18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 筑波大学大学院 | 女性
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Q.
あなたの学業への取り組みについて教えてください。
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A.
学部時代は「留学生の異文化適応」をテーマに卒業論文を執筆しました。大学での国際交流経験から、日本の生活に馴染めず悩んでいる留学生が多いと感じたためです。留学生と信頼関係を築きながらインタビューを行ったため、「日本人は私の国を下に見ている」、「イスラム教徒だから避けられる」などの本音を聞き出せました。その結果、「他者から見た自分」と「自分から見た自分」のギャップの関連性を明らかにしました。先行研究にない視点が評価され、学部長から表彰を受けました。 大学院では国際文化論のゼミに所属し、「在日外国人のアイデンティティ」をテーマに、外国出身の親を持つ学生にインタビュー調査を行っています。私自身も、日本生まれですが、ルーツの一部が外国にあるというバックグラウンドを持っています。そのため修士論文では、当事者の視点を生かし、アイデンティティがどのような要因で形成され、変容していくのかを明らかにしたいです。その結果から今後の日本の「多文化共生社会」の発展のあり方を考察していきたいです。 続きを読む
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Q.
あなたが学生時代に、(1)最初から最後まで自分が主体となって挑戦したこと、または(2)チームを巻き込んで成果を出したことについて、具体的に記入してください。(※現在取り組み中のものでも構いません。)
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A.
(2) 大学の国際交流カフェの広報を増やし、より多くの人に来てもらえるようになったことです。留学生と日本人学生が多言語でチャットをする、大学の国際交流カフェのスタッフになってから1年、まとめる立場であるマネージャーとなりました。昨年よりも参加人数が落ち込んでいたため、過去の留学生センターでのアルバイトのネットワークを生かして、大学新聞や大学のフリーペーパーなどに依頼し、大学の国際化施策の一例として取り上げてもらうことにしました。そこではわたしがパイプ役となり、掲載するための写真や基本的な情報提供を行ったり、実際に取材にきていただき参加してもらったりしました。またチャットをするだけでなく、カフェに来る動機づけとしてイベントを企画しました。そのイベントの企画は、スタッフの半数をしめる留学生に依頼をし、彼らの国紹介や、ゲームなどを行う内容としました。このように、周囲の多様な人々を巻き込むことで、多方面からの課題解決のアプローチをとることができました。 続きを読む
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Q.
あなたの職業選択と企業選択における基準と重視している点について記入してください。
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A.
「世界と日本をつなげる」ことで、人・モノ・コトの視野を広げ、新たな可能性や価値を作り出すことに貢献できるという基準を重要視しています。私自身、国際交流カフェに参加することで視野が広がり、今まで弱みだと感じていた「外国にルーツがある」という点を強みに捉え直し、可能性を広げられた経験からそう思いました。そのため、特に人の視野を広げられる事業を中心に見ています。企業選択においては、学部時代に取り組んでいた宇宙系サークルにおいて、専門分野が様々な人たちが協力することで、相乗効果を生むことができた経験から、チームワークを生かして仕事を進めていけるという点を重視しています。 続きを読む
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Q.
あなたの絶対的な強み(スキル、能力、性格等)と弱みを具体的な事例を交えて教えてください。 また、その強みを生かして取り組みたい仕事・分野を具体的に記入してください。
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A.
私は自分のバックグラウンドを生かして、多様な国や文化背景の人々と協働しつつ、積極的に多方面にネットワークを築いていける人間です。外国にルーツの一部があることから、日本人の感覚を持ちつつも、抵抗なく海外の文化を受け入れられる点を生かし、国際交流カフェの学生スタッフや、留学生のチューターを務めました。それ以外にも茶道やコールセンターのバイト等8つのコミュニティに所属し、ネットワークを広げました。一方で、多くのことを抱え込み、物事が中途半端になってしまう時があります。私は、この強みを生かして、貴財団では、「国際交流」「多文化共生」「留学生受入」事業に取り組みたいです。 続きを読む