたチームが高評価だった。

にわか仕込みで準備しようと思ってできることは無いと思う。日ごろから知らない人とでも円滑に仕事を頼み、頼まれるコミュニケーション能力を磨いておくべき。

やはり、派手な業界、体力勝負で仕事をする業界だと思った。周りで高評価を得ていた学生も、かなり体力と知力を兼ね備えていた。自分の適性や能力を考えると、仕事をしているイメージが抱けなかった。

やはり、体力、知力、何よりコミュニケーション能力が足りなかった。3Daysのインターンでそれを実感するのだから、内定を頂けるとは思えなかった。また、インターンを通して、広告業界への適性が無いと気付いたので、16卒の就活でもエントリーはしなかった。

志望度合が下がった理由は、2つある。1つは、高評価を受ける学生と、自分の適性とのギャップを感じたからだ。もう1つは、仕事の内容に関してだ。コミュニケーションビジネスは、人と人とを結びつける仕事だ。インターンに参加して、やはり私は何かを自分で生み出す仕事がやりたいと再認識した。

インターン参加者の中から、有利になったという話を聞いたことがない。また、人事も「本選考とは関係がない」と言っていた。

広告、マスコミ、エンタメ等の業界に重心を置いて情報収集を行っていたが、これと言ってどの企業に行きたいと思っていたわけではなかった。インターンシップも面白そうだと直感したところにエントリーしていた。

広告業界の志望順位が下がった。人と人との間に立つ仕事よりも、自分で何かを作り出す仕事の業界を志望するようになった。具体的には番組制作会社や広告制作の会社を志望するようになった。また、比較的小さい会社を志望するようになったのもインターンを通じて大きい会社が合わないと思ったからだ。